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2017年シーズンの開幕戦が終わりましたね。特に男子はATP250大会しか開催されていなかったにも関わらず、多くのトップ選手が全豪オープンへの準備として出場してましたね。
オーストラリアはブリスベンでは、錦織圭選手が惜しくも準優勝でした。優勝したのは、2014年にブレーク・シーズンを送るも2015年は失速。しかしながら昨年はまた調子を上げていたグリゴール・ディミトロフ。
この大会、第1シードにはミロス・ラオニチ、第2シードにスタン・ワウリンカ、第3シードに錦織選手、第4シードにドミニク・ティエム、第5シードにラファエル・ナダルと、トップ10選手5人もいるハイレベルなものだったけど、復調しているディミトロフがティエム、ラオニチ、錦織選手と下しての優勝でした。
決勝戦でトレーナーを呼んで治療を受けていた錦織選手。臀部に違和感があったようで、その後にシドニーで予定していたエキシビションも大事を取って欠場を決めましたね。大きな怪我ではなさそうだけど、大事な全豪オープンが控えているから、今はしっかり治してもらいましょう。
そして、そのブリスベンと同じくレベルが高かったのがカタールはドーハの大会。決勝戦は世界ランク1位で第1シードのアンディ・マレーと世界ランク2位で第2シードのノヴァーク・ジョコビッチの対戦と、グランドスラムの決勝戦なみの対戦カードとなったの。
結果はフルセットでジョコビッチが優勝を飾ったんだけど、その決勝戦でジョコビッチは2回イライラを爆発させるシーンがあったんだとか。
最初の時にボールを観客席へ叩き込んで観戦していた女性に当たってしまい、主審から警告を受けてしまったんだとか。
「誰かにボールを当てるつもりなどありませんでした。偶然そうなってしまっただけでした。幸いな事には大きな罰金にはならないようです。しかしながら、不運にもそんな事が起きてしまったのです。これからはもっと気を付けなければなりません。もちろん、特に最前列に座っている人などはサービスが当たったりしてしまうものです。そう考えると、これが初めてではありません。今回のような事は自分からは明らかに起きてはならない事です。もちろん処分は受け入れるつもりです。」
って、ジョコビッチはそのアクシデントについて語り、とっても反省していたようなの。
そしてこの事を受けて皮肉めいた発言をしたのがオーストラリアの問題児であるニック・キリオス。
キリオスは昨年秋に行われた上海でのマスターズ大会の試合中に、明らかにやる気のないプレーをしたとして、8週間の公式戦への出場停止処分を受けていたの。
のちにその処分は、キリオスがカウンセリングを受けると言う条件のもと、3週間へと軽減されていたんだけどね。
キリオスは自身の公式ツイッターでジョコビッチの事件を引用して、「(もし自分がジョコビッチと同じことをしたら)きっと2025年まで出場停止処分になるだろう」って、自身への処分とジョコビッチへの処分の違いの不平等さを、遠回しに皮肉っていたの。
一度付いた悪いイメージは、なかなか払拭する事は難しいけど、これからキリオスが真摯な態度を続ければ、必ずいつかはそのイメージを覆す事が出来るはず。そのためにも、今年は問題を起こさずシーズンを過ごして欲しいわね。