月別アーカイブ: 2019年4月


アルマグロ、今後のテニス界で生活!

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元男子世界ランク9位のニコラス・アルマグロは、今週スペインはムルシアで行われているツアー下部大会のムルシア・オープン・チャレンジャーをもって現役生活にピリオドを打ったの。

1回戦で同じスペインのマリオ・ビエリャ=マルティネスにストレートで敗れたのがシングルスでの現役最後の試合となったの。

そして水曜日に行われたダブルスでも、ファン=アントニオ・マリンと組んで1回戦へ臨んだけど、第3シードのアリエル・ベハール&アンドレア・ババッソリ組に敗れて、現役生活にピリオドを打ったわ。

そんなアルマグロ、生まれ故郷のムルシアのラ・マンガ・クラブのテニス・アカデミーで後進の指導を行うんだって。

そのアカデミーでは28人が練習に通っていて、1972年に創立したこのアカデミーでアルマグロ自身がプロとしてのツアーでの経験などを伝授するみたいね。

アルマグロは「これはテニスと言う世界に今後も触れて行ける最高の形。今回はマネージメントと練習に加わる。どの選手に取っても、ラ・マンガ・クラブは夢の場所。それは、その施設とスタッフのクオリティの高さだけではなく、その長い歴史があることも大きな理由。」って語ってました。

アルマグロは2011年5月に自己最高位の9位を記録。グランドスラムでは全仏オープンで3度、全豪オープンでも1度ベスト8入りを果たしていたの。

そして2008年にはデビスカップで祖国スペインの優勝にも貢献したの。

ここ数年は怪我に苦しんで何度も手術を受けて復帰を目指して来たんどけど、去年は5大会に出場するも1勝も上げられなかったの。

そして今週のムルシアでのチャレンジャー大会はアルマグロが今シーズン初めて出場した大会で、同時に現役最後の大会となりました。

ラ・マンガ・クラブはスペインでも素晴らしい野外コートの施設を持つ有数のテニス・クラブで、デビスカップやフェドカップ、プロの大会の会場としても利用される所なんだって。

現役生活に終止符を打ったアルマグロだけど、これからもテニスに触れて生活するのね。

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カナダの若手が組んでダブルスに出場。

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4月22日から28日にかけてスペインはバルセロナで行われるATP500大会に、カナダ男子テニスの将来を背負って立つ若き二人がダブルスを組んで出場するんだって。

それは18歳のフェリックス・ウジェ=アリアシムとデニス・シャポバロフ、19歳。

バルセロナ大会に二人が組んでダブルスに出場するのはこれが初めてなんだけど、この二人がダブルスを一緒にプレーするのはこれまでも何度かあったの。

ATPツアーではこれまで2度。最初が2016年のカナダはトロントでのマスターズ1000大会で、もちろん主催者推薦でのエントリーだったんだけど、その時はバーナード・トミックとヴィクター・トロイツキのペアーに1回戦で敗退していたの。

そして2度目が昨年のトロントでのマスターズ1000大会だったんだけど、その時もケヴィン・アンダーソンとノヴァーク・ジョコビッチと言うタフなドローとなりまたしても初戦敗退だったの。

実はツアー下部大会では、チャレンジャー大会で3回、フューチャーズ大会でも2回、ペアーを組んだ経験があるんだって。

ATPツアー大会ではないけど、2月に行われたデビスカップでも両者はペアーを組んでカナダを代表してスロバキアと対戦したの。

そのダブルスは、マーティン・クリザンとフィリポ・ポラセックの前に敗退だったけど、シングルスでシャポバロフが2勝、ウジェ=アリアシムが1勝を飾りチームでは勝利を掴んでいたの。

バルセロナではツアー下部大会以外での初勝利を手にすることができるかしらね?

でもそのバルセロナのダブルスは強豪ペアーがエントリーしているの。

2017年ウィンブルドン・チャンピオンのマルセロ・メロ&ルーカス・クボット組、2016年の全豪オープンとUSオープンを制したジェイミー・マレー&ブルーノ・ソアレス組、2017年の全豪オープン覇者のヘンリ・コンティネン&ジョン・ピアーズ組などなど。

シングルスに加えてダブルスも気になるわね。

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もう一人の大躍進選手!

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4月5日のブログで大躍進の18歳のフェリックス・ウジェ=アリアシムを紹介したけど、彼と時を同じくして同じような大躍進を遂げた選手が。

それは奇しくもウジェ=アリアシムが大躍進のきっかけとなった2月のブラジルの2大会で、いずれの大会でもウジェ=アリアシムを下していたラスロ・ジェレ、23歳。

セルビア出身のジェレが世界ランクでトップ100入りしたのは2017年7月で彼が22歳になったばかりの頃。でもジェレはその後、2018年を世界ランク93位で終えたように、1年半もの間90位台前後を行ったり来たりしていたの。

そんな彼はブラジルでの最初の大会となったリオデジャネイロ大会では、決勝戦でウジェ=アリアシムを下してATPツアー初優勝を飾ると、続くサンパウロ大会でも準々決勝でウジェ=アリアシムを下しベスト4入り。

3月18日には自己最高位の世界ランク31位を記録し、現在は世界ランク32位と、ウジェ=アリアシムの1つ上にいるのよね。

そんなジェレ、実は両親ともに既に亡くしているの。お母さんは2012年に、お父さんは数ヶ月前に亡くなってしまったんだって。

リオデジャネイロで優勝したあとのスピーチでは、そんな両親への感謝の気持ちと、その優勝を両親へ捧げると語るともちろん会場からは大きな拍手が送られたの。

そして同胞の大先輩であるノヴァーク・ジョコビッチからは大きな影響を受けているとも語るジェレ。練習を一緒にすることもあるけど、何よりジョコビッチと話をしていると、ジョコビッチが選手としても一人の人間としても尊敬できる存在で、彼からの影響はとても大きいそうよ。

そして今シーズンの目標は、シーズンをトップ20入りして終わることで、これからのクレーコート・シーズン、その後の芝のシーズンも、以前より自信を持って臨めると語るとジェレ。

天国の両親に見守られてもっと輝いて欲しいわね。

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毎週恒例の、日本人選手のツアー下部大会での活躍です。

女子では、アメリカの80,000ドルのサーキット大会では、ラッキールーザーの荒川晴菜選手が1回戦で、大坂まり選手が2回戦敗退でした。第2シードの奈良くるみ選手がベスト8でした。

イタリアの25,000ドルでは、主催者推薦の江藤直子選手が1回戦敗退でした。アメリカの25,000ドルでは、予選を勝ち上がった宮崎百合子リリー選手、輿石亜佑美選手が1回戦敗退でした。ダブルスでは、アメリカ人と組んだ宮崎選手がベスト4でした。

エジプトの15,000ドルでは、カジュール・オヴィアンジュ選手がベスト8でした。ダブルスではインド人と組んで第2シードのカジュール選手がベスト4でした。

チュニジアの15,000ドルでは、予選を勝ち上がった東谷和選手が1回戦で、予選を勝ち上がった小池さつき選手が2回戦敗退でした。ダブルスでは、東谷&小池ペアーがベスト4でした。

トルコの15,000ドルでは、予選を勝ち上がった緒方葉台子選手が1回戦で、細木咲良選手が2回戦敗退でした。第2シードの内藤祐希選手が準優勝でした。

国内は柏で25,000ドル大会が行われ、第8シードの小堀桃子選手、尾崎里紗選手、美濃越舞選手、予選を勝ち上がった鮎川真奈選手、大前綾希子選手、主催者推薦の松田美咲選手、村松千裕選手、宮本愛弓選手が1回戦で、瀬間詠里花選手、波形純理選手、岡村恭香選手、主催者推薦の秋田史帆選手が2回戦敗退でした。加治遥選手、日比万葉選手がベスト8、第3シードの清水綾乃選手がベスト4でした。ダブルスでは、森崎&米原ペアーが優勝しました。

男子では、メキシコの162,480ドルのチャレンジャー大会では、内田海智選手が1回戦敗退でした。

国内は柏で15,000ドル大会が行われ、齋藤惠佑選手、羽澤慎治選手、予選を勝ち上がった山尾玲貴選手、仁木拓人選手、主催者推薦の岡村一成選手が2回戦敗退でした。今井慎太郎選手、予選を勝ち上がった島袋将選手、主催者推薦の田中優之介選手がベスト8、第2シードの越智真選手、第3シードの高橋悠介選手がベスト4、決勝戦では山崎純平選手が望月優希選手を下して優勝しました。ダブルスでは、第3シードの越智&徳田ペアー、福田&望月ペアーがベスト4、高橋&山崎ペアーが優勝しました。

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ガスケ、復帰遅れる!

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32歳のリシャール・ガスケが復帰を目指してエントリーしていた来週行われる男子マスターズ1000大会のモンテカルロ大会の欠場を決めたの。

ガスケが最後に公式戦のコートに立ったのは昨シーズンの10月下旬に祖国フランスはパリで行われたマスターズ1000大会。

ガスケは足の付け根の怪我の手術を受けていて、今シーズンはまだ公式戦のコートに立っていないの。

ガスケがモンテカルロにデビューしたのは2002年にまでさかのぼるの。その時は予選を勝ち上がって本戦入り。それから10回出場していて、最高成績は2005年で、その時も予選を勝ち上がってベスト4まで勝ち進んだのよね。

去年は準々決勝でアレクサンダー・ズベレフに敗れていたわ。今回の欠場で、去年のベスト8のポイントを失うガスケ。現在世界ランク26位だけど、復帰が遅れるとどんどんランキングにも影響が出ちゃうわね。

ガスケに代わって本戦入りするのは、ポーランドの期待の若手であるフーベルト・フルカッツ、22歳。

フルカッツは現在世界ランク52位で、これは自己最高位。

3月のインディアンウェルズでは3回戦で錦織圭選手を下すなど、ベスト8入り。シーズン・スタート時の世界ランク77位をどんどん更新してるわね。

ガスケの怪我も心配だけど、フルカッツはこのチャンスを生かして更にランキングを上げられるかしらね?

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デル=ポトロの近況報告!

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ファン・マルティン・デル=ポトロが怪我について、そして復帰についての最新の情報をアップデートしてますね。

3月17日のブログでお伝えしたけど、右膝の骨折からの回復が思うように行っていなかったデル=ポトロは、更なる回復を望んで手術を受けるかも知れないと伝えられていたの。

そんなデル=ポトロだけど、先週末に自身の公式ツイッターで近況報告をしていたわ。

「今週、バルセロナのコトロ医師によって複数の検査を受け、その結果を検証したところ、ドクターは現在行っている治療を続けることを勧めてくれた。彼は怪我の回復には満足していて、すぐにまたコートへ戻って練習を始められるだろう。皆さんからの暖かいメッセージに感謝している。」

つまり、手術は結局受けないと言う決断に至ったみたいね。そして現状の回復具合は良好な印象で、近々コートでの練習も再開できる見込みとのこと。

デル=ポトロは昨年、素晴らしいテニスを披露していたの。

3月のインディアンウェルズでは、自身初となるマスターズ1000での優勝を果たし、アカプルコでもATP500大会を制していたの。

そしてUSオープンでは準優勝を飾り、2009年に優勝して以来9年ぶりに決勝の舞台に立ったの。

また全仏オープンではベスト4、ウィンブルドンでもベスト8と、10月の上海で右膝を骨折するまでは、キャリア・ベストのシーズンを送っていたところだったのよね。

2010年から数々の怪我に泣かされていたデル=ポトロ。やっと本来のテニスを取り戻し始めたのに、またしても怪我に泣かされるとは。

これから始まるヨーロッパでのクレーコート・シーズンで元気な姿を見せてくれることを切に祈ってしまうわ。

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期待の18歳、大躍進!

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2000年生まれの18歳、フェリックス・ウジェ=アリアシムはこの2ヶ月でランキングを大きく躍進させている注目株。

2月18日の世界ランクでは104位だったウジェ=アリアシムは、4月1日発表の最新の世界ランクでは33位。

これは先週までアメリカはマイアミで行われていたマイアミ・オープンでのベスト4進出が大きく影響しているわよね。

そんな彼に自信を与えたのが、2月に出場したブラジルはリオデジャネイロのクレーコート大会での準優勝だったみたい。その後に出場したサンパウロでもベスト8、インディアンウェルズは3回戦で西岡良仁選手と壮絶な死闘を繰り広げ、惜しくも敗退したものの、マイアミでは予選を勝ち上がりベスト4進出。

そんな彼はまだツアー優勝こそ手にしていないけど、今は優勝への気持ちが強いみたいなの。

「今自分がいるところ、感じている自信があれば、出場するどの大会でも優勝できる、上位進出できると信じて臨める。リズムを掴んでたくさんの自信を掴んで、全てがまとまって来ている。」

マイアミの準決勝でジョン・イズナーに敗れた試合は、第1第2セットいずれもリードして迎えたサービング・フォー・セットでダブル・フォルトなどミスを犯してブレーク・バックされてしまい、その後のタイブレークを2セットとも失い敗退しちゃったのよね。

「試合の大切なもののようなものが、心の中にひらめいたんだ。つまりそれは、自分にはまだまだ改善の余地があると言うこと。」って、敗戦からもしっかり学んでいるみたいね。

14歳で初めてプロのATPチャレンジャー大会で勝利を飾り将来を期待されて来た彼は「正しい道にいるけど、他にも良いプレーをしている若い選手はたくさんいる。最終的な目標は、グランドスラムでの優勝と世界ランク1位になること。」と今の気持ちを語っていたの。

このまま順調に成長したら、本当に凄い選手になるかも知れないわね。クレーコートも苦手ではなさそうだし、今後の活躍にも期待大ね!

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ジョコビッチも内助の功は必須!

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現在男子世界ランチ1位のノヴァーク・ジョコビッチは、2014年に結婚した奥さんのイェレーナさんがここまでの成功には欠かせない存在だって切に語っている。

「お互い成長するにあたって助け合っている。興味を持っていることやくぐり抜けてきたこと、どんなことでも全てを彼女と共有できていることに感謝している。」

「彼女は常に右腕になってくれたし、最近経験した6ヶ月のツアー離脱を余儀なくされた怪我だったり、復帰してもまた元のレベルでプレーできるか不安に思っていた時のような苦しい時期にいつもそばにいてくれた。気持ち的にも多くを乗り越えなければならない時もそうだった。彼女はそんな全てのことで手助けになってくれた。」

「自分が感じていることだが、我々は我々が実際五感で思っていたり感じている我々以上なのである。」

4月2日のブログにも書いたけど、ロジャー・フェデラーもジョコビッチも、今の奥さんがいたからこそ今の成功があると本人も実感しているのね。

そんな幸運な運命的な出会いに巡り合えた事も成功の鍵って言うことね。

あそこまでの成功を手にするには、もちろん本人の努力やチームのサポートは当然必要だけど、そんな素晴らしい奥さんと出会う運もやっぱり必要なのね。

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先月行われた準グランドスラムと呼ばれるBNPパリバ・オープンを初めて制したドミニク・ティエムだけど、来年東京で開催されるオリンピックへ出場しないようなの。

なぜかと言うと、オリンピックと同じ週に開催される祖国オーストリアのキッツビューヘルのジェネラリ・オープンへの出場を示唆しているからなの。

BNPパリバ・オープン優勝後に出場したマイアミ・オープンでは初戦となる2回戦敗退だったティエム。

敗戦の直後にオーストリアへ帰国してしばらくの休養を取ったティエムは、今週の月曜日に2時間ほどウィーンで練習を行い、その後に記者会見を開いたんだって。

そしてその会見で、キッツビューヘルの大会に今年と来年の出場を明言しているの。

ティエムは祖国でのその大会に2011年、17歳で初出場。2017年を除いてこれまで7回出場しているものの、2013年にベスト8、2014年に準優勝、2015年にベスト4とまだ祖国での優勝には至っていないの。

ティエムと言えば、あまりオリンピックへのこだわりは強くないようで、2016年に行われたリオデジャネイロ・オリンピックにも出場していなかったのよね。

そんなティエムがBNPパリバ・オープンで優勝した時に彼のチームと共に観客席にいたのがニコラス・マスー。

元世界ランク9位のマスーは2004年のアテネ・オリンピックで男子シングルスと男子ダブルスで金メダルを獲得して、チリにオリンピック初の金メダルをもたらした選手。ダブルスはフェルナンド・ゴンサレスと組んでのこと。

BNPパリバ・オープンの時は正式なフルタイムのコーチではなかったマスーだけど、ティエムは今シーズン終了までマスーをフルタイムのコーチとしてチームに帯同してもらうことを発表しているのよね。

マスターズ1000大会での初優勝をマスーと共に達成したティエム。更なる栄光を手にすることができるかしらね?

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ペネッタがコメンテーターに!

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今季2度目のグランドスラムである全仏オープンは、5月26日から6月9日まで行われるけど、2015年のUSオープン女子シングルスを制したフラビア・ペネッタがユーロスポーツ・イタリアのメイン・コメンテーターになるんだって。

同時に彼女は、レジェンド・ダブルスに彼女が現役の頃にライバルとして戦っていた同胞のフランチェスカ・スキアボーネと組んでコートにも立つらしいの。

スキアボーネと言えば、2010年の全仏オープン女子シングルス・チャンピオンで、それが自身唯一のグランドスラム・タイトルだから、全仏オープンは思い出深い大会なはず。

そんなペネッタのご主人はご存知、男子プロテニス選手のファビオ・フォニーニ。彼は昨年は好調で、シーズンを世界ランク49位でスタートして、自己最高位に並ぶ世界ランク13位でシーズンを終えたの。

当然2019年は初のトップ10入りを目指していたはずなのに、今季はここまで7大会に出場して4勝7敗と、どの大会でも上位進出さえ果たしていないの。

フォニーニの今季のここまでについてペネッタは「ファビオは肉体的にはとても良い状態にいる。足首の手術は受ける予定はない。彼は精神的な準備ができていなかったから、少し気落ちしている。彼は既に習得しているものの中のある事に対処できていなかった。簡単な1回戦などない。」と語っていたの。

そして「どんな選手相手にもどのポイントも取りに行かなければならないし、戦う意欲を持って絶対ギブアップはしてはならない。リラックスしている自分を見付けると、2、3試合負けてしまい、それで硬くなってしまってまたゼロからのスタートになってしまう。」って、フォニーニについて語りながらプロの試合の難しさを表していたの。

自身が全仏オープンでまたコートに立つことに関しても語っていたわ。

「全仏オープンでレジェンドの試合に出る。たくさんの笑いがあるはず。きっと楽しいはずだし、とても喜んでいる。我々は色んな違う考えを持って生きている。彼女(スキアボーネ)がまたこのコートに戻ってくるのは独特な効果になるはず。彼女は2010年に優勝していて、自分のUSオープンの優勝と少しだけ似ている。」

って語りながら、レジェンドの試合を楽しみにしているようね。

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毎週恒例の、日本人選手のツアー下部大会での活躍です。

女子では、オーストラリアの25,000ドルのサーキット大会では、第7シードの美濃越舞選手、尾崎里紗選手が1回戦で、井上雅選手、加治遥選手、が2回戦敗退でした。穂積絵莉選手がベスト8、今西美晴選手がベスト4でした。

トルコの15,000ドルでは、予選を勝ち上がった緒方葉台子選手が2回戦敗退でした。細木咲良選手がベスト8でした。

国内は甲府で25,000ドル大会が行われ、予選を勝ち上がった村松千裕選手、主催者推薦の川村茉奈選手、松本安莉選手、光崎澪選手、光先楓奈選手が1回戦で、第6シードの清水綾乃選手が2回戦敗退でした。小堀桃子選手、日比万葉選手がベスト4でした。ダブルスでは、小堀&瀬間ペアーがベスト4でした。

男子では、チャレンジャー大会に出場の日本人選手はいませんでした。

オーストラリアの15,000ドルのフューチャーズ大会では、川上倫平選手、竹田直樹選手、予選を勝ち上がった乾祐一郎選手が1回戦で、第8シードの野口莉央選手、河内一真選手が2回戦敗退でした。

メキシコの15,000ドルのフューチャーズ大会では、望月慎太郎選手が1回戦敗退でした。トルコの15,000ドルでは、主催者推薦の岡垣光祐選手が1回戦敗退でした。

国内は筑波で15,000ドル大会が行われ、第1シードの越智真選手、仁木拓人選手、竹内研人選手、田沼諒太選手、主催者推薦の田中優之介選手が2回戦敗退でした。第3シードの清水悠太選手、望月優希選手、主催者推薦の田形諒平選手がベスト8、田島尚樹選手がベスト4、決勝戦では今井慎太郎選手が山崎純平選手を下して優勝しました。ダブルスでは、第3シードの羽澤&仁木ペアー、竹島&山崎ペアーがベスト4、台湾人と組んで第1シードの今井選手が優勝しました。

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フェデラー、内助の功は重要!

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先週までアメリカはマイアミで行われていたマイアミ・オープンで、キャリア101勝目を上げたロジャー・フェデラー。

そんなフェデラーは37歳になった今でも世界のトップでプレーできているのは、2009年に結婚した妻のミルカさんがいることが大きな要因だって語っているの。

「友人や家族は自分に取って確実に最優先されるものだが、ミルカはここまでの人生を通してずっと信じられないほど支えてくれた。2000年のシドニー・オリンピックでより親しくなった。そして交際を始めて、2009年に子供をもうけて結婚もした。それは自分に取っては素晴らしい経験の連続で、彼女もプロとしてプレーしていて、トップ100にいた選手だったから、テニスと言うスポーツをとても理解している。彼女は常にテニスと言うスポーツを身近に感じさせてくれて、また練習へ行ったらと言ってくれる。」

「彼女なしでは今の成功はなかっただろう。彼女は自分の試合の8割から9割を見ている。それはこれまでのどんなコーチ以上。」

「だから彼女は自分のテニス人生においてとても良くしてくれた。しかし成長する時も彼女はずっと側にいたし、常に素晴らしい存在だった。特にテニス人生の序盤では、かなりテニスの話をしていた。時にはコーチがいなかったこともあったが、彼女がコーチの代わりとは言いたくないが、明らかに彼女とテニスについて話をしていた。」

同じスポーツを、しかもプロと言うレベルでしていたからこそ分かり合えることもあるのかも知れないし、同じ選手としての目線でフェデラーのテニスを見ることもできたのかも知れないわね。

今年は久々にクレー大会へ臨むフェデラー。体への負担が気になるけど、きっとプレーするって決めたことだし、また素晴らしいパフォーマンスを披露してくれるはず。楽しみね。

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ロディックがエキシビションに!

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今年の7月22日から28日にかけてアメリカはアトランタで行われるATP250大会のアトランタ・オープンに、元世界ランク1位のアンディ・ロディックがエキシビションに登場して久々に観客の前でテニスを披露するんだって。

その大会には、現在アメリカ男子のエースであるジョン・イズナー始め、フランセス・ティアフォー、テイラー・フリッツ、レイリー・オペルカなど、今後のアメリカ男子テニスを背負って立つ若手が顔を揃える大会。

その大会は2010年にインディアナポリスからアトランタへ移って記念すべき第10回大会を迎えるの。

7月22日、月曜日の夜に行われるそのエキシビションは、2012年同大会チャンピオンのロディックがロビー・ジネプリと対戦するもの。

現役時代、32個のタイトルを獲得しているロディック。実は初優勝は2001年のこの大会で飾って、加えて2012年のUSオープンを最後に引退したロディックの現役最後のタイトルもその年のこの大会だったって言う思い出深い大会なんだって。

ロディックとジネプリは、現役時代の対戦成績はロディックの9勝1敗とロディックが大きくリードしてはいるものの、何度も接戦を繰り返していたわ。

ジネプリの自己最高位は世界ランク15位で、2005年にはUSオープンでベスト4入りも果たしていたの。そして今から4年前に現役を退いたの。

二人ともどんなプレーを見せてくれるかしらね!

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