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USオープン2023の男女ダブルスのドローも発表になりましたね。
女子では、第7シードで青山修子&柴原瑛菜ペア、第15シードでアルディラ・スチャーディと組んだ加藤未唯ペア、そして二宮真琴選手がサブリナ・サンタマリアと組んで、穂積絵莉選手がルシア・ブロンゼッティと組んでエントリーしてます。
男子では、マクラクラン勉&西岡良仁ペアが日本人としては唯一のエントリーね。
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この大会を最後にプロテニス選手としてのキャリアにさよならを告げる選手が。
元男子世界ランク8位のジョン・イズナーと、同じく元男子世界ランク8位のジャック・ソック。
イズナーは、ジョージア大学でテニスのキャリアを積んでからプロデビューした遅咲きの選手で、初めてトップ10入りしたのは2012年の4月で27歳になる直前。それでも2010年から2019年シーズンをトップ20で終えるくらい安定した成績を残していたの。
加えて、2018年3月のマイアミのマスターズ大会で初優勝したのが、マスターズ初優勝最年長記録となる32歳11ヶ月だったのよね。
イズナーは自身のSNSに、「17年以上のATPツアーのあと、プロテニス選手としてのキャリアにさよならを言う時。この人生の転換は簡単なことではないだろうけど、素晴らしい家族とそれのどの瞬間も楽しみたい。USオープンが最後の大会となる。もう一度閉め直す時。」って語って引退を表明していたわ。
そしてソックは、シングルスでは2017年にブレーク。開幕戦でいきなり優勝すると2月のデルレイビーチでも優勝。3月のインディアンウェルズでは、マスターズ大会初のベスト4入りを果たし、続くマイアミでもベスト8と好調なスタートを切ったの。
その後のクレーコート・シーズンと芝のシーズンは成績が残せず、USオープンも初戦敗退だったけど、シーズン終盤ではストックホルム、バーゼルでベスト8入りすると、シーズン最後のマスターズ大会のパリでマスターズ初優勝。
その結果を受けて自身初のなるトップ10入りの世界ランク9位を記録。そして当時世界ランク7位だったスタン・ワウリンカの欠場を受けて、ツアー最終戦へ初出場を果たしてベスト4入りする活躍を見せて、シーズンを自己最高位となる世界ランク8位で終えたの。
そんなソックだったけど翌年はスランプに陥り、2018年シーズンは9勝22敗の成績で、パリのマスターズと最終戦のポイントを失うと、シーズン終わりにはトップ100からも脱落してしまったの。
2019年にはソックは手の親指を負傷し2月には手術を受けることに。その怪我から復帰してもシングルスではかつての活躍を見せることは出来なかったのよね。
それでもシングルスとは裏腹に、ダブルスでは2018年にブライアン兄弟のボブの欠場からシーズン中盤からマイクと組んで戦うと、ウィンブルドンとUSオープンで優勝しツアー最終戦へ。そしてその最終戦も優勝を飾ったの。
ソックはその年のマイク・ブライアンと組む前にもジャクソン・ウィスローと組んでデルレイビーチで、イズナーと組んでインディアンウェルズで、ニック・キリオスと組んでリヨンでも優勝していたから、シーズンを自己最高位となるダブルス世界ランク2位でシーズンを終えたのよね。
そして今夜から始まるUSオープン2023でイズナーは、ファクンド・ディアス=コスタと1回戦で対戦します。
ソックは、そのイズナーと組んだ男子ダブルスに出場で、1回戦ではロバート・ギャロウェイ&アルバーノ・オリベッティ組と対戦します。
そのソックだけど、プロテニス選手としてのキャリアのあと、実はこんなプロ選手としてのキャリアをスタートさせるようなの。そのスポーツは、ピックルボール。
ピックルボールは日本ではあまり知名度がないスポーツだけど、1967年にアメリカはシアトルで生まれたスポーツで、今では全米で400万人を越える愛好者がいるとのこと。
バドミントンとほぼ同じ大きさのコートでパドルと呼ばれる卓球のラケットよりちょっと大きいラケットで、中が空洞で表面にも穴が空いている樹脂製のボールを使うスポーツで、ルールはテニスに似ていると言う、バドミントンと卓球とテニスを合わせたようなスポーツなんだって。
年齢が行ってからも行えるとして、アメリカでは生涯スポーツとして認知されているそうよ。
ソックは現時点で現役の選手では、フェルナンド・ベルダスコと並びツアー最終戦へシングルスでもダブルスでも出場を果たしたたった二人の選手の一人で、オリンピックでもベサニー・マテック=サンズと組んだミックスダブルスで金メダルを獲得し、金メダリストでもあるのよね。
そんな彼は、今後は別のスポーツで活躍を見せてくれるはずね。