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今週発表の男子世界ランクで、4位を記録したことで17年連続でATPランキングのトップ10を維持したラファエル・ナダル。
4月29日もメモリアルな日なの。
20年前の今日、2002年4月29日、ナダルは地元スペインはマヨルカのATP大会にワイルドカードで出場すると、初戦突破。わずか15歳10ヶ月でATPツアーでの勝利を飾ったの。
1回戦で対戦したのは、当時世界ランク81位のラモン・デルガド、25歳。
デルガドは、クレーコートを得意としていて、1998年の全仏オープンでは、2回戦で当時世界ランク1位のピート・サンプラスを下すなど、グランドスラムで唯一となる2週目に残るベスト16入りを果たしていた選手。
ナダルはその後、2回戦でオリビエ・ロクスにストレートで敗れて大会を去ったけど、その後のシーズンはツアー下部大会のフューチャーズ大会やチャレンジャー大会に出場して、約11ヶ月間で60勝10敗を記録して、翌年4月のモンテカルロでのマスターズ大会には世界ランク109位で予選に出場。
予選を勝ち上がって3回戦進出を果たして、大会後の世界ランクでトップ100入りを果たしたの。その後に更なる活躍を見せたのは、もうご存知のこと。
16歳になるまでにATPツアーで勝利を飾ったのは、ナダルが史上9人目で、その後ライアン・ハリソンが達成して10人目で、それ以降はその偉業を達成した選手は今のところ出てきてはいないわ。
ナダルは、こんなに長い間世界のトップレベルでプレーを続けているけど、彼のトップ10連続記録はまだまだ続きそうね。