スライスのスウィング4

こんな、上からの絵もあったので載せておこう

目の方向

上から目線が自身の感覚と重なるかも

ufv2

テイクバックを開始

ufv1

ほぼ垂直立ってきた面で

高い位置で一瞬静止

なめらかにスウィング開始

ufv2

インパクト

ufv3imp

斜め上向きの面

内側に引き込んできて

ufv4

見事なスライスが終了

上体が回転していないことも確認してほしい

回転していないから軸は存在しない

上体の垂直は必要条件じゃないということ

だから前傾しても構わない。  テニス

 

 

カテゴリー: スライス, ボレー | 投稿者松原コーチ 11:34 | コメントは受け付けていません。

スライスのスウィング3

私の助手

フォアハンドスライスの専門家

スジガネ君に説明してもらおう

これは彼の肩関節

fvUP

斜めに傾いたボルトを中心に

振り子のように動くだけ

もちろん肘を軽く曲げたまま

手首も120度くらい立てたまま

一切動かさない いや、動かせない

 

そして、この向き

打球方向に対して、斜め横向きを保ち

(上体は打点に向ける)

fv2

こんなふうに

凹型にテイクバック

fv1

一瞬の静止から、振り出し

fv2

面が徐々に上を向いてゆき

fv3imp

斜め上向きでインパクト

インパクトでブレーキをかけるので

fv4

小さなフォロー

上腕がかなり上体に近づいて行っているのを見れば

アウトサイドインのスライス感覚も感じてもらえる鴨。 ペンギン

 

 

カテゴリー: スライス, ボレー | 投稿者松原コーチ 18:46 | 1件のコメント

スライスのスウィング2

スライスのスウィングは

アウトサイドイン

外から中に引き切るように面を使う

Nishikori of Japan returns a shot to Ferrer of Spain during their match at the U.S. Open tennis tournament at Flushing Meadows in New York

そして

nisiidrops1612

この人、フォアも手首が動いていない

引いて切るから

sasimi1612

スライス

刺身でもハムでも同じこと

引いた方がよく切れる。テニス

 

 

カテゴリー: スライス, ボレー | 投稿者松原コーチ 12:04 | コメントは受け付けていません。

スライスのスウィング

そんな必需品のスライス

スウィングについて説明しよう

一言で言うと

肩を中心に弧を描く

fvスウィング面

弧を描くから、赤い線のように凹型のスウィングになり

ラケット面は青い線のように徐々に上を向いていく

左端、最初のラケット面が

やや下向きになっていることに着目してほしい

だが、インパクトは斜め上向きの面なのだ

 

この時の肩関節の動きだが

一切捻らない

内旋も外旋もしない

だから面はぶれない

 

そして

手首だが

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nishikori1702bsbrk

nishi1702bs

一切動かさない

3枚違うショット、違うタイミングだが

すべてが完璧なほど同じ形なのだ。

手首は一切こねない

たとえトップスピンがメインのプレーヤーでも

最初から面を作って引き

肩、肘、手首

一切動かさないのなら

スライスをとっさに使っても

狂うわけがないということだろう テニス

そういえばこの人、ドロップショットも上手だった鴨。  ひよこ

 

 

 

カテゴリー: スライス, ボレー | 投稿者松原コーチ 18:27 | コメントは受け付けていません。

スライスの必要性

前回リターンで最後の手段としたのがスライス

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左肩の上に引いて

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ヒット

それだけ

一番届くのがこれ

一番短時間で処理できるのがこれ

時間が有り余ったら、使えないというわけではないから

スライスは万能

トップスピン、フラット、スライスといろいろあるが

もし一つに絞るとしたら、これ

事実

アマチュアに限るが

ベテランや女性の世界では

フォア、バックともスライスしか使わない人がかなり多い

ストローク、ボレー、ロブ、ドロップショット、リターン

なんにでも使える

スライス感覚、スライススウィングしかしないから

精度もかなり高い

 

スライス以外の例えばトップスピンのプレーヤーも

松原さんもその典型だが

トップスピンで処理できない

オープンコート遠くに打たれたショットをぎりぎりで拾うとき

ネット際で低いボールを処理するとき

遠いサーブや、ボディーサーブを打たれた時など

スライス以外の対応は考えられない

ボレーももちろんそう

だから

スライス以外がメインのプレーヤーであっても

nishikori1702bsbrk

スライスは一流プレーヤーのたしなみ

必需品なのだ

スライスを使わないプロはいない。 テニス

 

 

 

カテゴリー: スライス, ボレー | 投稿者松原コーチ 17:08 | コメントは受け付けていません。

リターンが得意5 最後の手段

できれば姿勢を保って

上体の回転も使ってハードヒット

次の手段は

ランニングショットのように

反対脚を飛ばしてヒット

それも不可能なほど遠く

タイミングもギリギリだと

スライスに行くしかない

alcing5188

スライスのグリップに持ち替えながら

バック側に倒れるように

alcimg5191

左足が大きく踏み込んでいないことに注目

大きくすると、身体を倒せない

alcimg5192

いっぱい引いて

alcimg5193

パスに対してのバックボレーのごとく

alcimg5194imp

そう、バックボレーのように

打点に追いつくのとスウィングが追いつくのが同時

alcimg51951

スウィング&ブロック

このスウィングがないとサーブに負ける

サーブが早いので

ジャストミートすると

リターンエースになることもよくある話

アマチュアなら

上向きの面でブロックして

スマッシュを返すようにロブ、という選択もある

 

この先、これでも届かない時はサービスエース

当たらなければ返らない

拍手するしかない鴨。 テニス

 

 

カテゴリー: スライス, バックハンド, リターン | 投稿者松原コーチ 18:31 | コメントは受け付けていません。

リターンが得意4

前回のサイドステップ型フットワークは

姿勢を保ったまま打点に入るためのもの

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もっと遠くに来たらどうするのか

それは

ランニングショット型のフットワーク

今回はバックで

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左足の向きを変えながらバック側へ

テイクバックも開始

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右足も出しながらスウィング開始

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上体もややバック側に傾く

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右足を飛ばしながらヒット

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何とか姿勢も保っているが

もっと遠ければ傾きは増す

ただこのフットワークを使うと上体が回らないので

軸が傾いても、エラーになりにくい

ここまでは叩ける、攻撃的トップスピンリターン

両手打ちでも

djok1610bkgup

同じこと

もちろんフォアハンドでも。 テニス

 

 

カテゴリー: バックハンド, フットワーク, リターン | 投稿者松原コーチ 11:49 | コメントは受け付けていません。

リターンが得意3

前回のリターンはバックハンド

ちょうどいいところに来たもの

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サービスボックスの端にいいサーブが来たらこれでは届かない

そこで

これはフォアハンドの場合だが

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ここから右足を踏み込み

arm10

サイドステップするように

フォアハンド側に両足で跳び

身体を打点に入れていく

arm12imp

垂直姿勢を保ったままヒット

積極的に壁になってはじき返す

これが通常のやり方

バックハンドでも全く同じフットワークをする。 テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド, リターン | 投稿者松原コーチ 17:57 | コメントは受け付けていません。

リターンが得意2

バックハンドのリターンも

考え方はフォアハンドと同じ

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ここが

高い打点で、重いサーブに対し

ぴったんこタイミングで

正確なラケット面が出せればいい

だから

アルマグロは

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素早く

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テイクバック

サーブが近かったのでほんの少し、左足を横に踏み込み

肩の線を少しだけ回す

ふつうは素早くグリップチェンジもするのだが

たぶん彼はフォアハンドの裏面でテイクバックするだけ

(ソフトテニスと同じ)

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ラケットはもう少し引かれ

下半身はほぼ前を向いたまま

姿勢も垂直なまま

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若干打点方向に寄りながら

垂直ラケット面でヒットへ

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サーブの0.5秒後にインパクト

さらにさらに、面を保ったまま

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完了

姿勢が完璧

スウィング完璧

タイミング完璧

ラケット面も完璧

エラーするわけがない

プロはオープンスタンスが当たり前

サーブからインパクトまで、0.5秒を考えれば当たり前。 テニス

 

 

カテゴリー: バックハンド, リターン | 投稿者松原コーチ 16:57 | コメントは受け付けていません。

リターンが得意

ストロークがうまいのとリターンが得意なのは

かなり相関関係があるが

特に強力なサーブに対しては

100%一致するわけではない

それはリターンに特有な問題があるため

 

強力なサーブは

速い、重い、高い、曲がる

という難しい条件がある

逆に

いいサーバーだと

いつも同じところに、同じテンポで来る

というリターンに都合のいいこともある

だから

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サーブの高さの合わせて、必要な高さに構える

arm10

基本、オープンスタンス

横向きになりすぎないようにして、間に合わせる

サーブの、0.5秒後

サーブが来るはずのところに飛ぶ

arm12imp

上体をしっかり固めて軸をぶらせない

手首も固めて、面もぶらせない

これらの要素を持った人が

リターンの得意な人なのだ。  テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド, リターン | 投稿者松原コーチ 17:59 | コメントは受け付けていません。