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イタリアはトリノで開催中の男子ツアー最終戦は、現地日曜日に決勝戦が行われ、ノヴァーク・ジョコビッチがキャスパー・ルードをストレートで下して、ロジャー・フェデラーに並ぶ、今大会最多となる6度目の優勝を飾ると同時に、2022年の男子ツアーが幕を閉じたわ。
加えて、ジョコビッチの35歳での優勝は大会最年長チャンピオンであり、今季5度目の優勝とキャリア91回目の優勝を飾ったの。
2022年シーズンはジョコビッチに取ってかなり苦悩のシーズンとなったのでは。スタートからオーストラリア入国が果たせず、全豪オープンの欠場を余儀なくされ、4つのマスターズ大会とUSオープン含む北米全ての大会への欠場を強いられたの。
もちろんそれは、ジョコビッチがかたくなに自身のスタンスを変えていないワクチンを打たないと言う決断から招いたものだから、本人もそれは受け入れているはず。
ただ、出場しつつもランキング・ポイントが与えられなかったウィンブルドンの優勝も、そのポイントがあったら計算上ではジョコビッチが世界ランク1位で今シーズンを終えていたことになるの。
ジョコビッチのコーチをしている元男子世界ランク2位のゴラン・イヴァニセビッチ氏は、大会会場であるトリノでのインタビューで、ジョコビッチはこれからも更に成長するだろうって言う見解を語っていたの。
「彼は彼が22歳の時より激しい練習をしている。だから彼は今でもあそこまで良いプレーをしているし、だから彼はこれからもまだより良くなるだろう。練習への意欲、向上したいと言う意欲、より良くなりたいと言う意欲は凄まじいもの。彼は自身の体のケアもし続けている。自分が現役の頃は、30歳とか31歳でテニスを止めていた。35歳なんてもうすっかり高齢で引退する準備ができていた。でも今では信じられない。」
今ではテニスに限ったことじゃないけど、世界のトップ・アスリート達の現役選手の年齢が上がっているのは確かなとこ。
もちろんそこにはジョコビッチのように、アスリート自身の体のケアやトレーニングなどの努力があって成り立つことなのは明確。
そんなジョコビッチだから、このブログでも紹介したけど、来年は全豪オープンへの出場が可能になる見込みだから、イヴァニセビッチ氏はまたジョコビッチが世界の頂点に返り咲き、キャリア100勝やラファエル・ナダルが持つ、グランドスラム最多優勝の22回を塗り替えることも十分可能だと感じているの。
「(全豪オープンへの前向きなニュースは)このことを待っていた。彼はテニスがしたくて、ただ大会に出たいだけなのに、どの大会でプレーが可能なのか分からない。最終的に、もしATPがウィンブルドンのポイントを認めていたら、彼が世界一で終えていたかも知れない。」
「今のジョコビッチを見てくれ。彼はまだまだ貪欲だし、素晴らしいテニスをしながらいまだに大会で優勝している。彼は既に来シーズンへ向けての準備のことを考えている。そんな彼は、これからも常に闘争心があり、グランドスラムや大きな大会で優勝候補になり得るだろうと思っている。」
コーチであるイヴァニセビッチ氏もジョコビッチの意識の高さと、これからのやる気の高さを感じているようで、今シーズンの成績を見ても、来年もまだまだ世界のトップで戦えると感じるのは当然だし、ジョコビッチ本人も更なる記録や成績を思い描いていても、何ら不思議ではないわよね。
そんなジョコビッチに、今季を世界一で終えたカルロス・アルカラスなどの若手がどんなプレーを見せてくれるか、来シーズンはまた楽しみが増えそうね。