快進撃のカラツェフとは?

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オープン化以降、グランドスラムのデビュー大会で初めて準決勝進出を決めたロシアのアスラン・カラツェフ、27歳。

昨日行われたグリゴール・ディミトロフとの準々決勝では、ディミトロフが前日から腰にけいれんがあり、この日の試合前にも靴下さえ履けなかったらしいの。

それでもできるところまでやろうと臨んだ準々決勝だったけど、第2セットの終盤から徐々に痛みが増したようで、そこから自身のプレーをすることはできませんでした。

そしてカラツェフは歴史を塗り替える偉業を達成することになったの。

27歳のカラツェフはロシアのウラジカフカスで生まれたけど、彼がまだ小さい頃に家族でイスラエルへと移り住んだの。そこでテニスを始めたカラツェフだったけど、イスラエル・テニス協会はそこまで経済的に恵まれてなかったことから、彼のテニス・キャリアのために、母親と妹を残して12歳で再びロシアへ戻ったんだって。

そしてロシア人としてツアーを回っているカラツェフだけど、ここまでの選手になるとは思っていなかったイスラエル・テニス協会は、さぞ惜しい選手を手放してしまったと感じているんじゃないかしら。

怪我などもあってなかなか成功を収めることができなかったカラツェフだったけど、去年新型コロナウィルスのパンデミックからのツアー中断が明けてから、ツアー下部大会のチャレンジャーで2度の優勝を含む18勝2敗を記録。

その時点でATPツアー・レベルでも戦える実力を証明していたけど、まさか最高峰のグランドスラムでベスト4進出を果たすなんてね。

そんなカラツェフは未だにイスラエルのパスポートも持っていて、イスラエルで使われているヘブライ語を流暢に話すことができるんだって。

去年の9月にはイスラエル・テニス協会が彼にアプローチして、イスラエル人として戦ってくれるように説得したらしいんだけど、彼は既にロシアのデビスカップ代表にサインしていて、イスラエル人として戦うことは不可能だったんだって。

そんな彼が全豪オープンまでに獲得した生涯獲得賞金は618,354ドルだったにも関わらず、全豪オープンの準決勝進出で、この大会だけで662,000ドルを大会後に手にすることになるんだって。

決勝進出をかけて世界ランク1位のノヴァーク・ジョコビッチと準決勝で対戦するカラツェフ。シンデレラ・ドリームはどこまで続くかしらね。

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毎週恒例の、日本人選手のツアー下部大会での活躍です。

女子では、フランスの25,000ドルのサーキット大会では、ダブルスでオランダ人と組んだ宮崎選手が準優勝でした。

トルコの15,000ドルのサーキット大会では、山口芽生選手がベスト4でした。チュニジアの15,000ドルでは、予選を勝ち上がった江藤直子選手が1回戦敗退でした。

エジプトの15,000ドルでは、第2シードの岡村恭香選手、瀬間詠里花選手、小関みちか選手が1回戦で、第5シードの今西美晴選手、予選を勝ち上がった上田らむ選手が2回戦敗退でした。井上雅選手がベスト8でした。ダブルスでは、リトアニア人選手と組んで第4シードの今西選手が準優勝でした。

スペインの15,000ドルでは、第2シードの秋田史帆選手が2回戦敗退でした。

男子では、イタリアの44,820ユーロのチャレンジャー大会では、守屋宏紀選手が1回戦敗退でした。

チュニジアの15,000ドルのフューチャーズ大会では、予選を勝ち上がった田沼諒太選手、主催者推薦の田島尚樹選手が1回戦で、中川直樹選手が2回戦敗退でした。ダブルスでは、田沼&中川ペアーが準優勝でした。

エジプトの15,000ドルでは、第1シードの今井慎太郎選手、第7シードの野口梨央選手、高橋悠介選手、主催者推薦の川上倫平選手が1回戦で、望月慎太郎選手、予選を勝ち上がった齋藤恵佑、島袋将選手が2回戦敗退でした。ダブルスでは、今井&上杉ペアーが台湾人と組んで第4シードの山崎選手を下して優勝しました。


カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 15:25 | コメントをどうぞ
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