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ジョコ、まさかの敗退

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今週アメリカはカリフォルニア州インディアンウェルズで行われているBNPパリバ・オープンの男子シングルスで、第1シードのノヴァーク・ジョコビッチが3回戦で敗退する波乱が起きたわね。

その立役者は何と、予選決勝でダビ・ゴファンに敗れて大会を去ることになる寸前で、第30シードのトマス=マーティン・エチェベリが太ももの怪我で欠場したために、ラッキールーザーで本戦入りしていたルカ・ナルディ、20歳。

現在世界ランク123位のナルディは、シード選手の枠に入ったために1回戦はなく、初戦となった2回戦で世界ランク50位のジャン・ジジェンを破って、自身初のトップ50選手からの勝利を上げたばかり。

そして憧れのジョコビッチとの対戦で、まさかの番狂わせを起こしたの。

どれほどナルディがジョコビッチに憧れているかは、試合前の彼のジョコビッチ戦へ向けての発言で分かるわ。

「選手として生きてる中で経験できる最高のものの1つだと思う。特に自分のような若い選手に取っては。自分の部屋に彼のポスターを飾ってあるほどだから、どれほどなのか分かるはず。自分に取ってどれほどエキサイティングなものなのか想像できるはず。最高の経験になるだろう。とってもクール。」

そして、そんな憧れの選手からまさかの勝利を奪った彼は、「今夜までは誰も自分のことを知らなかったはず。観客は試合を楽しんでくれたと願っている。この勝利にはスーパー・ハッピー。本当に奇跡のよう。二十歳で世界ランク100位の自分が、ノヴァークを倒したんだ。クレイジーだ。」って気持ちを語っていたわ。

イタリア出身のナルディは、同じイタリア出身のヤニック・シナーから影響を受けているようね。

「ヤニックの勝利している全ての試合を見ていることが、正しく自分自身をより良い選手にしてくれている。今日は勝つとは思っていなかった。でも、常にベストを尽くして練習もしていた。そしてこれが起きた。本当に嬉しい。」

敗れたジョコビッチだけど、自身のレベルが上がらなかったことを語りつつも、ナルディの勝利を称賛していたわ。

「彼を祝福したい。特に第3セットでは、素晴らしいテニスをしていた。彼のことはあまり知らなかったが、プレーを見ていた。彼はベースラインからの質の高いテニスをするポテンシャルを持っているのは分かっていた。特にフォアハンドが。動きも良いし、才能もとてもある。彼は本戦にはラッキールーザーで入って来たから、何も失うものはなかった。だからあんな素晴らしいテニスをしたんだ。勝者に値する。」

「それより、自分のレベルには更に驚かされた。自分のレベルは本当に本当に悪かった。ただそれだけ。その2つの要因が重なった。きっと彼は最高の1日を過ごしているだろう。自分は本当に最悪の1日。結果は自分に取ってネガティブなもの。」

ジョコビッチは、マスター1000大会とグランドスラム大会では、これまで一番ランキングが低い選手からの敗戦となったの。これまでは2008年に、当時世界ランク122位のケヴィン・アンダーソンに負けのが最も低いランキングだったんだって。

この勝利でナルディは、自負初のトップ100入りを決定させたわ。準々決勝進出をかけて第17シードのトミー・ポールと対戦。ナルディの快進撃はどこまで続くかしらね?!

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女子シングルスの3回戦には大坂なおみ選手が登場したけど、第24シードのエリーゼ・メルテンスの前にストレートで敗退でしたね。

第1セットは、いきなり2度のブレークを奪われて3ゲームを連取されたけど、そこから4ゲーム連取して流れは大坂選手へ。でも5ー4とリードした第10ゲームのメルテンスのサーブでは、ダブルフォルトを犯すなどサーブの調子が上がらないメルテンスに、苦しみながらもキープされると、再び流れはメルテンスへ。

第2セットからの反撃を期待したけど、一歩及ばずの敗退でした。それでもランキングは、現在の287位から228位前後へ上昇。まだ復帰したばかりだし、こうして徐々にテニスの調子を取り戻して行けばランキングも着いてくるはずよ。

そして明日は、昨日のブログでお伝えしたキャロライン・ウォズニアキとアンジェリック・ケルバーの元世界ランク1位&ママさん対決ね。どちらに軍配が上がるかしら?!

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 18:24 | コメントをどうぞ
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