人気blogランキングに参加してます。一日一回クリックお願いしま~っす♪
.
29歳のファン・マルティン・デル=ポトロは先週、メキシコはアカプルコで行われたATP500大会で優勝を飾ったの。それは、2013年のスイスはバーゼル大会以来となるATP500大会での優勝でした。今週発表された男子世界ランクでも、8位へと上昇させたの。
これでマスターズ1000大会やグランドスラムでは上位8シード入りとなるから、準々決勝までは上位ランキングとの対戦はないと言うこと。
これまで両手首に何度も手術を受ける苦しいシーズンを送っていたデル=ポトロ。最初の怪我の前は、2009年のUSオープンを制したの。それは、当時全盛期だったロジャー・フェデラーとラファエル・ナダルを破っての優勝で、次に世界ランク1位になるのはデル=ポトロだと誰もが思っていた矢先の怪我だったの。
先週の優勝後にデル=ポトロはこんな風に語ってました。
「マスターズ大会では、それでも3人のトップ10選手を倒さなければならない。そしてこの大会もとても高いレベルの大会のようだった。それは今週の自分のテニスをからも分かる。今は自信がある。まだ改善しなければならないところはあるが、テニス自体も体的にもとても素晴らしい時間を過ごしている。」
そして手首の怪我についても振り返ってました。
「いつも怪我をした時は世界ランク4位だった。そしてもうすぐ1位も狙えると言うところにいた。しかし、その怪我が起きたこと全てには理由があった。こう考えている。本当にとても苦しんだ。でも今日、これまで通り過ぎて来た全てのことがあったが、世界ランク4位の時だったり、最高の時期だったわけじゃないと言える。リオ・オリンピックでは銀メダルを獲得しデビスカップでも優勝した。怪我をしなかったら、そのいずれも達成できたか分からない。」
「今も毎日治療とリハビリをしている。常に痛みを対処しているが、それは多くの興奮と愛、思いと共にある。100%にはもう戻らないと分かりつつも、それに近付くように努力している。100%テニスをエンジョイするために、前向きな事を考えて自分自身に嘘を着いたり過ちを作り出したりもする。」
「ある時はほとんど引退しかけていた。最後の手術の前だった。確か3回目と4回目の間だった。テニス選手としてだけではなく、一人の人間として苦しんでいた。それは、その後に何が起こるか分からないまま手術室に入って麻酔を打たれる人のように。」
そして2009年にUSオープンでグランドスラム初優勝を飾った時、フェデラーとナダル時代に終止符を自身が打てると感じていたことも触れてます。
「もちろん。信じただけではなく、それをコートでも示していた。ナダルがグランドスラムの準優勝で、自分に負けたような負け方などしたことがなかった。そしてフェデラーも、それまでナダルかジョコビッチ以外の選手にグランドスラムの決勝戦では負けていなかった。テニスと言う面に於いて、彼等と戦える実力があると思っていた。しかしテニス人生は変わってしまった。それから10年近く経って、これまで起きた事はラッキーだと感じている。」
今はバックハンドも両手で強打できるようになって来たし、今年は男子トップ選手の怪我からの復帰が思うように行っていないことから、フェデラーの独壇場になるのでは?って言う見方もあるけど、それをデル=ポトロがストップさせられるかも知れないわね。