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今日早朝に行われたマイアミ・オープン男子シングルス3回戦で、錦織圭選手はファン・マルティン・デル=ポトロにストレートで負けちゃいました。
まあ、今のデル=ポトロの調子と錦織選手の状態から、かなり厳しいとは思ったけど、内容的にはそれ以上に錦織選手のショットの精度が悪かったような印象でした。
出だしこそ対等な試合展開だったけど、一度リードを奪われてからは最後まで錦織選手のギアが上がることはありませんでしたね。
フォアハンドもバックハンドもどっちもミスばかり。こればっかりは、練習と実戦を積むしかないわね。ダラスのチャレンジャーでは、徐々に良くなって決勝戦はそこそこの出来だったけど、対戦相手のレベルが上がると難しくなるわね。
デル=ポトロのコメントです。
「良いテニスができたと思う。もっと良いプレーもできるはずだが、このコートでプレーして、勝利を続けて自信を付ける必要がある。でもそれは簡単なことではない。ここまでの連戦の疲れからか体がきしみ始めている。それでもこの大会では楽しくプレーできている。特別な大会だからより長くここにいたい。」
そして何とロジャー・フェデラーが初戦となる2回戦で敗退しちゃいましたね。
フェデラーを下す大金星を飾ったのは、ここ数年怪我に苦しめられていたサナス・コキナキス。予選を勝ち上がっての勝利でした。
コキナキスのコメントです。
「フェデラーとの試合の前にその試合の目標を聞かれた。何ゲームか取ることだったり、向かって行くことなどではなかった。しっかりしたショットを打とうとしていた。自分のテニスをするだけだった。」
「出だしはちょっとあせってしまった。明らかに彼はプレッシャーをかけてきた。少しペースが落ちて来たら時、自分のショットも決まり始めて、やろうとしたことができるようになって来た。」
「得意のフォアハンドで主導権を握れるようになっていた。彼もそれを感じていたし、僕がベースラインでのラリーでポイントが取れるようになっていたのを感じていたと思う。だからよりネットへ出るようになっていた。第3セット、彼が主導権を握りながらも、厳しい状況でも何度も我慢できた。」
「必要な時は大胆なプレーをした。そしてタイブレークでは精神的に本当に安定してプレーができた。そしてそれを取れたんだ。」
そしてフェデラーについて、フェデラーとの関係についても語っていたの。
「彼はスーパーナイス。ドバイに招待してくれて何度か一緒に練習もしてくれた。とてもサポートしてくれた。自分のテニスに関して彼が思ったことに対しては、どうやったら良いかなど何でも素直に聞き入れていた。コートを共にして、あんな大きなコートで世界ランク1位の選手からの勝利。本当にクレイジーさ。とても嬉しい。」
実はフェデラーは、何年も怪我に苦しんでいたコキナキスをサポートしていたのね。ある意味、これがコキナキスからの恩返しだったのかも知れないわね。
そして敗戦直後にクレーコート・シーズンを全てスキップすることを公にしましたね。
じっくり休んでまたトレーニングと練習をし直して、得意の芝のシーズンへ向かうつもりのようね。
世界ランク1位の座は、ラファエル・ナダルへ明け渡したけど、ナダルとのポイント差はわずか100ポイント。
ただナダルは守らなければならないポイントばかり。モテカルロ、バルセロナ、マドリッドと3大会で優勝しているから、その1つでも連覇できなかったら、その時点で世界ランク1位の座をフェデラーに明け渡すことになるわ。
次のローマは去年はベスト8だから、クレーシーズンでは唯一ポイントを加算できる大会。それでも続く全仏オープンでも優勝が必須。ナダルがどれくらいの状態で復帰してくるか、それ次第ね。