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今年のオフシーズンに、2023年のシーズンへ向けてドバイで新しくエキシビション・イベントが開催されるんだって。それは12月19日から24日にかけてコカ・コーラ・アリーナで行われるもの。
これまでに明らかになっている出場選手はと言うと、女子ではイガ・シュフィオンテク、アネット・コンタベート、パオラ・バドーサ、アリーナ・サバレンカ、シモナ・ハレプ、エレナ・リバキナ、ビアンカ・アンドレエスク、そしてサニア・ミルザ。
一方男子は、ノヴァーク・ジョコビッチ、アレクサンダー・ズベレフ、フィリックス・オジェ=アリアシム、ドミニク・ティエム、グリゴール・ディミトロフ、ガエル・モンフィス、ニック・キリオス、ローハン・ボパンナ。
ジョコビッチは先々週の週末に行われたレーバー・カップに出場して、その時に右手首に不安を抱えていることを明かしていたけど、そんな心配もなく先週出場したイスラエルはテルアビブでのATP250大会で優勝。今週もカザフスタンで行われているATP500大会に出場しているの。
そんなジョコビッチは、これまで長年に渡って、そして今後もライバル関係が続くであろうラファエル・ナダルについて語っていたの。
「誰でもライバル。コートの向こう側に立っている人は誰だろうと自分のライバルであり、自分はそんな人達に勝ちたいと思っている。誰が自分の最高のライバルかと言う話になると、それは疑いもなくナダル。彼はまだ現役であり、テニスの歴史において他のライバル関係だった人達の誰よりも多くの対戦をしてきた。だから、ライバル関係と言うものはとても特別なもので、今後も続くもの。」
「これからももっと対戦する機会に恵まれたらと願っている。なぜなら、お互いにとってだけでなく、世界のテニス・ファンやスポーツ愛好家達に取ってエキサイティングなものだと思うから。」
そして史上最年少で世界ランク1位になったカルロス・アルカラスや、次世代の若手選手達についても語っていたわ。
「今は新しい世界一のアルカラスがいる。彼は既にグランドスラム・チャンピオン。彼は若い世代のリーダー。同時にメドベーデフ、チチパス、ズベレフ、ルブレフなども、ここしばらくは男子テニス界のトップを示すようなテニスを披露している。」
レーバー・カップでロジャー・フェデラーが引退してしまった今。ジョコビッチやナダルがキャリア晩年を迎えながらもまだまだ活躍を続けているなかで、世代交代が数年前から囁かれていたものの世界のトップの座を譲らずにいたわ。
それがここへ来てメドベーデフが世界一へ、そしてアルカラスと言う新星があっと言う間に世界の頂点へ上り詰めたの。
そんなベテランと若手が融合される時代はこれからどこまで続くのか。それはジョコビッチやナダルの頑張り次第だし、そんな頑張りに期待したいわね。