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今週アメリカはワシントンDCで行われているATP500大会で、8月1日のブログで独自のトレーニング方法を行って今大会に臨んでいるアンディ・マレーが初戦となる2回戦に勝利したの。
その試合では、ブランドン・ナカシマを7ー6、6ー4のストレートで下していたわ。
実はマレー、2018年のこの大会では準々決勝まで勝ち進んだんだけど、その試合は戦えずに棄権敗退。その時はその後に大きな手術を受けることになった股関節の怪我が悪化していて、観客の前で涙に暮れて大会を後にしていたのよね。
そんなマレーは試合後のオンコート・インタビューでこう気持ちを語っていたの。
「(観客は)素晴らしい。だからこうしてまだプレーを続けている。こんな雰囲気の中でプレーするのが大好き。みんなそう言っているけど、自分はここワシントンに来ることが好きなんだ。訪れてテニスをするには最高の場所。」
「水曜日にこんなに観客が来てくれたことはとても素敵なこと。どれくらいの人が仕事をサボって来てくれたのかな。ボスがテレビで皆さんを見付けないことを願っている。」
ってジョークを交えて観客をわかせていたわ。そして引退も考えた大きな怪我を乗り越えて、こうして今もプレーを続けている気持ちも加えていたの。
「こうしてまた戻ってこれて、あの時のような色々な問題もなく、痛みもなく、こうして高いレベルで戦い続けられていることはとても嬉しいこと。この4~5年は、長い長い道のりだった。でもまだこうして続けられているのはとてもハッピー。」
そして男女共同開催のこの大会の女子部門に、出産から復帰しているエリーナ・スヴィトリナも出場していて、初戦でヴィクトリア・アザレンカを、2回戦ではダリア・カサトキナを下してベスト8進出を決めているんだけど、そんな彼女の活躍に対しても言及していたの。
「スヴィトリナがこんなに早く復帰して来たことに驚いている。そして、出産してからあんなに高いレベルでプレーしていることも驚きである。もし、同じようなことをしたい選手が他にもいたとしたら、このような先例があるのはテニス選手としてのキャリアで出産と言う形の休みを取ることがもっと励まされるのではないかと思う。」
これからの未来を考えると、女子プロテニス選手だって子供を産むことを前向きに考えられる方が良いってマレーも思ってるってことね。
女性にしかできないのが出産。その出産がテニス・キャリアの妨げになるべくならないように、こうして良いお手本があるのは素晴らしいことね。
そんなマレーは、ベスト8進出をかけて、第1シードのテイラー・フリッツと3回戦で対戦します。次の試合が大きな山場になりそうね。
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そのワシントンDCの大会には、錦織圭選手も出場予定だったけど、アトランタ大会で痛めた膝の怪我のために直前でキャンセルすることを決めていたわ。
その錦織選手のドローには、予選決勝で敗退していた島袋将選手がラッキールーザーで入り、見事その幸運を生かして初戦突破。2回戦では、惜しくもクリストファー・ユーバンクスの前に敗退でした。
他にも日本人選手が活躍してるわ。1回戦では、対戦相手の体調不良からの不戦勝とラッキーな形で初戦を突破した綿貫陽介選手が、2回戦でも世界ランク12位で第3シードのフィリックス・オジェ=アリアシムを2回のタイブレークを制して勝利。自身初となるトップ20選手からの勝利を物にしてたわ。
ベスト8進出をかけて、世界ランク36位で第13シードのウゴ・ウンベールと対戦します。
今週発表の世界ランキングで99位と自身初のトップ100入りを果たした綿貫選手。今回の勝ち上がりで来週発表の世界ランキングでも更に自己最高位を更新しそうだわ。
まずは、日本時間の明日の早朝に予定されている3回戦も、ベストなプレーを発揮してベスト8進出を狙って欲しいわね。