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全豪オープン2020、女子ダブルスの栄冠は第2シードのクリスティーナ・ムラデノビッチ&ティメア・バボス組に輝きました。
決勝戦では第1シードのシェー・スーウェイ&バーボラ・ストリッツォバ組を圧倒して優勝を飾りましたね。
何となくシェー・スーウェイとストリッツォバ組への対策ができていたような気がしましたね。
シェー・スーウェイもストリッツォバもなかなか思うようにサービスゲームが展開できず、キープに苦しんでました。
デュース・サイドでリターンしていたムラデノビッチは強烈なリターンを連発してました。ムラデノビッチもバボスも、サーブ&ボレーをしかけてくるストリッツォバにしっかり対応してましたね。
男子シングルス準決勝は、第5シードのドミニク・ティエムが第7シードのアレクサンダー・ズベレフを下して、全豪オープンでは初の決勝進出を決めました。
第1セットはティエムの方が緊張からなのか今一つプレーに切れがなかった感じで、ズベレフが第1セットを先取。
第2セットでは第3ゲームでズベレフは自身のミスからブレークを許してしまって、その辺からティエムを生き返らせてしまった感じでした。
ティエムはボールの打つ音がテレビを通しても凄いですね。この日もガンガン打っていて、クレーコートで見せるようなスピンの強いボールも打つけど、それに混ぜてフラット系の早くて強いショットを打っていて、それが良いコースに入るとあっと言う間にポイントの主導権を握ってしまう。
コート・カバリングでは世界でも1、2を争うラファエル・ナダルでさえ翻弄してしまったそのストロークが戻って来たらズベレフもお手上げって印象でした。
決勝戦ではノヴァーク・ジョコビッチと対戦するけど、ティエムとジョコビッチのこれまでの対戦では10回対戦していて、初対戦から5回はジョコビッチが勝利しているけど、その後の5回の対戦は、ティエムの4勝1敗とティエム優勢なのよね。
それでもそのほとんどがクレーコートで、ティエムの得意のサーフェースだったんだけど、直近の対戦が去年のツアー最終戦。
早いインドアのハードコートながらティエムがフルセットでジョコビッチを下しているの。
この全豪オープンでもナダルに勝利したりと、ハードコートでのプレーもかなり向上しているから、ティエムがグランドスラムの頂点に立って初優勝を飾るか、注目が集まるわね。
今夜は女子シングルスの決勝戦が行われます。第14シードのソフィア・ケニンとノーシードから勝ち上がったガルビーニャ・ムグルサが顔を合わせます。
大方の見方はムグルサ優勢のようね。でも、試合は予想を覆すこともしばしば。今回の決勝戦のカードを誰が想像したでしょう。今夜も楽しみね。
そしてミックスダブルスの決勝戦も行われます。第5シードのバーボラ・クライチコワ&ニコラ・メクティッチ組とノーシードのベサニー・マテック=サンズ&ジェイミー・マレー組の対戦です。
そして車椅子テニスでも男子シングルスでは第1シードの国枝慎吾選手と、女子シングルスでは第2シードの上地結衣選手がいずれも決勝戦に臨みます。
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元女子世界ランク2位で、2018年シーズンを最後に引退したアグニエスカ・ラドワンスカが第一子の妊娠を報告しましたね。
ラドワンスカは引退後は、地元ポーランドはクラクフでホテルの経営に携わりビジネス・ウーマンとして過ごしていて、ダンス大会に出場したりしていたの。
もちろんテニス界とも繋がりが。WTAのレジェンド・アンバサダーを務めているの。
そんな彼女は引退前の2017年7月に結婚したの。結婚式には親友のカロリーン・ウォズニアキやアンゲリク・ケルバー、イェルジー・ヤノヴィッツなどが参列していたの。
ラドワンスカはグランドスラムでの優勝こそなかったけど、2012年のウィンブルドンではポーランド人として初めてグランドスラムの決勝進出を果たして準優勝。
グランドスラムではその準優勝を含む12回のベスト8以上の成績を残しているの。
加えて2015年にはツアー最終戦でも優勝して、トータル20個のツアー優勝を飾っていたのよね。
元気やベビーを生んで欲しいわね。