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スジガネ君

今は昔

といっても20年ほど前のこと

サーブの説明がなかなか理解されず

イライラしていた

 

先日お話しした

サーブの身体の向きにしても

ここ最近になってからも

皆さんにスウィング向きが伝わってないことが

よくわかったから。

 

 

サーブの説明というのは

プロのサーブは

1、上体の回転

2、腕の内旋

3、前腕の回内

基本的にこれが重要で

これだけでも充分強力に

しかも余計なことをなくした分正確に打てる、ということ。

 

そこで

それしか動かせないロボットを作って

そいつにサーブを打たせれば

わかりやすい

と考えた。

 

それが 『スジガネ君』

CIMG5037

これは彼を後ろから見て

我々が

自分の向きと同じ感覚で見るための絵

CIMG5040b

上体を回転させる穴はオレンジ色の矢印のところ

これは2つあり

上の写真のように

上体を垂直にする、フラットスライス系の穴

 

そして

下の写真のように

スピンサーブ系の上体を傾けるための

斜めの穴の2種類がある。

 

どっちにしても上体は

この穴に反って回転できるだけ。

 

次は腕の内旋、外旋を動かすための

両肩を貫通した軸

内旋、外旋を動きは紺色の矢印で示した。

この向きについているので

彼は

腕を、上体の前後方向以外に振ることができないのだ。

 

黄色矢印の肘は直角に保たれ

両肩の延長線上以外にはいけない。

 

その次は赤矢印の、回内、回外

前腕からまっすぐに伸びて

同軸上を回るだけ。

 

最後は黄色矢印で示したグリップ

これによりグリップの厚さを調節できる。

もちろん

これは最初にセットしたら、動かさない。

 

さて

こんな不自由な動きしかできない

スジガネ君だが

フラットサーブの動きも

スピンサーブの動きも自在にできる

と、自慢したところで今日のところは終了。

 

次回、改めてスジガネ君のすご技を見せてあげよう。  テニス

 

 

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 20:02 | コメントは受け付けていません。