『うどん県』 さんからの質問
以下がそのコメントの全文です
松原コーチ
いつも拝読させていただいています。
片手トップスピンバックハンドについて質問があります。
いつもはラケットを大きく引いて大きくスイングしています。
ふだんはこれでいい球が打てるのですが、速いサーブのレシーブを打つときにはそこまでの余裕がありません。
そこでスライスで返すことが多いのですが、ダブルスの試合では前衛のボレーの餌食になります。
そこで、以下のようなことを考えました。
①ポジションを下げてトップスピンで強く打つ。
②小さく引いてトップスピンを打つ。
③スライスロブで逃げる。
どれがよいか、あるいは他の方法があるか、松原コーチの考えをお聞かせください。
よろしくお願いします。
うどん県 より
私の答えです
松原テニスクラブ印西のツワモノ会員、Yさんがこう言っていました
スライスでレシーブしてくれたら
ダブルスコートどこでも取れますよね
松原さんは
私には無理ですと答えましたが
ネットでの動きが速く反応のいい人はそうなんでしょうね
そういえば、プロは普通のスライスリターンはしませんね
じゃあ、スライスでは絶対無理かというとそんなことはない
普通ではない、早いタイミングで返せばいい
具体的には
リターンダッシュです
それとも
クロスのスライスロブです
③のスライスロブで逃げるですね
プロならぶんなぐられますが
スマッシュ力の弱いアマチュアなら執行猶予状態にできます
ストレートに上げるとやられるか、エラーの確率が増えます
さあ
① ポジションを下げてトップスピンで強く打つ。 はどうでしょう
これはシングルスでは男子プロの試合で
特にクレーコートでよく見かけます
ダブルスでは
プロ並みのスウィングスピードの人が
アマチュア相手にやるならOKでしょう
私が教えていたジュニアの子がやっているのを見ましたし
私も彼に抜かれたことを覚えています
プロがプロ相手にやったら
たぶんネットマンに殴られます
普通のアマチュアが、アマチュア相手にやったら
やっぱり、ネットマンに殴られます
② 小さく引いてトップスピンを打つ。 ですが
これはアリです
構え遅れがなくなる
鈴木貴男がよくやっていました
彼は、鈴木・岩淵のコンビで
ジャパンオープンで優勝しています
ライジング気味に叩いてリターンダッシュ
という光景が目に浮かびます
実はこのプレー、プロでは得意な選手が多い
両手でも片手でも
フォアよりもやりやすい
だからプロでは
ジュースコートを守るサウスポーが多いのだと思います。
さて、もう一つの大胆な提案があるのですが
ちょっと長くなったので次回に ・・・