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片手バックハンドのリターンの

片手バックハンドのリターンの中には

バックハンドの中で最低限しなければならないことが詰まっている。

それとも

0.5秒の限られた時間の中でできる最大限のことといってもいいかも。

それを押さえれば

何が重要で、最低限何をすればいいのか

一番のコツがつかめるかもしれない。

 

今日は先日の楽天ジャパンオープンで撮った

アルマグロのリターンだ。

 

インパクトの0.55秒前

ベースライン付近でスプリットステップ

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実はこの前には、ベースライン後方にいた

前進して攻撃的な位置についたところ。

だから止まるために、若干体重が後にかかっている。

 

0.35秒前、テイクバック開始

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テイクバックしながら、左足を前に踏み込んでいる。

体重が前に。

 

0.15秒前、一番ラケットを後ろまで引いたところ。

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腰はほとんど前向きだが

肩の線はほとんど横向き。

 

0.05秒前、腕が振り出され始め。

肩の線もすこし前に回り始め

インパクト直前

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体重移動は終了。

腕を振り出した反動で止まったのか、止まった反動で振り出したのか

相対的には同じこと。

 

インパクト0.05秒後

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垂直なラケット面がしっかり保たれ

加速のために、肩の線が少し回っただけでなく

右肩が後に引かれているのが分かる。

打点方向への移動、前進の余波か、右足が前に出ているが

上体の位置はブロックされて移動は止まっている。

 

0.15秒後

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ラケット面は垂直が保たれたまま。

 

0.25秒後

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まだ、ラケット面は垂直が保たれたまま。

肩全体が、肩甲骨ごと後に引っ張られているのが分かる。

 

パワー的にやっているのは

ほんのちょっとの前進とブロック。

そして、肩を前に回しながら後ろに引っ張り、回転半径を小さくして加速しただけ。

後は腕の力のみ。

 

コントロール的にやっているのは

面をしっかり垂直に保ち

手首の角度も最後までぶれないようにしている。

 

たった、それだけ。  テニス

 

 

カテゴリー: バックハンド | 投稿者松原コーチ 18:20 | コメントは受け付けていません。