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昨日行われたウィンブルドン2023、男子シングルスで唯一初戦を突破したラッキールーザーの綿貫陽介選手は、アレクサンダー・ズベレフに1セット奪う健闘を見せたけど2回戦敗退でした。
第1セットも接戦で失い、続く第2セットを接戦の末に奪った綿貫選手。ただ、そのレベルを勝ちきるまで維持しないと、ズベレフなど世界のトップクラスの選手を倒すには至らないってことなのよね。
そこは今回の対戦も良い経験になったのでは?接戦に持ち込めるだけの力はあるのはきっと実感したはずだし、そこを勝ちきるためには、それをあと1セット、グランドスラムの時は2セット維持出来ないと勝てないって言うことも学べたはず。
今回の勝ち上がりで、世界ランクも自己最高位を更新するのが見えたけど、トップ100入りにはわずかに届かない感じ。でもトップ100入りももうすぐそこ。早くグランドスラムの本戦にもストレートインして欲しいわね。
女子ダブルスでは、レベッカ・マサロバと組んだ穂積絵莉選手が1回戦を突破したけど、2回戦敗退でしたね。クリスティーナ・ブクサと組んだ二宮真琴選手は1回戦敗退でした。
ここまで残っている日本人選手はと言うと、女子ダブルス2回戦も勝利したのは、アルディージャ・ステアディと組んで第16シードの加藤未唯選手。
ミックスダブルスでは、ベルギーのサンダー・ジレと組んだ加藤選手は初戦敗退だったけど、第8シードの柴原瑛菜選手&ジャン=ジュリアン・ロジェール組は1回戦を勝利しました。
今夜は、ステアディ&加藤ペアの3回戦と、ロジェール&柴原ペアの2回戦が予定されてます。
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出産を挟んで復帰したエリーナ・スヴィトリナが4回戦でヴィクトリア・アザレンカをフルセットのタイブレークを11ー9の大接戦の末に勝利。
そして彼女は、祖国ウクライナがロシアからの侵攻を受けていることから、ロシア人選手とベラルーシ人選手と試合後の握手をしないと言う決断を公にしていて、この試合のあともアザレンカとは握手をしなかったの。
全仏オープンの時は、そんな決断をしたスヴィトリナにブーイングが起きたこともあったけど、ウィンブルドンではコートを去るアザレンカにブーイングが。
試合後にスヴィトリナとアザレンカはそのことを問われてこう答えていたの。
「テニスを統括する組織は、ウクライナ人がロシア人とベラルーシ人と握手をしないとする声明を出すべきだと思う。人々に取って明確になっていないのかどうか分からない。何が起きているのか分からない人もいるはず。だから、声明を出すのは正しい方法だと思っている。」
「今現在、戦闘の最前線で戦っている男性や女性へ、正しい気持ちを表すことができる可能性のあること全てをしているだけ。最前線にいる人が私を見て、何も起こっていないかのように振る舞っている姿を見たらどう感じると思う?」
と、スヴィトリナは語っていて、握手をしない行動は、ロシア人選手やベラルーシ人選手へ向けてのことではないと言う気持ちを表していたわ。
「特に言うことはない。彼女はロシア人とベラルーシ人と握手をしたくない。そんな彼女の決断を尊重している。どうするべきだったの?ネット際で待っていれば良かったとか?正しいかもと思ったことをする以外なかった。だから、彼女への尊重する気持ちを表していると思った行動をしただけ。」ってアザレンカは語っていたの。
もう本当に早くあんな戦争は終わって欲しい!!!