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4月10日に発表になった最新の男子シングルスの世界ランクには、2095人の選手がプロとしてランキングされているの。そのランキングは、ATPポイントを1ポイントでも獲得するとこのランキングに名前が載るわけ。そしてそのポイントは1年間維持されるの。
その1ポイントは、ツアー下部大会のフューチャーズ大会で勝利を飾らないと獲得できないもの。1回戦敗退だとポイント獲得には至らないのよね。
その選手達は、何と15歳から45歳に至るまでの選手がエントリーしているの。
最年長の45歳は、モロッコ出身のヨーネス・エル=アイナウイで、2003年11月に自己最高位の世界ランク14位を記録していた選手。
そんなエル=アイナウイは、今年の3月に行われたバーレーンのフューチャーズ大会で2回戦進出して獲得したポイントでのランクイン。1971年9月生まれのエル=アイナウイだから、そのポイントを失う来年の3月までランキングを維持できる事から、46歳になってもATPランキングに名前が残る事になるわね。
実は彼、ツアーにフル参戦したのは2008年が最後で、2010年1月のドーハ大会で初戦突破して以来、ランキング・ポイントを獲得していなかったの。つまり、3月のフューチャーズ大会でのポイントは、その時以来となるポイント獲得だったのよね。
そんな彼を含めて、1970年から79年に生まれた選手は11人。
エル=アイナウイと同じ45歳でランクインしているのがアルジェリア出身のアブデルハク・ハメウライネ。彼は去年行われたアルジェリアのフューチャーズ大会で獲得した1ポイントでのランクインだけど、去年の5月以降試合には出場しておらず、加えて今年はアルジェリアでのフューチャーズ大会の開催がないし、そのポイントが来月には失われるから、彼の名前はATPランキングから消えてしまうわね。
そして現在3番目の選手は、日本の鈴木貴男選手なの。1976年生まれの鈴木選手は先週行われた柏でのフューチャーズ大会でポイントを獲得しているから、まだあと1年間はランキングに名前が残るの。上記の2選手が今後ポイントを獲得しなかったら、2018年には鈴木選手がATPランキング・リストでの最年長選手になるかもね。
そしてトップ200には70年代生まれの選手が3人。1月に39歳になったルベン・ラミレス=イダルゴ、2月に38歳になったイヴォ・カルロビッチ、今年の11月に39歳になるラデク・シュティエパネック。
シュティエパネックは最近、腰の手術を受けて現在はツアー離脱中だけど、まだまだやる気は失っていないようで、復帰へ向けてリハビリとトレーニングに励んでいるんだって。
世界には息の長い選手がいるものね。
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1日遅れの・・・毎週恒例の、日本人選手のツアー下部大会での活躍です。
女子では、イタリアの2万5000ドルのサーキットでは、主催者推薦の江藤直子選手が1回戦敗退でした。
国内は柏で2万5000ドルの大会が開催されて、瀬間詠里花選手、予選を勝ち上がった小堀桃子選手がベスト8、田中優季選手がベスト4でした。予選を勝ち上がった美濃越舞選手が優勝しました。ダブルスでは、第1シードの二宮&大前ペアー、第2シードの藤原&高畑ペアーがベスト4でした。
男子では、チャレンジャー大会に出場の日本人選手はいませんでした。
中国の2万5000ドルのフューチャーズ大会では、第2シードの関口周一選手が準優勝でした。イタリアの2万5000ドルでは、予選を勝ち上がった中川直樹選手が2回戦敗退でした。
ギリシャの1万5000ドルでは、主催者推薦の小野誠佳選手が1回戦敗退でした。ポルトガルの1万5000ドルでは、第4シードの越智真選手が準優勝でした。
インドネシアの1万5000ドルでは、守谷総一郎選手が1回戦敗退でした。第5シードの竹内研人選手がベスト8でした。ダブルスでは、守谷&竹内ペアーが準優勝でした。
国内は柏で1万5000ドル大会が開催されて、第2シードの仁木拓人選手、第4シードの今井慎太郎選手、第6シードの片山翔選手がベスト8、第3シードの高橋悠介選手、綿貫裕介選手がベスト4でした。決勝戦では、第1シードの伊藤竜馬選手が第5シードの志賀正人選手を下して優勝しました。ダブルスでは、第3シードの上杉&綿貫ペアー、主催者推薦の畠山&逸崎ペアーがベスト4、決勝戦では第1シードの今井&仁木ペアーが第2シードの長尾&奥ペアーを下して優勝しました。