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今年の全仏オープンでノーシードから勝ち上がってツアー初優勝をグランドスラムで飾って世界中に旋風を巻き起こしたのがイェレーナ・オスタペンコ。
当時彼女のコーチをしてその偉業達成へ導いたのが元女子プロテニス選手のアナベル・メディーナ=ガリゲス。そのメディーナ=ガリゲスは祖国スペインのフェドカップ監督に任命されたことから、オスタペンコとの関係を終了してしまったの。
オスタペンコはもともとお母さんがコーチをしていたんだけど、今もお母さんがコーチを続けてはいるけど、新たなコーチを招くことが決まったんだって。
それはオーストラリア出身でこれまでも世界のトップ女子選手の指導をした経験があるデビッド・テイラー氏。
デビッド・テイラー氏？？？
前回のブログ（１２月１５日）に大坂なおみ選手の新しいヒッティング・パートナーを紹介したけど、そこにも登場したのがデビッド・テイラー氏。そう大坂選手のコーチのはずよね。
詳細を調べてみたら、オスタペンコとテイラー氏はパートタイムの契約らしく、２０１８年シーズンを通して１５週間だけテイラー氏はオスタペンコに帯同すると言うことなんだって。
４回あるグランドスラムはそれぞれ２週間だから、そこで８週間。それ以外は７週間、つまり７大会に帯同するって言うことらしいわ。
来シーズンは中国は深センの大会からスタートするオスタペンコは、祖国ラトビアのリガで開いた会見でテイラー氏との契約について語っていたの。
そしてオスタペンコは２０１８年の目標を問われると「グランドスラムではより良いプレーをして出来る限り上位進出を目指すのが目標です。」って語っていたの。
今後もコーチを続けるお母さんのイェレーナ・ヤコフレバさんは、今年の全豪オープンの３回戦で、後に世界ランク１位になるカロリーナ・プリスコバとの対戦が今季の活躍の鍵だったって感じているんだって。その試合には敗れたけど、手応えを感じつつ何かを掴んだのかも知れないわね。
ヤコフレバさんは「全仏オープンまでは全てが普通でした。それから一気に生活が変わりました。それに慣れるのに２ヶ月ほどかかりました。全て新しい事ばかりでした。誰もあの優勝は想像していなかったのですから。またグランドスラムで優勝したいとは思っていますが、それは３～４年以内に達成出来ると信じています。」って語っていたの。
もうすぐクリスマスだけど、テニス選手達は来シーズンへ向けてトレーニングと練習をスタートさせている時期。
２０１８年はどんなドラマが待っているかしらね？！
