昨年の8月後半にガット張り機を購入したので、ちょうど1年たちました。
この1年で、自分のラケット、そしてテニス仲間の方のラケットの張替えを行い、ある傾向がありました。
それは、張り上げ直後がやや硬いかな?です。
自分のラケットの感覚でも、テニス仲間の方の感想でも共通するのが、張り上げ直後の数回(1~2回、1週間位)は、やや硬く感じるが、その後、ちょうど良くなると。
思えば、今から40年前、カワサキラケットの広報部へ入ったとき、新人は、先輩からガット張りを教わるのですが、厳しく言われたのは、緩くなるな!です。
しっかりと硬く張れて一人前で、下手なレベルでは、緩くなると。
実際、大学生選手のガットを張らせてもらったときに、その選手から、少し緩いですね(もちろん張り上げ直後です)と言われたこともありました。
最初の経験がまだ染み付いているのか、やや硬めになっているのかもしれません。
しかし、ガットは打てば打つほど緩んでいきますので、張り上げ直後がちょうどいいと、その後は、緩むだけともいえます。
今の私の感覚は、張り上げから1週間はやや硬い、その後、1か月半ほどは、ちょうど良い、2か月を過ぎると緩いと感じています。
そのため、大事な試合の1週間前には張替え、最大でも2か月以内には、張り替えることにしています。