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ネクスト・ジェネレーションの最終戦

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今年から新設された大会で21歳以下の最終戦であるネクスト・ジェネレーションATPファイナルズ。

イタリアはミラノで開催されるその大会は、ツアー最終戦と同じように今季獲得したポイントの上位7選手と1名の主催者推薦の8選手によって戦う大会。出場資格はもちろん、今年21歳になる選手以下だから、1996年生まれまでの選手の最終戦なの。

通常の男子ツアー最終戦と違うのは、そのポイント・レースが10月30日に終了する事。その時点でのポイントで出場選手が確定するの。つまり、残す大会は今週の大会のみ。

現時点ではそのポイント・レースで断トツ1位のアレキサンダー・ズベレフ、2位のアンドレイ・ルブレフ、そして3位のカレン・カチャノフが出場権を獲得してます。

今週行われるスイスのバーゼル大会、オーストリアのウィーン大会に、その出場権を懸けて出場している選手が。

そのレースで4位に位置しているデニス・シャポバロフはバーゼル大会に出場していて、1回戦で杉田祐一選手と対戦します。シャポバロフはその1回戦に勝利すると出場権獲得が自力で決まります。

そしてポイント・レースの5位にいるジャリード・ドナルドソンもバーゼル大会にエントリーしていて、1回戦は予選勝者のマートン・フツォミッチスと対戦。

そのレースでドナルドソンと僅差の6位がボルナ・チョリッチで、地元から主催者推薦で出場のヘンリー・ラークソネンと対戦します。

ドナルドソンもチョリッチも準々決勝進出で出場権が自力で決まります。

先週行われたロシアはモスクワ大会でのベスト8進出で7位へ浮上したのがダニイル・メドベーデフ。彼は今週はバーゼル大会にもウィーン大会にも出場していないんだけど、ツアー下部大会でフランスで行われる10万6000ユーロのチャレンジャー大会に第1シードでエントリーしてますね。

ポイント・レース8位なのが韓国期待の若手であるチャン・ヒョン。チャンもバーゼル大会に出場していてイタリアのベテラン、パオロ・ロレンチと1回戦で対戦します。

メドベーデフもチャンも、当然上位進出が鍵となります。

レース9位なのがフランセス・ティアフォーでバーゼル大会に出場しているんだけど、1回戦は優勝候補筆頭で第1シードのロジャー・フェデラーとの対戦と、ドロー運に恵まれず苦しい状況となってしまいました。

10位にいるステファノス・ティティパスは、先週ベルギーのアントワープ大会でのベスト4進出で10位へ浮上したんだけど、今週はメドベーデフ同様フランスのチャレンジャー大会に出場しているの。でも例えその大会で優勝しても出場権獲得には至らないから、レースからは脱落しちゃったわね。

残された可能性のある選手は、レース17位にいるオーストリアのセバスチャン・オフナー。主催者推薦でウィーン大会に出場しているんだけど、もちろん出場権獲得には優勝するしかない厳しい道のり。

既に出場権を獲得しているズベレフ、ルブレフ、カチャノフは揃ってウィーン大会にエントリーしてますね。

自力で出場権を獲得するか、他の選手の脱落から出場権を獲得するか。どんな展開が待っているかしらね。

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 10:39 | コメントをどうぞ
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