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現在、女子世界ランク9位のマリア・サカーリがビッグ・イベントを前に新たなコーチを付けて大会へ臨むことになったの。
そのコーチは、デイビッド・ウィット氏。ウィット氏と言えば、2月9日のブログでも出てきたけど、これまでジェシカ・ペグラのコーチを約5年間務めていたの。
サカーリは今季、最初に出場したユナイテッド・カップでは3戦3勝とまずまずのスタートを切ったものの、その後は全豪オープンでは2回戦敗退、アブダビ、カタールは初戦となった2回戦で敗退、最後に出場したドバイでも3回戦敗退と上位進出がないどころか、全豪オープンを含めそれから4大会に出場して2勝4敗、そのうち2敗は初戦敗退と全く精彩を欠いてしまっていたの。
サカーリはこれまでトム・ヒル氏と約6年間共に戦ってきたの。その間にサカーリは、2度のグランドスラムでのベスト4や2度のツアー優勝、そして2022年には自己最高位の世界ランク3位まで上り詰めて、世界のトップ・プレーヤーの仲間入りを果たしていたの。
これは、ペグラとウィット氏の約5年間でも同じだったわ。ペグラはその間に6度のグランドスラムでのベスト8と、2022年には自己最高位の世界ランク3位も記録していたの。
今回サカーリのコーチに付いたウィット氏は、ペグラのコーチになる前にはヴィーナス・ウィリアムズのコーチを12年間も務めていた名コーチなのよね。
実際、サカーリと元コーチのヒル氏の関係に終止符が打たれたのは、サカーリがカタールで初戦敗退した直後だったみたいね。そのカタールの試合でサカーリは、当時世界ランク28位のリンダ・ノスコバと対戦。6ー3、5ー3とリードしてマッチポイントまで握りながらも、そのセットをタイブレークで落とすと、ファイナル・セットを5ー7で落として逆転負けを喫していたの。
サカーリはその敗戦の2日あと、自身のSNSでヒル氏との関係を終了させることを公にしていたわ。
「トム、これまでの全ての気持ち、コートの中でも外でもサポートしてくれたこと、最初の日から自分を信じてくれたことに感謝している。お互い共に成長し、何でも不可能なことはないと気付かせてくれた。自分をより良いテニス選手にしてくれただけではなく、より良い人間にしてくれた。いつも自分のベストを求めてくれたし、いつも味方になってくれてありがとう。あなたの次の人生のページにも幸あれ。」
ヒル氏も同じ日にコメントを出していて、それは二人のプロとしての関係は終わるけど、友人であることは変わらない。そして共に成し遂げてきたことを振り返りつつ、サカーリが素晴らしいアスリートであり、素晴らしい人間であることなどを綴り、円満な関係終了だったことを明かしていたわ。
サカーリはこれでまたトップ10選手らしいプレーを取り戻して、夢であるグランドスラム優勝や世界ランク1位へ上り詰める夢の達成へ、1歩近付くことができるかしらね?!