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元男子世界ランク8位のヤンコ・ティプサレビッチが約1年半のツアー離脱からやっと復帰して来ましたね。
現在アメリカはフロリダ州マイアミで行われている男子マスターズ1000大会のマイアミ・オープン男子に、同胞で世界ランク1位のノヴァーク・ジョコビッチと組んで男子ダブルスで公式戦のコートに立ったの。
試合は1回戦でロバート・リンステッド&ユルゲン・メルツァー組に惜しくもフルセットのスーパータイブレークで負けちゃったけど、これからまたシングルスでもコートに立つ姿を見せてくれるはずよね。
そんなティプサレビッチだけど、こんなに長く治療に時間がかかってしまったのは、ちょっとした自分の過ちもあったって振り返っているの。
「治すために、コートを離れる時間を持たなかったんだ。やっとトップ10入りを果たした。ランキングばかり追っかけていて、ランキングが落ちるのを恐れていたんだ。自分サイドの大きな間違いだった。」って、怪我をしながらも騙し騙し戦ってしまった事を後悔しているようね。
ティプサレビッチは何百回も炎症止めの注射を打ちながらツアーを続けていたんだって。でも結局、2度の手術を強いられてしまったんだって。
「良い治療の話を聞くとすぐにそれを試したんだ。義足以外、地球上にある事全てを試したよ。スポーツでの怪我よりもっと酷い事はこの世の中に存在するのは分かっているけど、ここまでの1年半は自分に取って最もタフな時間だった。」って、辛いツアー離脱の時間を語ってました。
ジョコビッチは、同じセルビア人として共に国を代表して戦うチームメートでもあり、オフコートでも親しいティプサレビッチがやっとこうして復帰して来た事に喜びを感じていて、今回は喜んでダブルスを組んでティプサレビッチの復帰に一役買ったようね。
「彼とはかなり長い付き合いだし、とても良い友人なんだ。友人として、同じチームメートとして、彼のそばにいて応援してあげて、自分が付いているといつも彼に言い続けて来たんだ。」と、友情の熱さを語ってました。
ティプサレビッチのシングルスでの復帰戦は4月6日からアメリカはヒューストンで行われるクレーコート大会になりそうなんだって。
ジョコビッチは「彼はかつてのレベルへ戻れる実力を持っている。それはトップ10さ。ただ、この大会にはまだ間に合わなかったけどね。でも彼はとてもシングルスでもやる気を見せている。モチベーションも高いんだ。ここ数週間はほぼ100パーセントの状態で練習が出来ている。」とティプサレビッチの現状も明かしてました。
3月23日のブログでは、ファン・マルティン・デル=ポトロの復帰もお伝えしたけど、日本のエースの錦織圭選手に取っては、デル=ポトロもこのティプサレビッチも実はまだ一度も勝ったことがないの。
ティプサレビッチとは2011年に5回対戦して、1セット奪った事があるだけで、あとは全てストレート負けを喫していたの。
そんなかつての強敵が次々と復帰して来てるけど、今度対戦した時には錦織選手がしっかりトップ10、いやトップ5の実力が付いた事を見せて欲しいですね。そんな対戦も楽しみです!