大学の日本1をかけた大会
全日本大学対抗王座戦に
後輩たちの応援に行ってきた
男子は1回戦で中京大学に試合内容は競るものの
0-9 で敗退
女子も1回戦は勝ったが
2回戦で第1シードの早稲田大学に、0-5 で敗退
どちらも関東関西の強豪校にはかなわないものの
それ以外の大学とはいい内容で戦え
それなりのレベルまで達したようだ
これは早大との対戦前のオーダー交換場面
女子は部員数でも圧倒された
でも、みんなよく頑張った
さて
今日はその試合の中でうちの後輩男子、O君のバックハンドの話
彼のために書いたブログ
O君のフォアは面がしっかり
フットワークもよく
走らされてもしっかり姿勢を保って、素晴らしい
さてさて、両手打ちのバックだが
ラケットヘッドをしなり気味使うために
面が不安定になりがちなのと
パワーが伝わりにくいのが欠点
ここをしっかり直してほしいのだ
よく、しなるのは長所と思いがちな人も多いのだが
両手の剛性感と
動き、特にスウィングの素早さと組み合わせるには
手首をしならさずに打つのがいいのだ
だから
こんな構えから打つので
手首を動かすのだが、それは上下方向のみ
前後にはしならせず遅らせもしない
非力な女性でも
特にテンポの速い人はこう
ラケットヘッドは引かない
とにかくしならせずに
左手首の前後角度を固定して
引き付けてはじき返す
そして手首の角度を保ったまま
身体はちょっと窮屈そうに振り抜く
あの、ジョコビッチでも
うちのスジガネ君も
この子は左手首を固定して作ってあるので
当然だが
相手に面を見せたまま引く
という言い方でもいい
そんなイメージで
バックの名手になってほしい
そうそう
自分の周りのバック上手先輩を観察してみるのもいい
しならせない人はカウンターやリターンに強い
ただそんなバックの名手たちも
チャンスには、特に死んだボールに対しては
フォアハンドにどんどん回り込むので
積極的なフォアハンドは忘れないことが大前提。