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長年スペイン男子テニスを牽引したエース選手と言えばラファエル・ナダルなのは明らかだけど、今はナダル2世だと言われている選手がいるの。
それは今週スペインはマルベーリャで開催しているATP250大会に主催者推薦で出場しているカルロス・アルカラス、17歳。
その大会では、2回戦で第6シードで大先輩のフェリシアーノ・ロペスを、準々決勝では第3シードのカスパー・ルードを下して自身初となるATPツアー4強入りを果たしたの。
17歳でのツアー4強入りは、2014年のアレクサンダー・ズベレフ以来で、スペイン人男子としては2003年7月のクロアチアのウマグ大会でナダルが達成して以来のこと。
アルカラスはインタビューに答えて、自身の思いを語っていたわ。
「自分への行きすぎた期待を持つ人や次世代のナダルだと言う多くの人々のことは考えないようにしている。そのようなコメントには耳を傾けないようにしていて、今は自分自身やトレーニング、チームからのアドバイスだけに集中するようにしている。」
「全ての選手が最高の練習相手。でももちろん、自分の憧れの選手とそれができるのは常に特別なこと。自分に取ってそれはナダル。彼との練習は特殊で忘れられない経験だったし、自分の心に永遠に残るもの。」
そう語るアルカラスだけど、ナダルとの違いはナダルがツアーでベスト4入りしたのは、17歳と1ヶ月。アルカラスが今回ベスト4入りしたのは、17歳と11ヶ月で、アルカラスは来月5日に18歳になるから、約1年近い開きがあると言うこと。
そしてナダルは当時世界ランクは58位と既にトップ100入りを果たしていたけど、アルカラスは現在133位で、今回の勝ち上がりで週明けのランキングでは自己最高位を更新するも、118位前後とトップ100にはあとちょっと。
もちろん、これはナダルと比較しているかなであって、一般的には18歳になる前にこのランキングにいて、ツアー4強を果たすなんて本当に凄いことなんだけどね。
そして2004年1月のオークランド大会でナダルが17歳でツアー決勝戦に進出したあとを追おうとしたアルカラスだったけど、準決勝では同じスペインの若手のファウメ・ムナールに敗退しちゃったの。
「ムナールは素晴らしい選手。とても良いプレーをしていて、自分に選択肢を与えてくれなかった。精神的か部分が鍵だった。考えを明確にしてプレーできなかった。ただ、チャンスがないとかムナールがとても安定していると言うことしか考えられなかった。」
「自分の悪いプレーばかり考えていたし、ミスのことばかりが頭にあってその奥が見えていなかった。ムナールをもっと追いやろうとしていたけど、自分の頭にはミスを続けてしてしまうことばかりだった。」
それでもしっかり前を見るようにしているようよ。
「もちろん、今日勝ってATPツアーの決勝戦の舞台に立てたら最高だった。でも今はもうちょっと冷静に考えて、この大会をより多くの経験をしてより良い気持ちで去ろうとしている。」
「前向きな部分を見なければならない。ここへは学ぶために、そして良い試合をするために来たし、それは達成できたと思う。この敗戦からも学ぶことがある。だから次に同じような状況になったら、違う結果になることを願っている。」
ナダルのようにクレーコートを得意としているなら、アルカラスがトップ100入りするのはもうすぐなはず。過度な期待から自分自身が乱されないことだけを願うわ。