『ヒゲおやじ』 さんからの質問
以下がそのコメントの全文です。
松原コーチ
いつもお世話になります
最近、上級者とダブルスをする機会に
恵まれ大変ありがたい環境なのですが、
ゲームになると全然ポイントが取れません
4人ともボレーの体制に持ち込まれ
ネットすれすれの低い弾道のボレー戦となり
こちらもボールを沈めようとした結果、力んで
ボールが浮きき上がったところを叩かれる
パターンが一番多いです。
上級者の方にはボレーの当たりが良すぎて
ボールを殺せていないのが原因と言われます。
ボレーは結構自信があった方なのですが、
ボールを殺すボレー。
何かコツはありますでしょうか?
それとも、このパターンを覆す何か
よい戦略がありますでしょうか?
ヒゲおやじ より
私の答えです。
「ボールを殺すボレー」
要は
スピードを殺して
相手足元に低く打つということですよね。
軽く当たったところで止めれば
何とかなるのでは。
その加減を、練習したらどうでしょう
誰かにボールを送ってもらい
必要な距離に落とす。
日ごろ、深いボレーばかり練習していて
浅く打つのが苦手とか
角度はちょっと、とかいう人多いですよね。
そのものずばりを練習してみませんか。
練習したことがないのに
そのショットが苦手と言っている人
結構、多いんですよね。
次の1手ですが
自分のボレーに
必殺のコースを持つこと。
ボレー戦になったらサイドにとか
角度を取るとか。
どこにでも打てる必要はなくて
1点取れるところに
バカの1つ覚えでもいいから
決めておく。
それで
5分以上の戦いができればいい。
最後に
4人のボレーボレーに入る前のことを考えましょう。
試合はサーブから始まります。
自分のサーブからなら
サーブやネットへ出るタイミングを工夫する。
スプリットなしで早く前に出て
足元に落とされないようにするとか
逆に
わざと出ないで
リターンを一度弾ませてから
アプローチで足元に打ち込んでから出る
そしてハイボレー、とか。
パートナーのサーブなら
緩く落とされないように
ポーチを多くして
リターンを緩く打つわけにいかないようにする、とか。
リターン側からでもいろいろ考えられるのではないでしょうか。
ロブを使うとか
そもそも
自分がネットに行かなければ
ボレーボレーの戦いになるわけはない。
わざわざ
相手の有利なパターンにはまらないよう
打ち方、戦術、ネットへの出方をちょこっと工夫するべきです。