カテゴリー別アーカイブ: ダブルス

トスは右にあげる

「トスは高めに上げる」 は先日、お話しした。

もう一つ

「トスは右にあげる」

東戸塚のスクールで毎日のようにアドバイス。

「トスを右にあげれば、肩の持ちが30年ちがいますよ」

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なぜそうするのかというと

右ひじの位置を両肩の線の延長上に持っていきたいから。

それが一番力の入りやすい場所。

なおかつ、一番肩を痛めない場所。

腕と顔が近いと肩を痛めやすい。

いつもプロのテニスに基本があるといっている松原コーチに対し

えっ、「プロは真上で打っているよ」 と思ったあなたは正しい。

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真上で打っているのに、両肩の延長上に肘が

だから、内旋も最大の力に

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これがプロの打ち方

だが、あんな風に

両肩の線を立てる姿勢

大人になってから始めた一般プレーヤーにできますか?

「こっ、腰が・・・」

だからトスは右に上げ

肩も腰も、無事に30年以上持たせましょう。

30年後も

「いい人がいたな」 なんて言わせない。

わたしと現役でテニスをしましょう。 テニス

 

そうそう

トスを右に代えたとたん

バシッと、鋭いサーブが飛んでいく。

皆さんの笑顔に対し

「楽でしょう」 と私

「両肩の延長上に肘が」 がプロの教える基本なのだ。  水瓶座

 

カテゴリー: ダブルス, 新東戸塚松原TS | 投稿者松原コーチ 15:08 | コメントは受け付けていません。

ダブルスのサイド分担

『うどん県』さん からの最後の質問です

以下がその全文です

 

カラオケ  松原さん
何度もすみません。
ダブルスのレシーブサイドの選択の優先順位について質問です。
①レシーブ
②ストローク
③ボレー
の順で得手・不得手を考えてサイドを選んでいます。
ただし、力に差がある場合は、上手い人がよりプレッシャーのかかるアドバンテージサイドを担当するようにしています。
松原さんならどう考えるでしょうか。
よろしくお願いします。

 

 

 

水瓶座  私の答えです

 

私は若いころ選手時代には

ほとんどアドコートでレシーブをしていました

それはほとんど自分より下のものと組んで

パートナーのカバーをすることが多かったためです

フォアハンド側でカバーする方が

バックでカバーするよりもやりやすいからです

特にスマッシュの守備範囲がこちらの方がよかったですね

 

アドコートの方がプレッシャーがかかるかどうかは

その人にもよるので何とも言えないかもしれませんよ

 

アドコートをやっているうちに

アドコートのレシーブがうまくなり

こちらしかできなくなりました

 

さて

最近はフォアハンドの能力を買われ

ジュースコートを担当することが多くなっています

スマッシュがダメになってきていることも重要な理由鴨

 

自分のことはさておき

純粋に考えると

レシーブサイドは

レシーブ力で考えるべきだと思います

 

フォアがちゃんと打てる人

クロスに持っていける人がジュースコートです

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アドコートはバックの打てる人

ワイドにちゃんとサーブを打たれると回り込めないからです

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それのみだと思います

 

そうそうサウスポーがらみですが

アマチュアは

たいていが、アドコートにサウスポー

両側、フォアハンドです

ATP Masters Series - Rome

プロはその反対が多い

両側ともバックサイド

バックの方がワイドサーブを

ライジングでたたきやすいからでしょうか

 

ストローク力? ボレー力?

どちらのサイドでも必要ですね

中学の軟式庭球部の時が最後で (50年以上の昔)

後衛はジュースコート、前衛はアドコートと決まっているからで

高校で硬式に代わってからは

そう考えたことはありません。 テニス

 

 

カテゴリー: ダブルス | 投稿者松原コーチ 17:19 | 1件のコメント

いつまで相手を見るか

『sho』さんからコメントに質問をもらっていました

以下がその全文です

 

カラオケ  こんにちは。

お時間あるときに、試合中、どのタイミングでどこをどの割合で、見るべきか、アドバイスください。

まず、自分がボールを打つまでは、ボールの軌道。
自分がボールを打った後は、ボールの軌道?相手?

 

 

 

水瓶座  私の答えです

なかなかの難問かもしれません

「まず、自分がボールを打つまでは、ボールの軌道。
自分がボールを打った後は、ボールの軌道?相手?」

これはかなりあっているんではないでしょうか

 

自分が打った後は

相手と自打球と両方見ていますよね

 

問題は打つ前

どこまで相手を見るかということだと思います

例えば

ダブルスのリターン

それなりのサーブなら

ネットマンを見ている余裕はないですよね

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私なら

クロスにいいリターンを返すか

ストレートに抜きに行くか

フォアならどうする、バックならどうする

と、先に考えて、決め打ちです

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体勢を崩されたり遅れたらロブに逃げます

緩いサーブだったら

これはネットマンを見ている余裕がありますから

ボールを目の真ん中で

目のはじっこでネットマンににらみを利かせます

ただしどれくらいネットマンに意識を行かせるかは人によってかなり違う

スウィングを小さめにして

最後の最後まで見ている人もいて

ポーチする相手の動きを待って、抜いて点数を稼ぐ

また、私のように

早目に見切りをつけて

自分のショットを最大限によくするようにする人もいます

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そうそう

当社、千葉地区の支配人に金田コーチというのがいます

彼が明るく言うには

「松原さんのフォアはテイクバックが大きくてポーチ出やすいんですよね!!」

松原さんは

「ポーチに出てこられても、もっと先にすごいのを打ってやる!!」

と思っているのです

奴の動きの逆をと思ってやってみるのですが

逆にはまっちゃうようで

抜いた記憶がありません

 

この辺は性格とテニスのスタイルが大きく関係しますね

 

シングルスの場合は

パスの場合にどこまで見るかですね

ちゃんと見る人もいますが

私は頭の中でしっかり相手を見て

ほとんど決め打ちです

 

あまり相手を気にすると自分のテニスを崩したり

エラーが多くなったりするので

気にしすぎないようにした方がいいのではないでしょうか。  テニス

 

ところで、せっかくのコメントがうまく表示されてないようですね  かたつむり

 

 

カテゴリー: シングルス, ダブルス, 技術全般, 試合 | 投稿者松原コーチ 19:13 | 1件のコメント

印西女子ダブルス初級

8月26日(月)の松原テニスクラブ印西

月例の女子初級ダブルス大会が行われた

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今回は10ペアーの参加

5ペアーづつに分かれての予選リーグ

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上位6ペアーでの決勝トーナメント

下位4ペアーでの順位トーナメント

コンソレもあるので最低6試合のハードな戦いとなった

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4ゲーム先取の予選リーグが終わり、ほっと一息

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6ゲーム先取での決勝トーナメントが

激しい戦いが展開され

決勝戦

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手前、塚本さん、橋本さんのペアーが

6-3で、向こう側、名和さん、和仁さんのペアーに競り勝った

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優勝ペアーは強力なストロークが光り

ネットプレーもそつなくこなしていた

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今回は全体に、平行陣のペアーが多く

ボレーが多かったようだが

ネットへ出て、どこにどう決めるかがよく見えないようだった

また

パートナーが後ろか前で、ロブの処理を誤ることが多く

そこを私が指摘したアドバイスが多かった

さて

次回は、9月30日(月)の開催

要項はこちら

是非たくさんの皆さんにアドバイスもしたいと思う

お待ちしています。  テニス

 

 

カテゴリー: イベント, ダブルス | 投稿者松原コーチ 13:16 | コメントは受け付けていません。

男ダブは1発勝負

シングルスでは1本では決まらないことが多い

だが、ダブルスは違う

いいリターンが足元に入れば

ATP Masters Series - Rome

パートナーがすかさずポーチ

一瞬にして決まる

だからそんなリターンが70%入るなら

やらない手はない

逆に

攻めなければ、先に攻められて

浮いたところをやられる

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極端に言えば

50%以下の確率であっても

やられるよりはいい

 

だから男子プロレベルダブルスでは先に攻める

攻撃は最大の防御

殺らなきゃ、殺られる

打つのに躊躇は要らない

ちょっとくらい不利な体勢からも打つ

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思いきりや反応がよく

宵越しの銭は持たないタイプが強い

(ジョコビッチは違うけど)

 

ダブルスではあんなに叩けるのに

シングルスだとおとなしい人がいるというのは

そうゆうこと鴨。 ひよこ    テニス

 

 

カテゴリー: ダブルス | 投稿者松原コーチ 15:27 | コメントは受け付けていません。

印西女子ダブルス初級

11月19日(月)は

松原テニスクラブ印西、月例の女子ダブルス初級編

たくさんの皆様に来ていただき

たかったのですが

キャンセルが続き、4ペアーの開催最低限数に

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4ペアーの総当たりで予選リーグ

1,2位で決勝戦

3,4位で3位戦 ということで行った

全員、4試合をノーアドのタイブレークセットマッチで

緊迫した試合が続き

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2試合づつ終わって振り返ってみると

平行陣を取るペアーが多いが

配給がなんとなくというか

思い付きでいろんなコースに打っている

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皆さんに雁行陣と同じようにまずはクロスに配給すること

それを深く打ち、相手を対し優位に立って

それからどうするとか

 

パートナーがネットへ出たら

先にいたネットマンは自分の頭の上を簡単には抜かせないとか

 

そんなアドバイスをして後半戦へ

その辺からストロークの打ち合いも活発さを増した

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結局

決勝戦で、名和さん、山田さんのペアーが

6-2で田中さん、島田さんのペアーを下して優勝した

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全員でパチリ

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次回は、12月17日(月)の開催

要項はこちら

ぜひたくさんの皆様に参加してほしい。 ひよこ  ペンギン

 

そうそう

12月3日(月)の2018冬季神奈川県テニスコーチ研修会

相模原インドアテニススクールで行いますが

まだまだ、空きがあります

ぜひこちらの方もメールで申し込んでください。 テニス

 

そういえば

ハードリターンにコメントいただいた、『うどん県』 さん

市民大会でハードリターンをいきなりぶちかますとのことでしたが

どうだったんでしょうね

あおった本人が言うのもなんですが

ちょっと、いきなり試合でというのは ・・・

ちょっと心配しています。 台風

 

 

カテゴリー: イベント, ダブルス | 投稿者松原コーチ 19:12 | 1件のコメント

ハードリターン

片手バックハンドのリターン

ちょっと過激な方法を披露する

片手バックと言ったが

フォアハンドでも、両手バックでも考え方は一緒

先生はこの人

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イチロー鈴木

この写真はヒット狙い

打ちながら、1塁めがけてまっしぐらの写真

この人、練習ではだれよりも

ホームランを確実に打つことで知られている

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じゃあ、試合でも毎打席ホームランでいいじゃん

と思いがちだが

それは違う

なぜ、練習ではコンスタントにさく越えができるのかというと

ピッチャーが協力してくれるから

打ちやすい真ん中高めに、140km/hの直球がくる

イチローはそれに合わせて

体重を後ろに残してフルスウィング

ジャストミートするだけ

 

この条件

いいサーバーのセカンドサーブで見かけないか

バックにそこそこの威力で安定して胸の高さに、140km/h

だから

そこをめがけ

大きく構え

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サーバーが打った、0.7秒後の会合点に合わせてフルスウィング

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相手側のコートにたたきつける

入るはずのスウィング

入るはずのラケット面

当然、当たるはずの場所を

ドンピシャ・タイミングでひっぱたく

エラーするわけがない    テニス

 

理屈はわかった

後はどうやって実現するか

それは素振り

相手サーブを想像し

それにジャストタイミングでフルスウィングをくらわす

できるようになれば本番で

 

もちろん考え方はフォアハンドでも

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両手バックでも同じ

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ファーストサーブが相手でも

タイミング、コースが読めるなら同じこと

ファアだったら、ぱっと動いて

バックだったら、 ・・・

どちらもあるということで

それも素振りしておく

 

問題はへぼなサーバー

フォークボールやチェンジアップ

突然の剛速球

落ちる場所も読めない

予定通り来てくれないと困るのだ。 テニス

 

 

カテゴリー: ダブルス, バックハンド, リターン, 練習法 | 投稿者松原コーチ 18:31 | 1件のコメント

ダブルスのリターン

『うどん県』 さんからの質問

以下がそのコメントの全文です

 

カラオケ  松原コーチ
いつも拝読させていただいています。
片手トップスピンバックハンドについて質問があります。
いつもはラケットを大きく引いて大きくスイングしています。
ふだんはこれでいい球が打てるのですが、速いサーブのレシーブを打つときにはそこまでの余裕がありません。
そこでスライスで返すことが多いのですが、ダブルスの試合では前衛のボレーの餌食になります。

そこで、以下のようなことを考えました。
①ポジションを下げてトップスピンで強く打つ。
②小さく引いてトップスピンを打つ。
③スライスロブで逃げる。

どれがよいか、あるいは他の方法があるか、松原コーチの考えをお聞かせください。
よろしくお願いします。

うどん県 より

 

 

 

水瓶座  私の答えです

松原テニスクラブ印西のツワモノ会員、Yさんがこう言っていました

スライスでレシーブしてくれたら

ダブルスコートどこでも取れますよね

松原さんは

私には無理ですと答えましたが

ネットでの動きが速く反応のいい人はそうなんでしょうね

そういえば、プロは普通のスライスリターンはしませんね

 

じゃあ、スライスでは絶対無理かというとそんなことはない

普通ではない、早いタイミングで返せばいい

具体的には

リターンダッシュです

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それとも

クロスのスライスロブです

③のスライスロブで逃げるですね

プロならぶんなぐられますが

スマッシュ力の弱いアマチュアなら執行猶予状態にできます

ストレートに上げるとやられるか、エラーの確率が増えます

 

さあ

①    ポジションを下げてトップスピンで強く打つ。 はどうでしょう

これはシングルスでは男子プロの試合で

特にクレーコートでよく見かけます

ダブルスでは

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プロ並みのスウィングスピードの人が

アマチュア相手にやるならOKでしょう

私が教えていたジュニアの子がやっているのを見ましたし

私も彼に抜かれたことを覚えています

 

プロがプロ相手にやったら

たぶんネットマンに殴られます

 

普通のアマチュアが、アマチュア相手にやったら

やっぱり、ネットマンに殴られます

 

②    小さく引いてトップスピンを打つ。 ですが

これはアリです

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構え遅れがなくなる

鈴木貴男がよくやっていました

彼は、鈴木・岩淵のコンビで

ジャパンオープンで優勝しています

ライジング気味に叩いてリターンダッシュ

という光景が目に浮かびます

実はこのプレー、プロでは得意な選手が多い

両手でも片手でも

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フォアよりもやりやすい

だからプロでは

ジュースコートを守るサウスポーが多いのだと思います。 テニス

 

さて、もう一つの大胆な提案があるのですが

ちょっと長くなったので次回に ・・・  ペンギン

 

 

カテゴリー: ダブルス, リターン | 投稿者松原コーチ 20:19 | 1件のコメント

ダブルスの基本

松原テニスクラブ横浜

昨日の月曜日

平日に来ている女性会員さんたちの企画している練習会だった

そこで、アドバイスした話

まずは、きっちりクロスに打って、試合を構成するというお話

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最初、クロスに打ち (ルールで決まっている)

それを前提のポジションにいるからだが

通常、クロスの打ち合いから始まる

そこからどう展開し

どう決めるか? どう守るのか?

というのが課題

ストローカーなら

クロスに打ち勝って

甘くなったボールをネットマンに決めさせる

甘いボールをストレートに抜く

ボレーヤーならネットへ出て平行陣

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もちろんボレーも基本はクロス

そこから

雁行でも並行でも、ポーチ

ATP Masters Series - Rome

クロス打ちからそんな意味のある展開へ

なんとなく気まぐれに意味のない展開をすると

こちらに空きができて破綻する

パートナーも自分もクロスラリーを前提の

ポジション取りをしているから

 

いろいろな展開

いろいろなウィナーが考えられるが

その前、始まりはいつもクロスなのだ。 テニス

 

 

カテゴリー: ダブルス | 投稿者松原コーチ 18:31 | コメントは受け付けていません。

印西女子D9月

松原テニスクラブ印西

月例の女子ダブルス初級編

8月から1週後の9月3日月曜日の開催だった

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5ペアーの参加だったので総当たりのリーグ戦

他の4ペアーすべてと

ノーアドのタイブレークセットマッチで対戦した

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2面のコートを使い4ペアーが試合

1ペアーは休憩なので

その間、休憩ペアーといろいろお話することができた

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激戦が展開され

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試合するごとにうまくなっていくのがわかる

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苦しいときのロブの上げ方や

平行陣でのポジションなど

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試合結果の方は

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ストロークのコース打ち分けやロブもうまかった

和田さん、鶴谷さんのペアーが4戦全勝で1位

名和さん、山田さんのペアーが3勝1敗で2位となった

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試合後の全員集合

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さて次回は、10月29日(月)の開催

要項はうちのHPのこちらから

テニスは試合ですやればちゃんとうまくなる

松原さんのアドバイスを聞くともうちょっと勝てるようになる

是非、たくさんの皆様の参加、お待ちしています。  テニス

 

 

カテゴリー: イベント, ダブルス | 投稿者松原コーチ 19:45 | コメントは受け付けていません。