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先週メキシコのグアダラハラで行われたWTA1000大会で優勝を飾ったジェシカ・ペグラは、今日発表の最新の世界ランキングで自己最高位を更新する3位を記録。
今シーズンこれが初優勝だったペグラは、キャリア2度目のツアー優勝で、もちろんWTA1000大会では初優勝を飾り、ここまでキャリア・ベストのシーズンを送っているの。
しかもその優勝は、グランドスラム優勝経験者ばかりを倒してのもの。
第3シードで迎えたその大会では、1回戦が免除されていたために初戦となった2回戦で、今年のウィンブルドンを制したエレーナ・リバキナを、3回戦では、2019年のUSオープンを制したビアンカ・アンドレエスクを、準々決勝では2017年のUSオープン覇者のスローン・スティーブンスを、準決勝では2012年と2013年で全豪オープン2連覇を達成したヴィクトリア・アザレンカを下しての決勝進出だったの。
その決勝戦では、10月21日のブログでも書いた準々決勝を制してツアー最終戦の切符を手にしたマリア・サカーリと対戦して、ペグラがストレートでサカーリを下してタイトルを獲得したの。
この大会で優勝して、ランキングで自己最高位を更新したペグラだったけど、そもそも標高の高い大会は苦手だったんだって。
「自分自身に多くのことを証明してきた。アメリカのニューメキシコ州のアルバカーキ、コロラド州のデンバーでプレーした。それは悲惨なものだった。恐怖さえ感じていた。ここ数年間は標高の高い大会に出るのはやめようと思っていた。またここに戻って来る必要があると思っている。」
アルバカーキもデンバーも標高が1,600メートルを越える場所。グアダラハラも1,500メートルを越える所に位置しているの。
そんな苦手を克服して、数々のグランドスラム覇者を倒しての優勝は、来シーズン以降に自身もグランドスラム制覇を目標にするモチベーションに繋がったはず。
「そう願っている。それが次のステップなのでは?イガ(シュフィオンテク)と準々決勝で対戦しないのなら、達成できるのではって願っている。(今回の勝ち上がりは)グランドスラムへ臨むに当たって、多くの自信を与えてくれるものになるはずだと思っている。」
今シーズンは、ツアー最終戦にも初出場を決めているペグラ。最終戦の結果次第で、更に上の2位でシーズンを終える可能性も残っているはず。シュフィオンテクが頂点を独走状態の女子世界ランキングだけど、それ以降のし烈な争いはしばらく続きそうね。