デッドゾーン

デッドゾーンという場所を今イチ、よく理解していません。

ええ、定義は何となくわかっています(勉強の優等生なんで、聞いたときに一応、本などでチェックしてます)。最近は素直になろうと思いまして、あまり本で勉強せずに過ごしているので、逆に定義があいまいになってきたところです。

私の場合、あちこちにデッドゾーンがあるような気がします。

普通にサービスラインとエンドラインの中間あたりに何げに立っていたら、ストロークもしにくい、ボレーもしにくいでしょう?という場所だけではなく、です。

まず、ストロークしようと思ってエンドライン付近にいると、ネットそばにポトリとやられます。雁行陣の前衛さんもカバーできず、私が走って間に合わないところに。

リターンしている時よりもサーバーの時にそれでポイントを取られているのでサーブを打ったら、とりあえず(ヘボサーブでも何でも)1歩入っておくと、ドロップショットに対応できる場合もあります。

が、ついでに2、3歩走り、サービスラインあたりまで上がると非常に居心地が悪いのです。先週火曜日はそれでした。そもそも、前衛さんがサービスライン上にいるのです。ほぼ横並びになってしまい、センターボールはお見合いみたいになってしまうし。

で、今週火曜は、やはりサービスラインから2歩ほど下がった位置をスタートポジションにしたらどうなるかを検証してみたかったのですが、雨中止でテニスができず。頭の中で、そこってどんぴしゃ!デッドゾーンだよね?

とは思って、これは絶対コーチ・先輩等に指摘されるだろうなぁと思うのですが。

まず、自分なりに考えると。

普通のボレーがローボレーになってしまう可能性が増える・・・×

ロブには対応しやすい、後衛らしい位置ともいえる・・・○

並行陣に”ミニ雁行陣の要素を入れてみる”という発想には叶う・・・○

足元をスピードボールで狙われやすい・・・×

こう考えると、隣の前衛さんを考えなければ、サービスライン上か1歩入った位置にいるのが本当は自分は好きなんだけどなぁ・・・となってしまいます。でも、隣にもともといる前衛さんもそこがたぶん好きでいるのでしょう。

すると完璧に横並びになり、本当に真ん中ボールが捕りにくいのです。左にいる前衛さん(右きき)がフォアなんで打つのかと思うとスルーしてそのフォローが間に合わないし。じゃぁ、次は積極的にと思うと、寄ってきて捕ってくれるし(でも、その次にその前衛さんの外側にキメられちゃうし)。ボレーボレー戦は早すぎて声かけもうまくいかないし。やはり、とりあえず隣の方より2、3歩下がった位置にいたいよなぁと思います。となると、とどのつまり、デッドゾーンと言われるところに立つことになります。

自分が前衛になった時は、下がった位置にいすぎないように気をつけなくては。相手にプレッシャーかけられる前からついついサービスライン上に下がってしまいます。よく注意されてきたけど、きっと自分だけじゃなく、ペアさんとの守りのバランスが悪くなるから注意されていたのね。

しかし、ブリ婆はボレーヤーになった時、サービスライン上が大好きな位置で、もしかしてそこしかないんじゃないかな。他の場所はみ~~~んなデッドゾーンのように感じているんじゃないか?

いや、正直にいうとコート全てがそもそもデッドゾーンで、もうおうちに早く帰って泣いてやる~~ということをたくさん感じているんじゃないか?・・・まぁ、ここまでデッドゾーン化していたら、テニスが出来なくなってしまいますが(苦笑)。

あとは、前衛さんが横移動してセンターボールを取ろうとするときに、後衛は居心地が悪い、そしてフォローもしにくいのだということがわかりました。コレ、前衛さん批判をしているのじゃないですよ。ボレー練習のときに、隣のサービスボックス内で球出しをしているコーチが何度も注意をしてくれていたのに漫然とやっていたので、斜め前に出てボレーというくせがちゃんと自分についていないのがまずいと気がついたのです。

ただ、この「必ず斜め前に出てボレーというのをきちんとやろう」として失敗するケースがあります(先日、ようやく気付いたのですが)。

好きな打点で打てない、かなり無理なハイボレーであいまいに相手コートに送ってしまう高さの球です。弧を描いたようなロブというよりは、普通にボレーの直線の弾道のラリーしていて「あれ?、高いな」という球です。(余談ですが、私はボレーボレーで、まだロブと普通の高さの球しか打てなくて、そういう球をうまく相手に供給できていません)

攻撃的にハイボレーでガツンと打ちたかったのに、予測より球の弾道が高くて自分の腕が伸び切ってしまい、あれれ~と、とりあえずまっすぐ前へのイメージで押してみたのですが(下に打ってネットミスするのがイヤだった)、球を押さえきることが出来ないで、相手コートのエンドラインを越えました。スマッシュのように咄嗟に打つこともできなかったんです。

で、コーチに質問したら、「先に下がっておけば良かったんじゃない。」と当たり前のように言われたんです。「自分の打ちたい高さじゃなかったんでしょ?」

それって、目からウロコだったんです。うまい人はアキレるでしょうが、私はいつも失敗すると「なんで、私の打ちたいトコロに球が来ないんだろう?」と思っていたのです。最近どうやらそれがバレてしまい、コーチがたまに「自分の打ちたいところにボールは飛んで来ませんからね!足を使ってそこまで行くのよ!」と言っています。ええ、背中からザクザク刺さります、その言葉。

あと、ボレーは前にステップイン!とバカの一つ覚えみたいに思っていたこと。

ロブが来てスマッシュしなくちゃぁという時だけ後ろに下がるんだと思っていたこと。

この二つが、ただの私のがんこな考えだったんだなぁということが解ってよかったです。

そういえば、中級の人が左の前衛にいるとき、スマッシュ大得意でロブ上がるとスマッシュで打つので、たいてい私が右の前衛にいるとき、その方の邪魔にならないように同じだけの歩数下がるか、逆に大きいロブが上がっていると、ラケットを構えたまま少し位置をネット方向に上げて移動しているかなどを早めに決断できて動けていて楽だったです。

それから、さっきのあいまいな球は、「捕るよ!」と早口で言ってくれて(と同時にラケットがハイボレーフォア側の位置に準備されているので)、後衛のあいまいな位置にいる私にもわかりやすい、判断しやすいから打ってない自分もバタバタしないのでした。

そういう、あまり目立たないところも中級の方はうまいのですね~~。

並行陣で守備位置がコンパクトになって、でも、そこから前後左右をペアさんと2人で守る、球の速さは距離が短い分さらにすばやいからこそ(迷い無くムダなく)動きたいです。

3月初旬の試合は、のんびりモードの人と組んで雁行陣。初心者のためのイベントみたいな試合です。

その方は左サイドが好きだけど、積極的にセンターボールを下がってでも捕るというのはなし、ポーチもしない方なんで、たぶん互いにぶつかるということはなく、私が後衛にいる時は・・・彼女が捕らないと判断した球はすべて拾いに行くと思っていればいいのであまり迷いはありません。たまにチェンジしていないこともあるので(笑)、それ位かな・・・私も自分でいっぱいいっぱいなので、打ちながら声かけられない場合は自分の責任なんで、自分が走って戻るしかないです♪

私が前衛にいる時は、「失敗も多いのですが、どんどん動いて余計なことしちゃうかもしれないから許してね。」と頼んでおかなくては。(球が飛んでくる前にあまりカマかけて動かないようにしないとね)

失敗をたくさんしたから、コーチとか先輩の注意が、事実そのものだけでなく、内容までわかってきました。あとは原因と直し方がわかってくれば、また私にのびしろが増えてくるはずです!ええ、そのはずです目

頑張りますわーい (嬉しい顔)


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