BNPパリバ・オープンの欠場者

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3月8日からアメリカはインディアンウェルズでスタートする今季最初の男子マスターズ1000大会のBNPパリバ・オープンだけど、怪我でトップ選手の欠場が相次いでますね。

ラファエル・ナダルも数日前にそのBNPパリバ・オープンと、その次に開催されるマイアミ・オープンの欠場を表明。

きっとこれには、その後にある得意のクレーコート・シーズンを万全な状態で迎えて、去年に続く好成績を出したいからなんじゃないかしら。

2月28日のブログにも書いたけど、去年は世界を驚かせる復活劇を演じたけど、そのツケがここへ来て回って来てしまったのかしらね。

そして大会が発表したところによると、スタン・ワウリンカ、ジョー=ウィルフリー・ツォンガ、リシャール・ガスケの欠場も公になりました。みんな膝の怪我が原因みたい。

彼等に代わって本戦へ繰り上げるのが、ジェレミー・シャルディ、ラスロ・ジェレ、ルーカス・ラコが、ナダルに代わってラドゥ・アルボットがそれぞれ本戦で戦います。

そしてダビ・ゴファン、ロビン・ハーセ、アレキサンドル・ドルゴポロフも欠場を表明して、代わってミカエル・ユーズニー、イヴォ・カルロビッチ、テイラー・フリッツが本戦へ繰り上がりました。

3月1日のブログでフリッツがチャレンジャー・シリーズの結果からワイルドカードを獲得したのをお伝えしたけど、フリッツはワイルドカードではなくランキングからの本戦入りとなるから、そのワイルドカードは他の選手へ与えられるかも知れないわ。

その他心配される選手も。アンディ・マレーは臀部の手術からまだ復帰には至らないだろうし、ノヴァーク・ジョコビッチの肘の状態は心配よね。彼は欠場とは発表されていないけど、状態が心配されるわ。

3月7日からスタートする女子大会には明るいニュースも。元世界ランク1位のヴィクトリア・アザレンカが主催者推薦で出場します。

息子の親権問題から、大会への出場が思うように行っていないアザレンカ。まだ正式に解決に至ったわけではないけど、息子と住んでいるカリフォルニアから出られないのが理由だったけど、BNPパリバ・オープンはそのカリフォルニアで開催されるから、何も問題はないってこと。

久々にアザレンカのプレーが見られるわね。

そんなBNPパリバ・オープンが新たな試みをするの。それは男女ともシングルスとダブルスのダブル優勝を果たした選手に100万ドル(約1億500万円)のボーナスを出すことを明かしたの。

現時点では、男子では15人、女子では12人の選手がシングルスとダブルスにエントリーしているんだって。

この大会のこれまでの歴史でシングルスとダブルスを同時に優勝したのはわずか6回。

最初に達成した選手は、1978年にロスコー・タナーが男子で達成し、その10年後にボリス・ベッカーが、そして1991年にジム・クーリアが達成したのが男子では最後。女子では、リンゼイ・ダベンポートが1997年と2000年に達成し、ヴェラ・ズヴォナレーワが2009年に達成していたの。

今回の試みは、より多くのシングルスのトップ選手がダブルスにも出場して欲しいと言う思いかららしいけど、最近の怪我の多さを考えても、シングルスのトップ選手がより体に負担をかけてまでトライするかは微妙なんじゃないかなって思ってしまうわ。

たとて100万ドルを手にしても、疲労から怪我などに繋がって戦えなくなってしまっては元も子もないからね。でもせっかくだから、誰かに達成して欲しいわね。


カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 19:36 | コメントをどうぞ
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