スピンサーブとフラットサーブの関連
なかなかイメージがつかめにくい
そこで
しつこく解説。
これはスピンサーブだが
かなり、左下を向けた面がそのコツ
ここから内旋で振り出しながら
回内して面をフラットに近く起こしていく
まだ、起ききらない
そしてインパクト
もちろん、スピンサーブの当たり方
面はかなり起きているが
やや下向きの面で
この写真でいえば
ラケット面の上側になっているエッジ方向から
ボールを捕えているから
スピンサーブ
そのエッジ方向からの比率が高ければ
回転量の多いスピンサーブだし
もう少し早く面が起きて
直角に当たればフラットサーブだ。
もちろん
その間は無限通りに存在し
フラットともスピンとも断定できない
厚めに当たったスピンサーブというのも存在し
ラオニッチのフラットなどはそんな感じ。
そして
さらに内旋、回内し
ラケット面が右を向き
右腰の横辺りにフィニッシュする。
さて
私の推奨するフラットサーブがイメージできただろうか
何で
そんなにスピンとフラットの融合にこだわるかというと
コンスタントにサーブゲームをキープするため。
フェデラーもジョコビッチもマレーも
1セットに6回もキープできる人は
みんなそうだから。
そうじゃないと
安定したフラットサーブにならない。
ちなみに
「1セットに6回もキープできる人」 の相手は
「1セットに5回以上キープした人」
スコアーは、7-5 か 7-6 ということ。
具体的にいうと
ジョコビッチがカルロビッチと対戦した時。
世界1になるというのは
そんな相手からセットをコンスタントに取れるということ。
そうじゃないのに世界1になれたのは
ここ15年くらいでは
アガシとナダルだけではないだろうか。
ニシコリが3人目に ・・・ 。