カテゴリー別アーカイブ: フォアハンド

低くてもワイパー

低くてもワイパー

これはフォアハンドの話

先日の印西女子ダブルス

頭くらいの高いところはうまくワイパーでこなすのに

普通の打点だと

真っ直ぐトップスピンを打とうとしての

エラーが見られたので

お互いに、忘れないうちに解説しておこう。

 

打点が高いときは

ラケットヘッドが上を向き

立った状態になる

強く打ちたければ

ワイパーにしか打ちようがないので

トップスピンを打てる人から見れば

ある意味簡単。

1603nisikori finis

しかし低い打点になると

真っ直ぐにフラットにも打てるし

ラケットを寝かして下から上にまっすぐ

トップスピンをかけることも可能なのでかえって難しい。

 

じゃあ

トッププロはどうしているかというと

この低めの高さでもワイパーを使うのだ

rad1604finp

ラドワンスカの肘の高さ

rad1604ffnis

2枚の写真共、ほぼ同じ高さだが

この2枚の間も

肘をこの高さに

ずうっと保つつもりで

肘を支点にした

低い位置でのワイパーをイメージしてほしい。

 

写真がないが

もっと低い高さ、膝の当たりでも

ワイパーするといいので念のため。

 

そうすれば

ワイパーの下への引っぱり具合で

あらゆる高さ、深さにコントロールできるようになるのだ。

 

もちろん、ワイパーで

上体の左にフィニッシュするわけだから

スウィングはアウトサイドイン

離れたところから、引っ張り込む感覚が重要だ。  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 15:48 | 1件のコメント

女の子は脇が閉まる

フォアハンドの話

昨日の続きだ

 

女性は腕力が弱いから

ラケットの重みまで加わった腕を支えるのが大変

 

男性のコーチは

テイクバックで

高いところから引き

後ろで回すと

力強く

スピンも自在に打てると思っている。

 

男の子だと腕力があるから

Kei Nishikori

脇が相手もラケットと腕の重さを支えられる

 

女の子は腕を支えるために

つい

脇が閉まり気味になる

閉まれば面は上を向かざるを得ない。

jankovic1604ftk

その上に脇を閉めろという

コーチや先輩、父親なんかもいる

 

男の子ならコーチの言うことなんか聞かない。

 

だけどそのままではアウトするから

振り出す直前に面を伏せる

azarenka1604fr

ここは

やはり

低めから

弧を描いて凹型に

引いていくことが必要なんじゃないかと思う。

 

それなら

閉まった脇で引き始めてもOK

 

こうなれば

heninfr1604

世界1のフォア、完璧だ。  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 19:07 | コメントは受け付けていません。

フォア、女性の引き方

『オレンジ』 さんからの質問

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  松原コーチこんにちは。フォアハンドの教え方について質問させてください。
私は松原コーチのフォアハンドのテイクバックの理論に凄く賛同しており、人に教える機会もあるのですが、女性の人やジュニアの女の子などは、松原さんがやってはいけないと言われているようなフォームに自然となってしまう傾向にあります。
どうやら、力がない→ボールを遠くに飛ばしたい→面が上向きで引いていく→レベルが上がるほど面がとっちらかる、という感じのようです。最近は両手バックのほうが安定していてバックに回り込んで打っているジュニアの子もいます。
あんまりしつこくアドバイスするといやがられるので言わなくなりましたがなんとかなおしたいです。
以前同じような癖がある女の子がソフトテニスに転向したらすぐなおってました。硬式ボールで打たせるのが早すぎるのでしょうか?何かいい解決法があれば教えてもらいたいです。お願いします。

オレンジ より

 

 

 

水瓶座   私の答えです。

女性のテイクバック

これですよね

jankovic1604ftk

プロの場合

この後、面を下向きに作り直すのですが

正確に行かない場合もある。

さてどうすればいいでしょうね?

 

男性だとこの形から振り出すと

たいていは吹っ飛ばしますよね

それとも被せようとしてネット。

 

女性の場合には

これで、以外にもラリーが続く。

理由は

腕の力が弱いので

徐々に被せていくことが男性よりはしやすい

スウィングスピードが弱い分

上に打ってしまってもベースライン内に落ちる。

特に子供たちの場合はそうですね。

 

それと

もしかしたら

コーチがそう教えているとか

上向きのテイクバックでも

入っているなら直さないとか。

被せることでスピードアップとか。

 

男の子だと

うまくいかなければ

理屈で入ったり

男子プロのまねをしたり。

Kei Nishikori

女の子は

まじめですから

コーチの教えるとおりにやろうとする。

そのうちにそれなりに入るようになる。

tennistm1604

でも

相手ボールが浅くなったりすると

短く打って決めるのは ・・・・

だったり

 

面を上向きに引くと

世界のトップクラス女子プロも

試合終盤のどさくさで

急に、エラー連発になることがあります。

 

やはり

コーチのレベルが上がり

いいコーチがそろい

どのコーチも

いい引き方を教えるようにならなければだめでしょうね。

 

ちゃんとしたテイクバックを進めるコーチが

自分だけの場合

うるさいやつと思われるのが落ちかもしれません。

 

それと

「ソフトテニスに転向したらすぐなおってました。」

という話ですが

soft1604tb

ソフトテニスはバウンドが低い

打点が低めになる

それに合わせて

下からテイクバックする

CIMG2720b

ウェスタングリップで

手の位置を下げれば

面は自然に下を向く。

ゴロゴロテニスをするように

凹型の下に弧を描いた引き方が

面を下向きにする引き方が

自然にできちゃったのでしょうね。

 

だから

覚える順番ですが

低い打点でまず覚える

そして

高い場合のテイクバックを

面を後ろに向けるよう

意識的に覚えさせる

そんな順番が必要なのでしょうね。

 

そしてこんなテイクバックが常識になるように

そんなコーチが増えてほしいですね。  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 19:59 | 1件のコメント

スジガネ君の独り言

素晴らしいフォームで

しかも、すごい勢いで振れば素晴らしいボールが打てるはず。

1604nisikorifor

だから、いいフォームを身に着けるため、懸命に素振りをしたりする。

私、スジガネ君が誕生したのもそのため。

スジガネ君は手首をこねたりできないので

いいフォームでしかスウィングすることができないからだ。

cimg5098

 

スジガネ君はそんなわけでいいフォームで完璧なショットを打てるわけだが

実はちょっとした秘密があり、ズルをしている。

それを今日は告白しなければならない。 そのズルというのは

「ボールは絶対にラケット面に向かって正確に飛んでくる」

ということに決めてある。

それが前提になっていることなのだ。

完璧打球の十分条件、正確なヒットと完璧なフォームの2つ。

cimg1615

だが、スジガネ君には正確なヒットの能力が実はないということを告白しておく。

さて、この正確なヒットだが、2つの要素がある。

1つ目はそのコース、そして2つ目はそのタイミングだ。

コースの要素は3次元、タテ、ヨコ、タカサ

+タイミングとしてのジカンだから

4次元の軌道計算が完璧にできないと正確なヒットにはならないはず。

そんな正確なヒットを何とかするために考えられたのが

「ボールをよく見る」こと。

だが、文字通りボールをしっかり見て追尾し続けたら

軌道修正を永久にし続け無くてはならない。

しょっちゅう修正で、あげく最後は小手先で合して何とかする。

実はこれ、初級者の打ち方。

実際に最後に小手先を動かして合わせてみる真似をすると

ちゃんと初心者っぽいフォームが再現できるから

コーチの人は悪い例としてマスターしておくべき技術、鴨。   テニス

 

 

 

カテゴリー: バックハンド, フォアハンド, 年寄りのひとりごと, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 12:32 | 1件のコメント

ごろごろ転がすと吉

いろいろなレッスンや研修会で

何度も説明し

何度もやり直しているのがフォアハンドのテイクバック

打つはずの面で構え

そのまま

腕を外旋させないよう、ひねらないように引く

CIMG2720b

ということなのだが

なかなか伝わらない。

 

昨日のトミーテニス塾でやったのは

先月に続き、ゴロゴロ

CIMG2314

これは先月の写真

(今月分はまた後程)

ベースライン上に置いたボールを

下に向けたラケット面で

ネットへ向けて転がすというもの。

 

この後

前の方に

自分でボールを落として

トップスピンでこすりあげ

スピン感覚を作るというコース。

 

こうすると面は下向きにならざるを得ず

弧を描いて凹型にテイクバックせざるを得ず

自然にトップスピンになっている。

roddickwaki

ごろごろ転がしているのを見ると

なんだか暗い感じもするし

教わるほうは

いきなり低レベルに

初心者扱いされた感じかもしれないが

効果は抜群。

 

一目さえ気にしなければ充分試す価値がある。

現代的プロのフォアハンドは

人により、スピン量の多い少ないはあるにせよ

トップスピン的使い方が基本中の基本

 

トップスピンが思ったようにかからない人

安定して打てない人にはぜひお薦め。

こんな単純練習で

一流のトップスピナーへの道が開ける鴨。 テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 18:49 | 2件のコメント

現代的フラットは

昨日の説明への

『MRーS』 さんからのコメントです。

 

カラオケ  回答有難うございました。
MRーSは今年13年目の車検でチョット税金が上がります(車屋さんの陰謀です)が、未だ40,000㎞チョット。現役バリバリです。今の時期はオープンで楽しんでます。
スライス面でのフラット‥。
ウーン、成る程。納得です。コナーズの写真も嬉しかったデス。
では、ドライブ系のフラットって言うのは「押し出す」感は無いのでしょうか?感覚的な話は理論派の松原さんに怒られそうですが、宜しくお願いします。

MRーS より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

40,000㎞チョット。現役バリバリのMRーS

楽しそうですね。

 

さて、テニスの話へ

トップスピン系のフラット気味ショットですが

押すというよりも、打球方向にぶんなぐる

いや、ひっぱたく

1603nisikorifor

現実には

forswing140221

ですので

ラケット面は左前に動くとしても

手はオレンジ方向と

遠心力に逆らう、ネイビーブルー方向の間に向かって力を入れるはず

手は左に引っ張り込む

つまり

アウトサイドインの力加減です。

 

しかし

私がいつも言っているように

ラケット面の動きや当たり具合を感じる

自分がラケット面になっちゃう

そうすると

腕の力方向と違っていても

打球方向に押す感じを頭の中に持っていても

ちっとも不思議ではないと思います

fede1604frimp

実は私の感覚にもあります。

打球方向へのひっぱたき感や押し出し感です。

 

ただし

押せ押せというと

ほんとに押そうとする人が出てきて

情けない当たりになりやすいにので

注意が必要なのです。

 

先ほどの図を客観的に見れば

打球方向に押せるわけがないのです。

 

ところで

揚げ足取りになりますが

ドライブという言葉

本来はストロークのこと

特に力強いやつ

アンダースピンドライブという言葉もあるのです。

 

ですから私は

トップスピンといっています。  テニス

 

 

 

カテゴリー: くるま, フォアハンド | 投稿者松原コーチ 19:52 | 1件のコメント

フラットフォアの今昔

『MRーS』 さんからフォアハンドの質問

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  久しぶりにコメントさせて頂きます。MR-Sの件で以前コメントした者です。
さて、今回のフラットの件で質問が有ります。私の考えるフラットはボールが当たってからラケット面を打つ方向に押し出す(?)イメージです。これは感覚的 な物ですがジミーコナーズ(ボールを運ぶ?スイング)がそうだったと思いますが、現代のフラットはこう言ったスイングイメージでは無いのでしょうか?
ドライブで球が高く浮くとポーチされてしまう現状に、今更ですがポーチされにくい速いフラットを緩い返球からいきなり打込むスイングが欲しいと思っています。

MRーS より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

車の方のMRーS君はお元気ですか

私の方は

R34からF50シーマに代わりました

重量級ですが

これもけっこうスポーティーな、運転が楽しいクルマで

気に入っており

元気にしています。

そうそう

ディスプレーもモーター交換で無事治りました。

 

テニス  さて、フォアハンドのお話し

 

昔のフラットというのは

ちょっと乱暴な言い方ですが

スライスの回転を減らしたもの。

Nishikori of Japan returns a shot to Ferrer of Spain during their match at the U.S. Open tennis tournament at Flushing Meadows in New York

現代のプロが打つフラットというのは

トップスピンの回転の少ないもの。

federa1604fr

と考えればわかりやすいと思います。

 

昔はこういっていましたよね。

ラケットヘッドを少し立て気味にし

上体を開かず

しっかり引き付けて

垂直な面を作り、保ち

打球方向へ面を押し出す。

jconnors1604f

これはスライスの感覚に近いです。

プロは今でも、ハイボレーで使います。

takaofvhit1508

だから

ジミー・コナーズは

フォアのハイボレーがめちゃすごかった

グリップも厚め

ストロークのまんまなんです。

 

現代プロのフォアハンドは

ラケットヘッドを下げ

下向きにした面を

上体を回し、前に向いて

下からこすりあげる。

1507nisikorifor

これの回転を減らすために

高くテイクバックしたラケットを

振り出しで

下に落としてしまわないで

高いところからぶんなぐる

aerkei1506

次の写真で

htflat

黄色の線のようにテイクバックし

トップスピンなら

ラケットをしっかり下げて

黄色い線のまま下から振り上げる。

 

フラット気味にするには

ラケットが落ちてしまう前に

高いところから

水色の線のようにたたきつける

というものです。

 

現代のプロのようにした方が

厚めのグリップや

トップスピンと両立しやすく

こちらの方が易しいし威力も出ますが

それは現代的打ち方の

トップスピナーにとってというお話し

古典的な打ち方が基本の人には

この部分だけ真似するのは無理だと思います。  テニス

 

 

 

カテゴリー: くるま, フォアハンド | 投稿者松原コーチ 17:13 | 1件のコメント

フラットはむしろ固める

『横浜市在住』 さんから質問をいただきました

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ   松原コーチ、「引きをちょっと小さく」してスピードを出す、という意味の確認をしたいと考えコメントします。
私の理解は「いつもはベビーなトップスピンを打っているが、スピードを出す為に、いつもよりフラットに打つ必要がある。だから・・・」ということなのですが、どうでしょうか?
細かい話しで、申し訳ありません。

横浜市在住 より

 

 

 

水瓶座   私の答えです

ちょっと違います

というか

むしろ逆です。

 

ここで、私が言っている

「スピードを出す」 というのは

手首のしなりを使って

ラケットヘッドのスピードを上げるということです。

 

スピン量とは何の関係もありません

というより

回転量にスピードを取られてしまう

トップスピンこそ

手首をしならせて

スウィングスピードを上げたいのです。

 

手首のしなりを使ってラケットヘッドを走らせる。

そのスピードを使って

トップスピンがかなりかかっていても

強烈なスピードで打つということ。

djok1604frsisei

さらにその強烈なスウィングを

コントロールに自信があるなら

(ラケット面にも姿勢にも自信がある人)

そんな人が

スピン量を減らしてフラット気味に

ハードヒットができるということです。

agasi1604fr

ただし

手首のしなりが大きくなりすぎると

面が不安定になりやすい。

だから

トップスピンが少ないとエラーになっちゃうかも。

 

そんなわけで

ジョコビッチでさえ

ほとんどフラットにしないのです。

 

世界レベルでも

フラット気味に強打できるのは

限られた

面を安定して使える人たち

aerkei1506

その人たちは

少なくとも、フラット気味に行くときは

手首をしっかりと固定しているのです。

 

リターンエース狙いや

エアーケイなどが典型。

 

世界1、手首を動かすトップスピン人

rfsimp1604

世界1、手首を動かさないフラット人

ソダーリン

(写真を探したがない)

でしょうか。   テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 19:18 | 2件のコメント

引きをちょっと小さく

フォアハンドを打つとき

スピードを出すコツは

引きをちょっと小さくすること。

 

目いっぱい、大きく引いた方がよさそうに思うが

実はそうではない

大きく引くのが大好きな

松原さんが言うのだから間違いない。

 

「手首の角度は保ち、動かさない」

と、いつも

耳にタコができるほど言っているのだが

 

別にそれと矛盾した考えを持っているわけではない

 

しっかり保ち、固めても

所詮、手首の力

ゴチゴチに固めるわけにはいかない

 

ある程度の柔らかさが残っているわけで

それが、適度ないいしなりになる。

 

腕が前に振り出され

1604nisikoriftb

ラケットヘッドがわずかに遅れて

1604nisifshippari

(かなり固めるつもりでこんなもの)

 

インパクトにスピードアップした状態で

ぶち当たる

1604nisikorifor

インパクト後

もう少し後まで

「手首の角度は保ち、動かさない」

という意識が

正確な手首の形をインパクト前後で再現し

コントロールとスピードとを両立させる。

 

目いっぱい大きく引いてしまうと

この微妙なしなりが使えない

 

基本的に

「手首の角度は保ち、動かさない」 のだが

 

ちょっと引きを小さめにし

意識に上らない程度のしなりを使うのが

パワーのコツなのだ。  テニス

 

 

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 17:42 | 1件のコメント

グリップの握りの強さ

『横浜市在住』 さんからの質問です

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ   松原コーチ
工学的解釈を入れた技術解説、いつも参考とさせて頂いております。
フォアハンドトップスピン、腕、手首を固め(グニャグニャにしない、と解釈)、振り子のように下に凸で振る、その上でインパクト後にスイング最速点を持ってくる為に、腕を引っ張り込むことによりスイング半径を小さくする、とおっしゃていると理解しました。
ひとつ質問がございます。そのようにする為には、腕、手首は固めるが、グリップの握りの強さに関しては、スイング初期段階から最速に向かって強くしていく (最速点で最も強く握る訳では無いと思いますが)、つまり最初は弱く徐々に握り込んでいくことが必要となると考えますが、そういう解釈でよろしいでしょう か?
松原コーチのコメントにおいては、グリップの握りの強さや、タイミングに関する部分が少ないと思われ、上記の質問に至りました。枝葉末節の内容かとも思いますが、お教えいただければ幸いでございます。

横浜市在住 より

 

 

 

水瓶座   私の答えです。

皆さん気付きにくいのが

振り出す時の固めかた。

 

この時が一番動いてしまいやすい

だから、がっちり握る

1603nisikoriftb

次はインパクト

1603nisikorifor

でもその間

どう動かすのか?

どう力を入れるのか?

 

手首の形を保つという意識があればいいと

私は考えています。

保てさえすれば

最適な力でもいいし

ちょっと力みすぎでもいい。

 

力強く振りきるつもりなら

後は

手が、腕が、勝手に反応します。

1603nisifshippari

ただ

「グリップの握りの強さに関しては、最初は弱く徐々に握り込んでいく」

というのはたぶん当たっていないと思います

それ

身体で感じたのではなく

こうあるべきだと

理屈で考えていませんか?

もっと

身体で感じて、自然に動かせばいいと思います。

何か作り事があるとかえってうまくいかない鴨

 

でも、手首を保つんです。

1603nisikoritsfr

私がどう力を入れているか

説明はできますが

それを聞いた人が同じにはできない。

むしろ害があるほうが多いと考えています。

 

私よりセンスのあるジュニアだったら

勝手にできるでしょうし

私が教えることで成長を阻害するかも

 

そんなわけで

手首の形を保ったまま

ビュウと振ってください。

1603nisikori finis

いや、ハードヒットとは限らないし

振り切らないかもしれない

ビュウッとは忘れてください。

 

「手首の形を保ちましょう」

 

ただ

さっき言った

「振り出しは案外、しっかり力を入れて」 ほしいんです。  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 19:00 | 2件のコメント