カテゴリー別アーカイブ: バックハンド

バックはちょっと練習が

これは私だけの問題かもしれないが

フォアハンドは

何のウォームアップもなしにでも

いきなりフルスウィングのデモができる。

でも

バックハンドでは無理。

 

フォアの場合は

腕のひねりを使わないようにしているので

インパクトの面は

必ず、安定する。

1604for

バックは

垂直面を保つ必要がある

それには腕を外旋していく必要があるので

ちょっとアップしてからでないと

安定性に自信がない。

waw1604bkt

もしかしたら

バックは振り遅れが許されないので

単純に、身体が温まるまでは

うまくいかないだけかもしれないが

私の場合は

そうなのだ。

 

もう一つ

バックハンドの名人を見ていると

構えがすごく速い

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単にそれだけの問題なのかもしれない。

次回

ガスケの構え

しっかりと、試してみよう。  テニス

 

 

 

 

カテゴリー: バックハンド | 投稿者松原コーチ 21:09 | コメントは受け付けていません。

スジガネ君の独り言

素晴らしいフォームで

しかも、すごい勢いで振れば素晴らしいボールが打てるはず。

1604nisikorifor

だから、いいフォームを身に着けるため、懸命に素振りをしたりする。

私、スジガネ君が誕生したのもそのため。

スジガネ君は手首をこねたりできないので

いいフォームでしかスウィングすることができないからだ。

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スジガネ君はそんなわけでいいフォームで完璧なショットを打てるわけだが

実はちょっとした秘密があり、ズルをしている。

それを今日は告白しなければならない。 そのズルというのは

「ボールは絶対にラケット面に向かって正確に飛んでくる」

ということに決めてある。

それが前提になっていることなのだ。

完璧打球の十分条件、正確なヒットと完璧なフォームの2つ。

cimg1615

だが、スジガネ君には正確なヒットの能力が実はないということを告白しておく。

さて、この正確なヒットだが、2つの要素がある。

1つ目はそのコース、そして2つ目はそのタイミングだ。

コースの要素は3次元、タテ、ヨコ、タカサ

+タイミングとしてのジカンだから

4次元の軌道計算が完璧にできないと正確なヒットにはならないはず。

そんな正確なヒットを何とかするために考えられたのが

「ボールをよく見る」こと。

だが、文字通りボールをしっかり見て追尾し続けたら

軌道修正を永久にし続け無くてはならない。

しょっちゅう修正で、あげく最後は小手先で合して何とかする。

実はこれ、初級者の打ち方。

実際に最後に小手先を動かして合わせてみる真似をすると

ちゃんと初心者っぽいフォームが再現できるから

コーチの人は悪い例としてマスターしておくべき技術、鴨。   テニス

 

 

 

カテゴリー: バックハンド, フォアハンド, 年寄りのひとりごと, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 12:32 | 1件のコメント

バックでゴロゴロは

『光太朗』 さんからの質問

以下がそのコメントの全文です。

カラオケ   いつも楽しく拝見してます。
光太朗と申します。
質問です。
この練習は片手バックのトップスピンでも有効ですか?
バックはスライスかクロスのフラットを
恐る恐る打つしかないので。
是非トップスピンを習得したいです。

光太朗 より

 

 

 

水瓶座   私の答えです

一言でいうと、「否です」

フォアハンドのテイクバックは

面が下を向く

1604for

それを、面がだんだん上向きになって行き

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バックハンドのテイクバックは

片手でも、両手でも

面がやや上を向き

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垂直面を作って保ったまま

wawrinka1604bk

もしかしたら、面を被せていき

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だから形から言って

ゴロゴロはフォアハンドの場合は

完璧に役立つ。

 

バックハンドの場合は面の向きの動きが

違うため

地面の上でのゴロゴロで覚えてしまうと

ラケット面を伏せて引く

変な癖がつくかもしれない

そうすると

スピードが出ない

ということです。

 

ただし

ラケット面の上で転がす感覚は

フォアもバックも同じ

違いは

下向きの面を使うかどうかという部分。

 

だから

下向きにならないように

斜め上に向けた板の上にボールを置き

それを斜め上に転がしだせばいい

と、理屈では思っている。

 

椅子やベンチを斜めに倒し

その背もたれなどで実験しているのだが

間に合わせではなく

専門の道具を作らなければ

どうもうまくいかないので

めんどくさい

(スジガネ君を作るよりよほど簡単ですが)

モノがないので、写真もない

ちょっと

躊躇しているところです。  テニス

 

 

 

 

カテゴリー: バックハンド | 投稿者松原コーチ 15:36 | 1件のコメント

強力フラットに対して

『たかちゃん』 さんから質問をいただきました

以下がそのコメントの質問部分

 

カラオケ  ・・・

ストローク対ストロークで、上級者が打つようなフラット系ストロークが来たとき、ストロークで返すときのコツ、セオリーがあれば教えて頂けますでしょうか?

スピードあるフラット系に対してフラット(同じような球種)で返そうとしてネットか、スピンでこすり上げすぎてガシャル⁈ことが多いです。

どうぞよろしくお願いいたします。

たかちゃん より

 

 

水瓶座   私の答えです

フラットに対してはフラット、トップスピンに対してはトップスピン

スライスで来たらスライス

という風に

同じ球質で打ち合うのが、エラーを少なくする方法です。

それが

ボールの飛んでくるコースやタイミングに

自然に合う方法です。

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特に速いボールやこちらの体制がととのわないときは

特にそうです。

 

もう一つの方法は

スライスで返球すること

スライスは用意するのに一番時間がかからない

基本的に後ろ気味の打点なので

時間のない場合にも何とかなりやすいのです。

nisikorifsu1510

逆にフラットやスライスに対しトップスピンで対抗するには

少しの時間的余裕が必要になります

それは

スウィングに時間がかかること

地面と平行に飛んでくるボールに対し

縦方向成分の多いのスウィングで

正確にインパクトさせる必要があるからです。

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さて

フラットの速いボールに対し、フラットで打ち返す場合ですが

速い相手ボールは重い

重いボールはこちらの面をぶれやすくする

だから

しっかりグリップを握り、面を保つこと

1601nisikoritsfr

保たせるためにインパクト後フィニッシュまで

面を保持するつもりで打つといいでしょう。

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それと

どうしても勢いが出ちゃう

肩の上まで振り切らないで

打球方向まで腕が出たら終わり

(ジョコビッチのバック写真のイメージで)

小さめのフィニッシュを心がけるといいでしょう。

 

バックハンドも考え方は一緒です。  テニス

 

 

 

カテゴリー: バックハンド, フォアハンド | 投稿者松原コーチ 15:40 | 1件のコメント

トミーテニス塾

本日はトミーテニス塾の日

5人の皆さんが参加してくれた

CIMG2314

変な写真と思われるかもしれないが

トップスピンを転がしでかける

回転感覚のドリルなのだ。

 

1,2時間目はフォアハンド

飛んでくる相手ボールの線をイメージして

美しい自分が打ち返すイメージ造りから始め

弧を描くスウィングを前提に

面の作り方、構え、テイクバックをかなりみっちりやった。

 

そして3時間目はバックハンドとサーブ

clijsters1603imp

このイメージ

前腕2本とラケットで作る、Yの字

その各々の角度を固定して打つ。

 

片手打ちの人は

右前腕とラケットの角度を同じく保って。

 

これだけで皆さん安定したバックを打てるようになった。

 

そのための余計な練習

CIMG2315

何を持っているか? というと

ボールを集めるかご

これをバケツに見立て

水撒きの要領で

1直線にぶちまける。

正しいグリップは、なんて指導し

CIMG2317

まあ

しつこく言うと

1603djokyokoback

前腕とラケットの、Yの字を固定して打てば安定するのだ。

 

さて

その後はサーブ(最後の種目)

CIMG2324

内旋、外旋の往復運動

しかもゆっくり振るのが基本。

それにより

インパクト後にラケットヘッドが腕を追い越していく。

そして毎回、疲れても同じテンポが再現。

 

この後、スピンのかけ方を練習し

皆さん固定した手首でかなり安定してきた。  テニス

 

さて、次回は、4月13日(水)

今回の皆様も

初めての方も

生の松原さんに会えるチャンス

ぜひ参加してください。    テニス

 

 

 

カテゴリー: イベント, バックハンド | 投稿者松原コーチ 18:08 | コメントは受け付けていません。

トミーテニス塾

今日はトミーインドアでの

松原コーチのテニス塾

男性2名、女性1名の参加

3時間とも同じ方たちだ。

CIMG2226

例により

写真は最後のスライスのみ

 

今日は、1時間目がフォアハンド

ラケットヘッドがインパクトでもそうだが

構えから、すでに上がってしまう人が全員だったので

まず構えを下げてもらい

ラケットのトップスピンをかけていく方向の

エッジから振れるよう

インパクト直後までスウィング全域で

反対のエッジ側にしっかり下げてもらった。

 

もうこれだけで皆さんしっかり打てるようになったので

やめようかとも思ったが

そんなわけにもいかない。

 

そこで

その形を利用して

さらに腕を下げ

低いボールをサイドスピンで打つ練習。

 

これはボーリングのフックボールの要領。

 

面感覚を意識し

面をしっかりと下向きにする練習

その後で普通の高さのフォアハンドに。

 

次に高い打点のワイパー

 

最後は

高いボールの時も強いボールを打てるよう

テイクバックからラケットを下げないで

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高い位置でのスウィング。

í0ó0°03ÿ7ÿ

これは今日のではないが

イメージのために。

 

そうそうそれとクロス逆クロスの打ち分けも。

 

もちろんこれだけを1時間でできるわけがない

皆さんのフォアハンド波動を受け

2時間目に大きく食い込んでのレッスンだ。

 

さて

次はバックハンド

全員両手打ち

clijsters15602imp

グリップから延びる

2本の前腕とラケットの角度を固定

ここを意識して打つことをめざし

感覚をつかんでもらった。

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最後はスライスとボレー

打点を顔から離すこと

凹型の弧を描いた

わざとらしいくらい大きなスウィング。

CIMG2224

皆さんきれいに打ってくれていた。

 

あっという間の3時間

あっという間に東戸塚に帰ってきて  車 (セダン)

キッズのレッスンに参加。

 

ブログが終わったら

いつもの、緑園太陽整骨院に行き

田中先生に膝と腰の角度を直してもらうつもり。

 

明日はお休みだ

お疲れ様でした。  テニス

 

そうそう

次回は、3月9日の水曜日

フォアハンドみっちりの予定だ

たくさんの参加をお待ちしています。  テニス

 

 

カテゴリー: イベント, スライス, バックハンド, フォアハンド, ボレー | 投稿者松原コーチ 18:42 | コメントは受け付けていません。

片手バックの腰とひざ

先日、東戸塚松原テニススクールでのシングルス

優勝した遠藤さんを見ていて

片手バックハンドの下半身に感心した。

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腰が少し後ろに引け

右ひざが前に出ている。

これが

腰の位置をうまく決め

いわゆる腰の入ったスウィングをするコツなのだ。

 

片手バックの得意なプロはみなこの形。

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ワウリンカもガスケも

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片手バックのスウィングは

腕も伸び気味に使うため

(決して伸ばし切らないが)

回転半径も大きく、時間もかかる。

ただしその時間がかかることを利用して

腰の入りを

スピードアップにつなげることができる。

 

だから

うまくできれば

両手打ちよりもすごいのが打てる可能性もあるし

うまくできないと

欠点がすぐに表に出て

苦手種目になる可能性も大きい。

 

だから片手をやるなら

徹底的に得意種目にした方がいい

普通という人はあまりいない。

ばっちり得意か?  しっかり苦手か?

 

技術の話に戻ると

2枚目のガスケの写真のように

ボールがバウンドするころには

大きくテイクバックし

しっかり膝を前に出して

心の中で

「捕まえた」 と叫ぶ。

あとは

自分の才能を信じて振り抜くのみ。

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そうなりたかったら

上の3人のように

かなり早く右ひざを出して構えることだ  テニス

 

 

 

カテゴリー: バックハンド | 投稿者松原コーチ 18:17 | コメントは受け付けていません。

バックもワイパー

先日の東戸塚オープンシングルス

結果報告もまだなのだが

その時のレッスンで

優勝した遠藤さんからの質問に

答え切れていないのが頭の隅に引っかかっている。

 

「バックハンドを短く打つには?」

ということの答えだ。

 

結論を言っちゃうと

フォアハンドと同じように

ワイパースウィングで下に引っ張り込むことなのだ。

 

ここは名人のワウリンカに手伝ってもらう

まず構えは上下動がつけやすいよう

 

ラケットヘッドを高めにセット

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(ここで面が少し上向きなのがフォアとは違う)

ループスウィング

いや振り子かな?

ラケットヘッドを下から打点にぶつけていく。

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その時に

アウトサイドイン

遠目から引っ張り込みながら打つようにすると

飛距離調整もやりやすいし

パワーアップにもなる。

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そして

上にラケット面が右上に抜けていき

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さらに、ワイパー気味に引っ張り込み

wawr1601bkf

前ではなく自分より右にフィニッシュする。

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フォアハンドと同様

この引張り具合と

フィニッシュの高さで

打球の飛び出し角度を加減できるのだ。

つまり打球の深さが打ち分けられる。

普通のラリーなら

ベースラインが怖くなくなる。

 

既にトップスピンが打てている人なら簡単

しっかり打点を前に取り

ワイパーをやってみよう。

 

そうそう

ワイパーをマスターするために

頭よりも高い打点で打ってみるといい。

本当にわざとらしいくらい、ワイパーにして

右下に引っ張り、振り抜く。

 

これは

実際の試合でも使える。

それから打点を下げていけば

案外、簡単にマスターできると思うので

試してほしい。  テニス

 

 

 

カテゴリー: バックハンド | 投稿者松原コーチ 18:40 | コメントは受け付けていません。

浅く打てること

今年、2つ目のテニス大前提話

ボールの深さのお話しだ。

 

一般に信じられている迷信に

深いボールがえらいというのがある。

確かにシングルスのラリーで

深いボールで相手を追い詰めれば

甘いボールが返ってきて

こちらのチャンスになる。

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だから

コート外のコーチは

深く打て、フカク打て、フカクウテ!!!

というのだが

 

コート内の当事者にしてみれば

怖いのは、アウト

浅くなってしまうことではない。

 

テニスという競技にとって

本質的に大事なのは

ラインの内側に打ち込むこと。

その範囲で

深くや、コーナーや、鋭角に打ち込めればいい。

 

だからナダルは

堂々と

サービスライン内にハードヒットしている。

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たぶん、世界1の臆病者なのだ。

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日本のテニススクールなら

上級に上がれないかもしれないが

彼は世界のトップにいるのだ。

 

浅く打てる人がえらいのだ

几帳面さでも世界のトップだ

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ナダルはえらいのだ

きっと、怖くて、コワクテ、こわくて

アウトなんてできないのだろう。

 

勝ちたかったら

「必要なだけ以上」 に浅く打てること

そうじゃなければ

思いっきりなんて打てない。

 

相手の浅い返球は

それ以上に浅く打たなければ

アウトになってしまう。

 

浅く打てること

しかも、思いっきり打てることが重要なのだ。

 

安心して打ち込めるようになろう。  テニス

 

 

 

カテゴリー: バックハンド, フォアハンド, ボレー, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 19:18 | コメントは受け付けていません。

左右のバランス

最近、バックハンドの調子がいい。

積極的にバックで攻撃を仕掛ける。

 

しかし

こうゆうふうになると

フォアハンドがさび付いてくる。

 

フォアハンドというのは

手間がかかるし

デリケートなもの。

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フォアハンドだけを考え

フォアハンドのために動いているときに

最高のパフォーマンスになる。

 

つまり

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こうゆう構えができるようなときは

少なくとも、私の場合

フォアハンドがうまくいかなくなる。

 

もちろんガスケやワウリンカのように

本当に必殺の、すさまじいバックハンドが打てれば

それはそれでいいのだが

なかなかそうはいかない。

 

これまで言ってきたバックハンドとは

片手バックハンド

大振りのフルスウィングのことなのだが

はまった時の片手バックハンドは本当にすごい。

Wawrinka1511bkf

プロの場合

片手バックの選手は

バックハンド命というくらいの

両手バックでは考えられないようなハードヒッター

それとも

ややバックハンド側が

プロにしては弱いタイプ。

 

フェデラーのような

すごく強いフォアハンドと

強い片手バックハンドを持つプレーヤーは少ないのでは。

 

一方

両手バックのプロは

両手バックの特性で

ほとんどのプロが

そこそこに強力なバックハンドを持っている。

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そして

超強力なフォアハンドと組み合わせる。

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両手バックは

構えが少し遅くても

大きなアクションがなくても打てる。

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フォアハンド命の場合には

両手バックとの組み合わせの方が

片手バックとのそれより

まさっているような気がする。

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生まれ変わって

もう一度

若手のフォアハンド命プレーヤになったら

両手バックにしようかなっと思っている今日この頃だ。  テニス

 

 

 

カテゴリー: バックハンド, フォアハンド, 年寄りのひとりごと, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 18:01 | コメントは受け付けていません。