ワイパー?

『hiyopapa 』 さんと、『れねしす』 さんからの

コメントに対しての答えです。

フォアハンドのフィニッシュについての質問ですが

二人分でしかも長いのでここにはコピーしません。

 

水瓶座 さて、私の説明です。

『hiyopapa 』 さんのブログから、ご自身の写真をもらったのでそちらを

チクチクといちゃもんをつけながらの説明です。

 

いきなりですが、かなり失礼します

全体の印象は、ちょっと窮屈そう

そして、アウトサイドインよりも少し、まっすぐに近い感じです。

古典を3割残した現代風でしょうか

13350_ms

なかなかの構え

13500_ms

少し上体の開きが遅い、面はもう少し下向きがよい。

13700_ms

ここですでに垂直面

13750_ms

前向きの動きがストップ。 徐々に被せて(回内)面を垂直に保っている。

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13850_ms

本来のフィニッシュ方向、上体の左側に左半身が残り、振り抜きにくい

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13950_ms

(窮屈とはこの辺の話)

14050_ms

それなりにワイパーになっているが、すこし不足

腕を左横に持っていくには、左半身が邪魔。

そうしないと、鋭くスウィングできない。

プロだと右肩が左肩の前に出ます。

 

テイクバックの面が下を向ききらないのと

上体を開かないことは古典的打ち方のセットメニューなのです。

どっちかだけ直すと破たんします。

もっと下向きに引いて、しっかり前向きになることが必要です。

 

上体が横向きを残しているので

腕の振りもアウトサイドインよりもインサイドアウト側になってしまう。

まあ、ほぼまっすぐですが

そうすると

振り子スウィングの行き先は

フィニッシュに空いたスペースはここだけなので、左肩の上になる。

 

みなさん陥りがちなのは

フィニッシュが前向きと思っちゃうこと。

 

ホントはインパクトが前向き

だからフィニッシュはもう少し

左向きにまで行っちゃうはずなのです。  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 18:04 | 2件のコメント

左肩の上まで振り切るべきか?

フォアの教え方、フィニッシュについて

『hiyopapa』 さんからの追加質問

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  ご回答ありがとうございます。
身長とはあまり関係無いのですね。
やはり初心者に下から上へのスイングを身に付けさせるために、最初は肩の上へ、と教えているのでしょうか。

下から上へ、外から内へ、前へ、とスイングするのがスイングスピードを上げて、回転の掛かった質の良い球を打つコツ・・・と考えれば良いでしょうか?

hiyopapa より

 

 

 

水瓶座   私の考えです。

なぜそう教えるのかというと

コーチがそう信じているからです。

なぜでしょう?

軟式の(ウェスタングリップ)イメージが強いのでしょうか?

一流は振り切ると思い込んでいるのでしょうか。

単なる思い込みじゃあ ・・・

 

私の考えている段取りですが

丸っきりの初心者でしたら

手首の形を保ったまま  (にしたいので)

手が左肩の高さくらいで止めさせます

次にトップスピンをかけて同じようなフィニッシュ。

Bill_Tilden

テニス史上、最高、球聖といわれる、ビル・チルデンです。

現代テニスではここで止めませんが

バックハンドならこんなブロックもありで

shara1411bkf

この絵から右腕を抜いてみると

チルデンそっくりでしょう。

 

さて、それができるようになったら

ワイパーを高い打点で教え

次が低い打点の、アウトサイドイン

最後の二つのフィニッシュは上体の左横です。

 

なぜ、こんな段取りかというと

最初からワイパーとかアウトサイドインとかにすると

手首ぐにゃぐにゃ

とっ散らかってしまうので

インパクトの前後、特に後まで

面を保つことを知ってほしいからです。

 

なんでか?

世間では振り切るというと

コーチも素人さんも右肩の上

腕を首に巻き付けようとするみたいです。

shara1411skr

もちろんトップスピンで

ゆるく打つときはここへ来ることもありますが

現実に試合で使うにはとても怖い

しかも深さのバリエーションが作れない。

 

それと

振り切るというのがなんかえらいようなとらえ方。

フラットでもトップスピンでも

時にはスライスでさえ振り切ろうとする

そんなの、試合ではとてもできない。

 

古典的な技術、古典的な教え方なのに

その延長上に現代テニスがあると勘違いしているのかも

 

試合で安心してフォアを打てるには

振り切ったテニスがしたければ

しかもいろいろな深さ、浅さに打ち分けられるためには

アウトサイドイン

上体横にフィニッシュする

ヘビートップスピンしかないと思いますが。

 

左肩の上のフィニッシュでは

いつも

「惜しかったね」 と言われちゃう ・・・   テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 15:36 | 3件のコメント

フォアハンドの2大系列

『hiyopapa』 さんからご自分の体験したスクールの教え方について

質問がありました。

長いコメントなので見たい人はこちらへどうぞ

 

 

水瓶座  さて、私の答えです。

世の中のフォアハンドの打ち方には2系列あるのです。

1つ目が、「現代プロのぶったたき打法」

2つ目が、「古典的、ソフトな打ち方」

 

1番の特徴が面の使い方。

テニスはネットとベースラインの間に打たなくてはならないので

インパクトの面がほぼ垂直にならなくてはいけない。

1410djokfimp

1つ目の、「現代プロのぶったたき打法」では

腕をひねらないで

余計な操作なしで打てるよう

テイクバックで面が下向き、または後ろ向きになる。

1410djokftb

2つ目の、「古典的、ソフトな打ち方」では

スウィング中、終始

ラケット面を垂直に保つ。

(これが難しいので、おもいっきりは叩けない)

だからテイクバックの面も垂直になる。

Fred_perry

この2つが根本的な違い

それ以外のことはこれを実現するための細かなノウハウ。

例えば

現代風なら、「しっかり前向きになって捕えろ」

というところを

古典風なら、「しっかり横向きを保ちましょう」

ということになる。

 

古典風というのは正式名称ではないが

プロの世界では40年ほど前に死滅しているからだ。

 

つまり

『hiyopapa』 さんの通っているスクールは

古典的教え方。

そして、きちっと教えているようだ。

これはこれで、ある程度問題ない。

フルスウィングはできないけど

ちゃんとやれば

先ほどの銅像のフレッド・ペリーや、ケン・ローズウォールのような

美しいテニスができる。

薄めのグリップで

あまり、疲れないテニスもやりやすい鴨。

 

なぜ私の話、技術論と違っちゃうのかというと

私の方は、「現代プロのぶったたき打法」 を前提にしているから。

1408nisikori finis

もしあなたが将来プロを目指したり

プロのようにトップスピンをかけたり

ハードヒットしたければ

「現代プロのぶったたき打法」 でやった方がいいと思う。

だけどそうでないなら

どっちの選択もあり。

 

教える側に言うことですが

古典的スクールで気を付けてほしいところ

現代のプロをまねするあまり強引に取り入れた、2つはやめてほしい。

(昔のうまい人はやらない、できない、やったら入らないので)

 

1、「サーキュラーテイクバック」 はやめてほしい。

上体の前から上に回して引くと、面が上向きになっちゃう。

これじゃ入らない。

ストレートに引いた方が無難。

 

2、「肩の上まで振り切る」 こともやめてほしい。

スウィングが上向きになりアウトしやすい。

やってほしいことは

上体の左前で止めること。

昔よくあった左手でフォローを止めていたやり方。

あれはそのための付加技術

あれなら、入ります。

 

実は私も

初級者や中級者とラリーするとき

スピードが出すぎないよう

トップスピンがかからないよう

古典的な打ち方をしています。

 

つまり

スピードが出すぎないよう

トップスピンがかからないよう、にするなら

古典的な打ち方もいいと思います。

 

ジュニアには教えてほしくないけど。  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 16:33 | 1件のコメント

デュースサイドのバックリターン

『通りすがり』 さんからリターンの質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  ・いつも楽しく拝見しております。
先日はダブルスのコミュニケーションにつき、御教示頂き 誠にありがとうございました。

・ダブルスを想定した「デュースサイドでのバックハンドリターン」について、悩んでおります。
(長文にて恐縮ですが)以下を前提に、アドバイスを頂けたら幸いです。

○ベテラン男子ダブルス(40才以上)を想定
○「フォアハンドリターン」は ある程度の強打が可能であり、(パートナーによるポーチを含めて)一つの得点源
○現状の「バックハンドリターン」は、ロブ&(スライスでの)ディンクショットが主体

・これまでも試行錯誤してきましたが、技術的には、フォアハンドのグリップがかなり厚いため、フォア→バック、バック→フォアの握り替えがともにうまくいかず、ポーチに合うリスクを抱えつつ、現在のバックのリターンは「スライス系リタ-ン」に頼っています。

・最近では、バックのリターンが気になるあまり、得意のフォアにエラーが増えている印象です。

・試合のステージが上がるにつれて(県大会QF、F等)、やはり「バックハンドでのドライブ系のリターンを習得する必要」があるでしょうか?
それとも「現在のスライス系の精度」を高めるべきでしょうか?

通りすがり より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

ダブルスのリターンで、相手サーブが早いと

フォアバックともにフルスウィングするのは大変。

スウィング自体は問題ないのですが

テイクバックが間に合わない可能性がある。

 

フォアを主体にぶんなぐるとすると

バックが引き遅れる。

バックでたたこうとすると、フォアがちょっとといった具合。

 

一つの解決法は

というか誰でもやっておかなくてはいけないのですが

フォアで打つ場合とバックで打つ場合

それぞれが最短時間で完了できるよう

練習しておくこと。

 

そういえば若いころ

どっちもフルスウィングで困らなかった頃

しょっちゅう、リターンの素振りをしていました。

 

それでもどちらかに問題がある時は?

 

質問の雰囲気からしてバックハンドは片手打ちですね。

両手であれば

左手は持ち変える必要もなく

ぱっと引いて最短時間でヒットできるはず。

一番困らない組み合わせです。

 

フォアが得意で、片手バックの人がデュースサイドを守るとすると

まずフォアハンド命

これは捨てちゃダメ

できる限りこれで勝負する。

 

次にバック

あなたが16才だったら

片手バックでのトップスピンリターンです。

テイクバックを小さめにして

打点を遅らせないように

できればライジングヒットエンドラン。

次のショットをボレーか強烈フォアハンドでぶったたきます。

 

20代を大きく超えているようなら

(超えてますよね)

手持ちの武器のリニューアルで対処です。

もし、基本的にトップスピンが打てるのなら

持ち替えの素振りトレーニングだけでも改善できます。

フォアのグリップで待ち

バックに持ち替えながら、テイクバック、そしてヒット

ちゃんと素振りで練習しておけば

これは、16才の選択と同じでも大丈夫かも。

持ち替え量が多いので難しいと思う人がいるが

これは誤解

30度の持ち替えも90度も

同じ1回の持ち替え

HeninBStb1410

エナンのようにほぼ180度の握り替えをする人もいる。

 

しかし、もし普通のストロークで片手トップスピンが打てないなら

たぶん今からでは無理。

その場合

選択その1は、スライスを磨く。

fede1410bs

早いテンポで取る、スピードもアップ

リターンダッシュも練習しておく。

リターンダッシュはポーチされない方法の一つ。

ポーチを検知したらストレートに打つ。

トップスピンでは無理だがスライスなら練習しておけば十分可能。

そして、ロブを混ぜる。

強烈サーブなら、迷わずロブ。

 

選択その2は、両手で打つ。

面を作って体当たり

TENNIS/BRISBANE INTERNATIONAL 2010

小さなテイクバック、小さなフィニッシュ

その間垂直面を保つ。

リターンだけ両手でもいい。

これは奇想天外、そんなこと今から

と思うかもしれないが

そんなにハードルは高くない。

2か月くらい練習すればできるようになります。

なんせ両手は構えるのが間に合う、楽。  テニス

 

 

 

 

カテゴリー: バックハンド, リターン | 投稿者松原コーチ 18:23 | 1件のコメント

ワイパースウィングとは

『YS』 さんと、『hiyopapa』 さんから

ワイパースウィングの質問コメントをいただいています。

二つ並べてコピーしたらいっぱいになりましたので

ここにはコピーしません。

詳しく見たい方はこちらのリンクをクリックしてください。

 

 

水瓶座  私のワイパー説明話です。

百聞は一見にしかず

(普段は口先ばかりですが)

以前、ユーチューブにアップしてありました

私のワイパー動画がありますので

見てください。

これが正面から見た頭より高い打点のワイパー動画です。

 

そしてこれが、同じものを横から見た動画です。

 

アウトサイドインにならざるを得ませんよね。

 

これはクロスに打った動画なので

しっかり前向きで打てばクロスは簡単だということです。

横向きを残すと逆クロス以外には行きません。

 

そしてこれが普通の高さで打ったショット

 

身長にかかわらず ?

そんなに変わらないと思います。

 

すべてノーエラーで打ちまくったものですので

真似しても大丈夫です。

 

場所は昨日31歳の誕生日を迎えました

東戸塚松原テニススクールです。   テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 15:57 | 1件のコメント

薄ければ肘は伸びる?

お嬢さんの両手バックが窮屈そうという

『れねしす』 さんから再度のコメントが入りました

もしかしたら誤解があるかもと思い

再度、追加の説明を書きました。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ   御礼が遅くなり申し訳ありません。
回答ありがとうございました。
旧ブログを含め松原コーチのバックハンドの記事を全て読み返してみました。手首を固めて打つ。面をまっすぐに保つということを、ずっと一貫しておっしゃっているのですね。土日で、娘と両手初心者の私自身双方が試してみたしたが、この二つ意外にに難しいんですね。
そういえば、娘のグリップ確認しましたが、右手はコンチネンタル、左手はイースタンで厚くはありませんでした。となると、今の打ち方はまずいのかなぁと思いつつ、娘に自分で試行錯誤させてみます。

れねしす より

 

 

 

水瓶座  私の説明です

グリップの持ち方、厚いか、薄いかと

肘の曲がり方は相関関係があり

普通は厚いグリップの人は肘が曲がり気味

薄い人は肘が伸び気味です。

ですが

現実には腕力とも関係してきて

力のある人、つまり男は伸び気味だし

力の弱い、女子供は肘が曲がり気味になります。

syara1410bk

シャラポワは左手がイースタンくらいなのに

手首を折り、肘を曲げ

擬似的に、厚いグリップ状態を作っているのがわかります。

その方が鋭く振れて

ラケットヘッドのスピードが出る。

 

その逆をやる典型がこの人、ナダル

厚いグリップなのに手首を伸ばし気味に使い

nadal1410bkb

つまりグリップによらず

力が弱ければ

肘を曲げなければするどくは振れないということです。

ナダルの腕の太さなら

腕を伸ばし気味でも鋭く振れる

その方がラケットヘッドの速度は速くなります。

 

プレーヤーは、もちろんお宅のお嬢さんも

自分のパワーにあった、一番効率的な使い方を

たくさん打つうちに、自然に会得するのです。

どちらがいいというものではありませんし

無理に直すと情けないショットになるかもしれません。  テニス

 

 

 

カテゴリー: バックハンド | 投稿者松原コーチ 11:57 | 2件のコメント

昨日は印西の女ダブ

昨日は早起きをして

サンドイッチをかじりながら松原テニスクラブ印西

月例の女子トーナメントだ。

新車によみがえったR34スカイラインも絶好調だが  車 (RV)

湾岸線、横浜ベイブリッジが渋滞で2時間半近くかかってしまった。

ちょっと眠かったが、ユーミンに助けられて無事到着。  るんるん (音符)

(今日はちょっと古いお気に入り、14番目の月、知らないだろうな)

 

9時からの30分は

自由にコートを使って練習

9時30分に集合してドロー抽選。

すぐに試合開始。

CIMG3943

今回参加が5ペアーと少なかったので

1タイブレークセットマッチ、ジュース有、で進行。

CIMG3950

5ペアー総当たり。

各ペアー4試合づつこなした。

運動量的にはちょうどいいくらい。

 

経験の少ない人ばかりなので

タイブレーク、うろ覚えというケースもあり

やってみるものだ。

やってみないと覚えない。

CIMG3941

ポーチが多く活発な試合が展開

CIMG3948

CIMG3945

私のアドバイス

今回多く指摘したのが

バックのポーチ

けっこう取りに行くが、エラーが多くなるし

入っても、パンチ、コースともに欠陥品の場合

相手にチャンスを与えることにもなりかねない。

 

「決まるように練習すべき」、が課題だが

今日中には間に合わない。

「2か月後には決まるようにして、今日はとりあえず自粛」

というアドバイス。

 

これに限らず、勝つことを考えて

ショットを選択

勝つことを考えて、必要な技を練習することが重要。

とにかく練習、努力、練習、努力、 ・・・

まじめにやるだけでは、努力が結局報われないのだ。

 

さて、前半みなさん2試合づつこなしたところで

全員集合

CIMG3954

その後、後半2試合づつを行い

優勝は4戦全勝で前回に続き

TTCの菅原さん、土本さんのペアー。

yuusyou

準優勝は、3勝1敗

イースタンの一瀬さん、フリーの早川さんのペアーとなった

junnyu

次回は

11月17日月曜日の開催、要項はこちら

たくさんの皆様の参加をお待ちしています。  テニス

 

 

 

カテゴリー: イベント, 日記 | 投稿者松原コーチ 19:08 | 4件のコメント

全国大学王座戦

木曜日、金曜日と有明へ行ってきた。

ここに私のかわいい後輩達が来ているのだ。

CIMG3925

大学生、団体の全国大会

うちの今年は、女子だけが参加

北海道リーグで圧勝し2年連続で乗り込んできた。

男子は残念ながらリーグ戦2位で出られなかったのだ。

10チームのトーナメント

全国8地域の1位校と、関東関西の2位校。

そんなけ集まって、なおかつ抽選して

1回戦の相手はなんと2年連続で、中国四国地区代表の松山大学

昨年は2-3で惜敗している。

今年こそは ・・・

 

木曜日、午前中の雨でスタートが遅れたため

ダブルスが1-1となったのは午後も遅く

その後

シングルス3試合が同時スタート

No1の土屋が昨年負けた相手に、6-2、6-1で圧勝

No2、No3の試合は再びふりだした雨で、金曜日に順延。

 

翌朝、9時から再開したものの

No2、小杉は惜しくも敗れ、2-2

No3、高橋の結果にすべてがかかる。

高橋はセカンドセットを逆転で落とし

ファイナルへ

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1stセット5-5から再開し、それから2時間30分

ついに、ファイナルセット、6-4で勝利

CIMG3896

女子チーム、全国王座戦初勝利。

涙、なみだ、ナミダ ・・・ 涙

そして笑顔で黒田コーチと記念撮影

CIMG3909

そして、30分の休憩後

今日の予定、2回戦、第2シード、関西学院大学との試合へ

オーダー交換

CIMG3914

相手の強豪、関学は

CIMG3911

体格も大きいが人数がすごい。

結局

うちは、最近めきめきと強くなってきた

北海道学生の絶対エース

土屋だけがサウスポーのサーブと強力なストローク力で

単複とも序盤競り合っただけ

CIMG3931

結果は、0-5、で負けてしまった。

関西の強豪校相手

実力の差はいかんともしがたい。

ただ、自分たちに何が足りないのか

特に、エースの土屋は

この冬、何をしなければいけないのかがよく分かったと思う。

これはこの場所まで来なければ

2回戦に進んでみなければ、絶対にわからないこと。

それを、土屋のみならず

部員全体で感じることができたのは大きな収穫だった。

それは団体戦じゃなければわからないこと。

CIMG3934

私自身も学生の全国トップクラスの試合を

身近に感じることができ、とてもいい経験ができた。

 

さて、今回、1回戦の写真

シングルス出場の

うちのかわいい後輩3人の写真を

365ネットのニュースページが掲載してくれた。

こちらものぞいてみてほしい。   テニス

 

 

 

カテゴリー: 日記 | 投稿者松原コーチ 21:46 | 1件のコメント

ワイパーはアウトサイドイン

hiyopapa』 さんからの追加質問

以下がそのコメントの質問部分です。

 

カラオケ  ワイパースイングも練習出来てないのでこちらも引き続き練習です。
ちなみに・・・ワイパースイングは振り子からの延長でやればよろしいのでしょうか?
高い打点だとどうなるのか、なかなかイメージが付かないもので。
そもそもワイパースイングは意識的にやるものなのか、振り子が出来れば自然と出来るものなのか、その辺も感覚がイマイチです。
自分で壁打ちしながら考えてみたのですが、フィニッシュが高すぎるような気がして・・・。

hiyopapa より

 

 

水瓶座  私の答えです。

横から見れば振り子ですが

後ろから打球方向へ見れば

要はアウトサイドイン。

打点の外側から

引っ張り込むように振れば

自然にワイパーになり左脇のフィニッシュになります。

1408gcnisikori

高い打点ならさらに、はっきりそうならなければ打てないはず

ワイパーで右から左に

サイドスピンをかけるように

言い方を変えれば

リバースサーブのように

シュート回転をかければいいのです。

打球は、ちがいました、右に曲がっていきます。  テニス

YSさん、ご指摘ありがとうございます。

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 23:21 | 2件のコメント

初心者のテイクバック

『hiyopapa』 さんから、フォアハンドの質問です。

(たぶんフォアでしょう、バックでも同じ答えですが)

以下がそのコメントの質問部分です。

 

カラオケ   小学校四年の長男は27インチのラケットを使用しております。
スクール入校に当たりスペックを変えていろいろ試打させ、最終的に本人が一番良かったと言うトップヘビーで280gほどのラケットです。
これが張り上げで格安処分で販売されていたもの、なんですが、どうにも球出しならば深い球が打てるのに、ラリーになるとサービスライン程度の浅い球になります。
単にフットワークが出来ていないだけ・・・と思うのですが、これを道具でフォローすべきか、まだ始めて4ヶ月、ラケットを変えて1ヶ月ならばフットワークを磨くことが先、かと悩んでおります。

いっそ例の鎌ヶ谷に連れて行ってみようか・・・とも考えております。

またも非常に長い質問で申し訳ありません、よろしくお願い致します。

hiyopapa より

 

 

 

水瓶座   私の答えです。

ラリーだと引き遅れ、振り遅れ

ということではないでしょうか。

その結果食い込まれて、打球が短くなる。

 

球出しで打つというのは

わざわざ、スピードボールを出さなければ

史上最速のボール

もちろん遅い方の。

 

それをバウンドに合わせてテイクバックを開始し

しっかり振ると

1、2、の3で見事に飛びます。

 

ラリーだと

これだと、間違いなく引き遅れる。

大人の男性だと

腕力で、急いで引いて、何とかする。

そんなことを繰り返すうちに

引くタイミングがわかってくるので

徐々にテイクバックも最適化していく。

 

しかし、女子供はそうはいかない

引き始めが遅れれば

即、引き遅れ、もちろん振り遅れ。

 

じゃあ、教え方

相手打球がサービスラインを超えるころ

テイクバックを開始させ

半分くらい引き終わったころにバウンド。

 

これをボールをイメージして素振り

しかる後、球出しでもやらせる

それからラリー。

Kei Nishikori

 

 

ラケットは関係ないと思います。

ちゃんと間に合えば

ラリーの方が、反発で飛びがむしろいいはず

 

「いっそ例の鎌ヶ谷」 もありですが

印西でのプライベートレッスンでもよろしければどうぞ。

 

でも

質問の変身までにかかった時間

その間の本人の適当な工夫で

すでに解決済みで手遅れ鴨。   テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 練習法 | 投稿者松原コーチ 23:48 | 2件のコメント