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今日は朝からマリア・シャラポワのドーピング違反会見の話題でテニス界はもちきりでしたね。日本でも各メディアが伝えてました。
数日前に記者会見を開くことを明らかにしていたシャラポワ。でもその内容は「重大発表」とするだけで詳細は明かされていなかったの。きっと引退会見では・・・との憶測がほとんどだったのよね。
だって、ここ数年間は数々の怪我に悩まされていたし、今も左前腕の怪我で全豪オープン以降は公式戦のコートに立っていなかったからなの。同時に、今週から開幕するインディアンウェルズでのBNPパリバ・オープンへの欠場を発表したばかりだったのもあって、引退の憶測が膨らんでいたの。
シャラポワは、今年の1月1日から反ドーピング機構が定めた禁止薬物のリストに新たに加えられたメルドニウムと言う薬での陽性反応だったの。
全豪オープンの準々決勝でセリーナ・ウィリアムズに敗退した直後に受けた尿検査のサンプルからメルドニウムが検出されたって言うわけ。
このメルドニウムは、東ヨーロッパや元ソビエト連邦では広く服用されている薬らしく、心臓疾患の患者への投与が主な使用方法らしいんだけど、加えて血流の循環を促す作用もあるらしく、今回の禁止薬物リスト入りとなった理由としては、疲労回復を助けたり体力面での向上作用もあると判断されたかららしいの。
もちろん、反ドーピング機構からはメールで禁止薬物に関する知らせは受けていたらしいんだけど、そのリストが表示されるリンクをクリックせずに、そのメールにもあまり重きを置かなかったようなのよね。
伝えられたところによると、去年の10月には反ドーピング機構の公式ホームページでも2016年1月1日から変更となる薬のリストを公表していて、ロシアの反ドーピング委員会からもこの変更の発表があったんだって。
本人も認めているように、今回のケースは全くもってシャラポワ本人のうっかりミスと言うことになるの。
プロアスリートとしては、自身の体に摂取する薬物には厳重な注意を払わなければならないし、今回の変更のような情報にも注意しなければならないのよね。
でも他のスポーツでも1月1日以降にトップアスリートがこのメルドニウムの陽性反応が出ていて、そのほとんどがロシア人選手やヨーロッパ出身選手らく、かなりの話題になっているみたい。
シャラポワはこのメルドニウムはもう10年あまり服用していた身近な薬だったんだって。それが禁止薬物になったとは知らず、今年に入ってからも服用し続けてしまったって言うのが本人が明かした真実なのよね。
処分がどのようになるかはまだ定かではないらしいけど、恐らく1年間の出場停止処分になるのではと考えられているの。そうなるとこの夏に行われるリオ・オリンピックへの出場は絶望的となるわね。
今後の動向に注目しましょう。