錦織選手、快勝&ワウリンカの友情

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昨日行われたマイアミ・オープン男子シングルス3回戦で、第6シードの錦織圭選手は第27シードのアレクサンドル・ドルゴポロフに快勝して4回戦進出を決めましたね。

課題だったサーブをしっかり調整して、ファーストサーブの入りを67パーセントにまで上げてました。

上位選手相手には、このファーストサーブの確率はこれが最低ラインではないでしょうか。7割くらいは安定してファーストを入れたいですね。

ベスト8進出をかけて第17シードのロベルト・バウティスタ=アグトと対戦します。

これまでの3回の対戦は全て錦織選手が勝っているんだけど、今年のバウティスタ=アグトは要注意なの。

この日も第9シードのジョー=ウィルフリー・ツォンガを下したんだけど、ツォンガとの対戦も、去年まではツォンガが2戦2勝だったんだけど、今年の対戦はこれでバウティスタ=アグトの2戦2勝なの。

その好調な証として、今季ここまでの獲得ポイントだけを見ると、バウティスタ=アグトはすでに2大会で優勝を飾り6位に位置していて、錦織選手の8位より上にいるのよね。

もちろん、ここまでの出場試合数は錦織選手の5大会に対して、バウティスタ=アグトは7大会だから、獲得ポイントが上になってもおかしくはないんだけどね。それでも好調なのは変わりはないから、錦織選手もこれまでの対戦成績はなかったものとして戦わなければならないわね。

明日の日本時間午前10時以降の試合。マイアミ・オープンでは錦織選手は初のナイトマッチとなります。環境が変わる状況はちっと不安材料だけど、逆に3回戦のような高い気温は避けられるかも知れないので、それが有効に働く事を期待しましょう。

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そしてその大会に第4シードで出場しながらも、初戦となる2回戦で敗退して早々に大会から姿を消したのがスタン・ワウリンカ。そんなワウリンカだけど、親しい選手にはアドバイスをしてあげる事にためらいはないんだって。

厳しい試合ばかりのプロテニス界。プライベートで仲が良くても、一度コートに立ったらお互いライバル。でもそんなライバルに対しても、その選手がプラスになるためにはアドバイスもしているんだって。

ガエル・モンフィスがコーチ選びに悩んでいた時にも助言をしたそうよ。モンフィスはスウェーデン人のコーチであるミカエル・ティルストロム氏に以前コーチの依頼をしたけど、その時は断られてしまっていて、またお願いしたいと思っていたんだけど、依頼をするのをためらっていたんだって。

「ガエルは友達です。去年の8月にその事を話しました。彼が悩んでいたのを感じたので、一層の話し合いをしました。どのコーチが良いか名前を上げさせたら、彼はティルストロム氏の名前を出しました。でも2年前にお願いしたら断られてしまったと語っていたのです。また断られると思い頼む事が出来ずにいたのです。それを聞いて、仲介役を買って出たのです。」

「ガエルにまた頼んでみる事を勧めると同時に、自分のコーチであるマグナス(ノーマン)にも聞いてみたのです(スウェーデン出身のノーマンはかつて祖国で同じアカデミーでティルストロム氏と働いていた)。ガエルの元へ再び訪れると、今回はきっと答えは違うものになるかも知れないと伝えたのです。彼はどうするべきか迷っていましたが、二人の関係が上手く行くことを願っています。もしティルストロム氏がコーチに着いてガエルのプレーが向上して自分を倒したとしても、それだけで自分の人生は何も変わりはしません。それはその時の大会の結果を変えるだけなのです。」

そんなアドバイスをモンフィスにしていたワウリンカ。「友達です。もし、自分が役に経てるのであれば、そうしたいのです。試合の事など考えていません。」ってツアーのライバルよりは友情を選ぶ性格みたいね。

そして時おり一緒にダブルスを組んだりしているブノワ・ペールにもアドバイスをしたんだって。

「年初のチェンナイでブノワとはたくさん話をしました。そして色々な事に対して自分の思いを伝えました。そして、ヒッティング・パートナーとしてそこにいたヤニック・ファッテベルトは自分にこう言ったのです。“君がしている事は、本当に素晴らしい事。なぜなら、ペールは対戦相手でもあるのにアドバイスをするなんて。”」

「そうかも知れません。でもブノワは友達なのです。今後も戦うかも知れませんが、まず第1に彼が勝ち上がってくれたらより良いことです。第2に、テニス人生で今後何回彼と対戦するでしょう。それほど頻繁な事ではないはずです。」

友情を優先にするワウリンカ。もちろんそんな姿勢にも賛否はあるかも知れないけど、ワウリンカ自身はそんな性格をしている人間なのね。


カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 18:32 | コメントをどうぞ
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