待っているときのグリップ

『テニプリ』 さんの質問の後半です。

カラオケ  松原さんは普段の構えのときに、
左手がラケットのどこを持っているのか、
教えていただけませんでしょうか。
よろしくお願いいたします。  ?

 

 

水瓶座  私の答えです。

これが私がリターンなど

ストロークで待っている時のグリップと手や腕の形です。

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右手はフォアハンドのセミウェスタングリップ

手首の形もフォアハンドインパクトと同じ。。

左手はトップスピンバックハンドのテイクバック用の指位置。

そのテイクバック、引き終わりはこう。

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左手で少し上向きの、バックハンドのテイクバック面を作っています。

この左手の形を作るために

先ほどの構えで左手の指を不自然に添えていたのです。

バックに来た、と思った瞬間に

左手で面を作りながらテイクバック

同時に、右手はバックハンドセミウェスタンにチェンジしていきます。

もし相手ボールがフォアに来たら

1枚目の写真のまま、凹型の振り子で引いていきます。

フォアハンドはこのまま一切の変更なしで

テイクバック、そして一気にヒットです。

構えではフォアハンド優先、バックはかなり窮屈しているのです。

 

私は片手打ちなのでこうしましたが

両手打ちの奈良くるみさんだと

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左手が両手バックの左手位置になっています。

フォア優先なので左手はかなり窮屈。

フォアは私と同じ考え方です。

このまま一気に、リターンエースです。 テニス

 

フォア、バック、両方に意味のある解答があればいいのです。

 

 


カテゴリー: 技術全般 | 投稿者松原コーチ 18:35 | コメントは受け付けていません。