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トップスピナーのボレー

昔はネットプレーヤーやオールラウンダーが

浅い位置からのアプローチショットや

サーブアンドボレーでネットを取り

相手のパスとボレーの秘術を尽くして戦ったものだ。

edfv1504

その時代には相手パスのコースを狭めるため

センターセオリーと言って

角度をつけないアプローチが

あえて推奨されていたりした。

suzukii1504

最近はトップスピンのストローカーが主流になり

同じようにしてネットを取ると

トップスピンで一気に抜かれてしまうようになった。

 

だから最近のネットの出方は

1、トップスピンで圧倒し決めるまではいかないが

相手のパスをほぼ無力化してネットへでる。

2、浅めの低い打点で取らされ

ネットへ出るしかないとき。

3、ゲリラ的にサーブアンドボレーをする。

のどれかになることが多い。

 

今日は1番のトップスピンで圧倒してネットを取る技について

解決法を一つ提案したい。

 

トップスピンで相手を圧倒した場合の

相手位置はどこかというと

ベースライン後方

サイドラインに近い両側のどこか

という事になる。

ここへ走り込みながら

頑張って、なんとか返球してくるのだ。

 

さて、この位置から一番遠いところはどこ?

 

フォアのクロスをコーナーへぶち込み

反対側のバックのコーナーに見事なボレー

と考えている人はとっても勝ちにくい人。

 

正解はバック側、しかもネット際なのだ。

小学校の算数でやったとおり

長方形の対角線は2辺のどちらよりも長いのだ。

 

もちろんバックのクロスやフォアの逆クロス後も同じこと。

正解は相手フォアハンドの前、浅くのドロップボレーだ。

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実は

ホントのところ

反対側のドロップじゃなくてもネット際のどこかなら

どこでも決まる。

逆サイドなら動きの逆をつけるし

真ん中でも少しうまく落とせば充分に決まる。

だから

技術的に難しかったら? できなければ?

無理にコースをつかなくてもいい。

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とにかく

トップスピナーの相棒は

ドロップボレーとドロップショットなのだ。  テニス

 

 

 

カテゴリー: シングルス, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 19:05 | コメントは受け付けていません。