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全豪オープンで準優勝を飾り、ハードコートでも強さを証明したドミニク・ティエムだけど、その要因としてはコーチに就いたニコラス・マスーの存在は大きなものだって考えられているわ。
そんなティエムのチームにシーズン開幕から新たなコーチとして加わったのが、祖国オーストリアのレジェンドで元世界ランク1位のトーマス・ムスター。
しかしながら、そんな関係は全豪オープン期間中に終了を迎えてしまっていたの。
ティエムは「まだまだ多くのことを向上させなければならない。そしてもちろん、トーマスは現時点ではオーストリアでの史上最高の選手であり、自分が追い求めている目標を達成した唯一の人。何か悪いことがあったわけではない。でも、最初からしっくり来なかったら止めようと話していた。そしてそうなった。今後一緒にいても上手く行かないだろうと言う感覚があった。だから関係を終わりにしたんだ。」って自身の思いを語っていたの。
そしてマスーと共にチームにいる父親はこんなことを言っていたの。
「我々はトーマスとウィーン大会の時に話し合いを持った。そしてシーズンの中で、ある大会には帯同してもらおうかと考えた。彼の経験を生かすために。なぜなら、彼は全仏オープンで優勝を飾り、世界ランクも1位へと上り詰めていたから。」
「だが実際、2週間ほどでドミニクがしっくり来ないと言っていた。トーマスは素晴らしい選手だったが、私からすると大切なことは、コーチは選手が何を必要としているかを理解することで、コーチ自身のコピーを作ろうとすることではない。」
「つまり、ドミニクはもう26歳。そして自身の人格もある。要はドミニクには彼を向上させるスペースを与え、彼自身のテニスをさせてくれる人が必要。彼はちょっとしたアドバイスが必要なんだ。多くのことを言ったり、干渉し過ぎたりしたら、上手く行かない。」
「グランドスラムの大会期間中に関係が終わってしまったのは残念だった。しかしながら、あんな大切な大会でトライしなければ分からない。トーマスとの間に悪い会話などなかった。ただ単に上手く行かなかっただけ。」
もしかしたら、ムスターはちょっと言い過ぎてしまったのかも知れないわね。ティエムはもうグランドスラムで3度決勝戦へ行っているだけのテニスはしているから、そこに足りないものが何で、どうしたら良いかをムスターの経験から聞きたかっただけなのかも知れないわね。
選手とコーチの関係って色々難しいわね。ティエムの場合は、マスーをコーチにつけたことは良い方向へ向かっている気がするから、今年の全仏オープンも楽しみね。