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後のパートナーを見る

先日、印西の女子ダブルス大会でアドバイスした内容。

ボールが後ろへ行ったら、見なさいという話。

ダブルスのプレー中

ネットポジションにいる場合

後を見てはいけないと思っている人が多いようです。

上級者になれば

後を見なくても分かるのだから

見るなと教えるコーチもいるようです。

頭の上をロブで越されたら

即座に反対サイドに動く人も多い。

 

私は、まず後を見ましょうとアドバイスしています。

なぜなら後を見なければ

パートナーがどうなっているのか分からないからです。

楽な姿勢で打っているのか?

苦しい姿勢に追い込まれているのか?

ソレによって次の態度が変わってくる。

頭を越されてもパートナーが反対サイドまで動くかどうか分からないし

そこまで動いていなくても

センターのボールを取って、勢いあまって戻れないかも。

そうしたら、自分が入れ替わったほうが守りやすい。

usirowo1405

パートナーが打球後ネットへ出てくるのか、ステイバックか?

とにかく、後を見なくては判断できない。

テニスを50年もやっている私でさえ

いまだに後を見ないでは判断できないし

世界のトッププロでさえそうらしい。

テニスを始めて1年や2年の人が見ないで分かるわけが無い。

 

じゃあ、どこでいつ見るのか?

tiratto1405

ボールが行った瞬間にチラッと見る

特に、ヤバソウな時はちゃんと見る

そして、すぐに相手を見る

sugunimae1405

ここまでくれば相手の動きとフォームでそのボールも判る。

この場合、パートナーもボレーなので次がすぐ来るが

もしも、パートナーがベースラインならば

そのボールがネットを越えるまでは

相手も手を出せないわけで

すぐに相手を見る必要は無い。

むしろそのボールがどこへ飛ぶか

相手が参りそうか、逆に打ち込まれそうか?

判断できるまで見ていてもいい。

それからポジションチェンジで攻撃へ

または逃げ出しても間に合うのだ。

 

とにかく一瞬でもいい

ボールの行った、パートナーのほうをチラッとでも見ること。  テニス

 

カテゴリー: ダブルス | 投稿者松原コーチ 13:48 | コメントは受け付けていません。