フォアハンドでもバックハンドでも
ボレーやスマッシュ、サービスでも
腕のスウィングが1番最初にある。
フォアハンドを腕のスウィングでビュウッと打つ
それで
パワーが足りないのであれば
上体の回転を使う
さらに足りなければ
膝の屈伸を使う。
スクールにも
いろいろな体の動きをブレンドしすぎた挙句
乱れた動きを腕や手首で補正しようとして
エラーになる
という人たちがかなり来る。
そうゆう人たちには
いろいろな動きをやめ
手首の形を固定して
腕のスウィングで打ってもらう
あっという間に素晴らしいショットが
しかも安定して出ていく。
そしてその人は
少し強めに打とうとすると
肩の線や腰の線が自然と少しだけ動いている。
実は身体の動きは
この程度でいい。
強く打つのは怖いので
緩くつなげるのに
全身で打とうとする人もいる。
腰の入った、60km/hのフォアハンドは
腕だけで打った、60km/hのフォアハンドより
いいボールになるのだろうか?
物理的に考えると
ボールから見れば
打球の様子は
当たるラケット面の向き
当たる方向
当たるラケットのスピードで
すべて決まるのだと思う。
そのラケットの勢いの起点に
膝の曲げ伸ばしがあったのか、なかったのか?
そんなこと、ボールは知らないだろう。
実は
プロでも体制の悪いときは
腕だけで打つ
曲がった軸で回せばエラーになるからだ。
テニスのショットは腕で打つのが基本
余裕と必要があれば
身体を使えばいい。