フェデラーの缶当て

『レフティスタイル』 さんからの6個目の質問です。

以下がコメントのその部分です。

カラオケ  松原コーチ、こんばんは。いつも楽しく拝見しております。
本日もまたいくつか質問させてください。

6つめは、フェデラーのサーブについて
実は、私はフェデラーが大好きなのです。ウインブルドン決勝まで進んで、ジョコビッチには負けてしまいましたが、正直「まだまだ行ける!」と嬉しかったです。
さて、何年か前にYou Tubeで、フェデラーがTVスタッフの頭の上に赤い缶を乗せて、数メートル?離れた位置からサーブを2発、見事に缶を射抜いた画像がありました。(今でも「フェデラー リンゴ」で検索すると出てきます。)
当時、実写だ!いいややらせだ!と友人と言いあった記憶があります。実のところ、どうなんでしょうか?トッププロともなれば、当然、その程度のコントロールはあるのでしょうか?
興味本位の質問ですが、お考えをお聞きしたく思います。

レフティスタイル より

水瓶座  私の答えです。

私も見たことがあります

本物か? どうだと言われると

どっちだかわかりません。

可能性でいいますと

サービスボックス、バックのコーナーまで

20mの距離で

スピンサーブでバックのコーナーなら

直径30cmの円内に打ち込むことは

プロのサーバーなら、特にフェデラーなら

それほど至難の業ではありません。

 fed1406ad

ですから

理屈でいえば

5m先の缶に当てるのは

どおってことはないはず。

理論上は可能というのが私の答え。

ですが

あれを見たときに素直に思ったこと

「あんな短い距離をサーブで狙えるのか?」

サーブというのは

かなり自分の目や頭、中心から離れた打点から打ち出される。

だから10m以内を狙うのは ?????

もう一つ

私なら、的になりたくない。

あんな的に向かって打ちたくない。

もし実写だとすると

あの位置、棒の先に缶を置き

練習する。

それを見て

高いギャラをもらった上なら

安心して的の台になるスタッフが見つかる。

そして撮影

という段取りでしょうか。

でももしもまちがったなら ・・・

それでも平然と打てるのが

トッププロ、フェデラーなのかもしれませんね。  テニス

カテゴリー: サービス, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 15:35 | 2件のコメント

壁打ちを生かすには

『レフティスタイル』 さんから、5つ目の質問です。

以下がコメントのその部分です。

カラオケ  松原コーチ、こんばんは。いつも楽しく拝見しております。
本日もまたいくつか質問させてください。

5つめは、壁打ちについて
何度か、壁打ちの解説を読ませていただいておりますが、あまり効果は期待しない方がいいといった感じであったような気がします。
確かに壁打ちが上手くなっても、それが勝利に直結しないことは分かります。
しかし、もし100回、200回と続けてラリーができるようになれば、以前より確実に上手くなっているように思うのですが、いかがでしょうか?単純な質問ですが、よろしくお願いします。

レフティスタイル より

水瓶座  私の答えです。

いっぱい続けるのはあまり役には立たないのではないかな?

と思っています。

フォアハンドで20本続くようになればあとは根気の問題です。

集中している限り、エラーしないのか

すぐにエラーしちゃうか、です。

100本続くようになったら

なにか、やり方を考えた方がいいと思います。

壁打ちで同じことを続けると

飛んでくるタイミング、コース、高さ、球質

すべて一定になっていきます。

いったんはまれば、エラーしなくなります。

実戦的じゃない打ち方でもOK。

  (悪い打ち方を癖にする練習である可能性も)

なんせ、1球目じゃないし

ていねいな引き方をする暇はないし ・・・

実戦ではこれらがすべて1球ごとに変わる。

これに対応することがこのレベル以上の人の次の課題なのです。

逆に、100本続かないショットの練習には明らかなご利益が。

例えば

片手バックハンド、トップスピンの打点をしっかり前に取る練習。

samprasback

それと、もう一つ気にしてほしいこと

そのショット

壁なしのコートで入りますか?

私の昔話ですが

コーチになったばかりのころ

教えていた高校生の女の子

初めて出た大会でシードを破り、ベスト16に

まじめな子で

クラブに練習相手がいなかったので

毎日、みっちり壁打ち

すごいスピードボールを身に着けたのですが

試合で、ボールがコートに入らない。

その後、ついに最初の成績を破ることができませんでした。

スピードボールが打てるセンスの子だったのが災いしたのですが ・・・

いいフォームを身につければ無敵だと思う人が多いのですが

それはちょっと違う

いろんな変化に対応することが

しかも1本目にできることがテニスには必要なのです。

壁打ちの功罪が分かっていて

しっかり利用できる人なら

またはすごいへぼな人なら

壁打ちはとても有効な練習手段だと思います。  テニス

カテゴリー: 年寄りのひとりごと, 練習法 | 投稿者松原コーチ 19:40 | コメントは受け付けていません。

構えとスプリット

『テニプリ』 さんから質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。

カラオケ  テニス塾でお世話になりました。テニプリです。
引き続き拝読させていただいております。
じつはいま中学校の女子ソフトテニス部の顧問をしています。
硬式テニスとソフトテニスは違う競技ですが、
構え方とスプリットステップは同じだと思います。
さて、女子に構え方とスプリットステップを何度教えても、
次の日にはできなくなってしまうのです。
松原さんは構え方とスプリットステップの仕方はどのように指導していますか。
ご教示ください。m(_ _)m

テニプリ より

水瓶座  私の答えです。

昨日から連続のソフトテニス関連です。

さて

テニスで、ソフトと何が違うのかというと

ボールの硬さ

つまり、ラケット面でのホールド時間がすごく違う。

だから、極端にいうと

テニスではラケット面の向いた方角にボールが飛び出す。

だから、テニスは面の向きがシビアー。

ソフトテニスでは

やはり、極端にいうと

スウィングの方角にボールが飛び出します。

しかも

ボールが軽いため

空気抵抗で落下しやすい

だから、ラケット面や手首の角度について

それほど神経質になる必要がないのです。

そんなわけで

構え方についてはそれほど気にしなくてもいいんでしょうね。

もちろん

高校へ行ったら硬式に移るかもしれませんから

今からきっちりしておいても損はありません。

これは余談ですが

ユーチューブにアップされた

一流ソフトテニス選手のフォーム

なぜか、構え方と引き方が私の言っている通りの人が多い。

そういえば

うん十年前の大学生時代

隣のコートでプレーしていた

北海道学生軟式トップクラスの後衛たち

インカレレベルの人たちですが

ラケット面、とても正確だったのが印象に残っています。

そしてその人たち

いきなり硬式ボールを打たしたらとても安定していた。

もちろんバックもです。

ソフトテニスの方向性が

スウィング方向、80%

面の向きが、20% 影響しているとすると

達人級は、20%のところまできっちりしている

ということでしょうか。

もちろん硬式でも

私が飛距離の調整などで

20%側、スウィング方向やフィニッシュの位置など

かなり気にしていることをご存じだと思います。

さて

どうしたら構えをちゃんとできるかですが

うるさく言うしかないでしょうね。

しかも2日目以降は打ち始める前に言う。

1週間したら

コーチの顔を見るだけで

条件反射で構えるのではないでしょうか。

ところで、昨日のアルマグロの場合

CIMG5314

片面打ちなので

このまま、こんな風に引き始めます。

CIMG5315

さてさて、スプリット・ステップ。

テニス塾でもあの松原さん、全然触れませんよね。

あんまり教えたことがないし

実は、そのものずばりを教えてもピンとこない。

ましてタイミングなんて ・・・

じゃあどうするのかというと

両足をそろえてピョンピョンしている

そこへ球出しする。

 (ほら取ってみろ)

何回かやっているうちに自然にできるようになります。

球出し練習では、自分が次の番になったら動かし始め

ラリーなら合間中、ずうっと足を動かし続け

最後は両足をそろえてピョンピョンするのです。

その最後のピョンがスプリットステップです。  テニス

 

 

カテゴリー: バックハンド, 年寄りのひとりごと, 練習法 | 投稿者松原コーチ 18:10 | 1件のコメント

ソフトテニスからの移行

『レフティスタイル』 さんから4つ目の質問です。

以下がコメントのその部分です。

カラオケ  松原コーチ、こんばんは。いつも楽しく拝見しております。
本日もまたいくつか質問させてください。

4つめは、軟式テニスから硬式テニスへの移行について
私の知り合いが、サークルに入ってきました。ン十年前に軟式を7年やり、最近、(硬式)テニスを始めたとのこと。フォアとサーブはそこそこ上手いのです が、バックハンドは片面打ちで確率は悪いし、またグリップチェンジの癖がないのでボレーは全くダメです。少しでも(硬式)テニスが上手くなりたいとアドバ イスを求められますが、バックハンドは思い切ってダブルハンドにすればと言ってますが、ボレーはどうしたらいいか検討もつきません。そこで、少しでもアド バイスいただけると有難いです。よろしくお願いいたします。

レフティスタイル より

水瓶座  私の答えです。

バックハンドですが

軟式のころはバックがうまかったのに硬式ではうまく打てない?

それとも

軟式のころもバックが下手だったので、硬式でもうまく打てない?

どちらでしょうか?

後の方なら

私としての答えは簡単

いっぱい練習しましょう、ということ。

先の方

軟式ではバックがうまかったのなら

面感覚の問題です。

軟式ではボールのホールド時間が長いので

面をかぶせながら打つ人が多い。

同じようにすると

硬式では下に飛んでネットしてしまうのです。

硬式では面の方向が重要ですので

バックハンドの場合振り出してからインパクト後少しまで

垂直面を保つ必要があるのです。

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エナンのバックハンドはウェスタンの裏

全くの軟式グリップです。

しかも、世界1のバックハンドです。

アルマグロも

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この人は軟式と同じ、片面打ちです。

垂直面を保っているでしょう。

軟式で面ができていた人なら何でもない。

そのままでいいと思います。

ボレーですが

ちょっと昔、1920年ベルギーのアントワープ

日本のオリンピック史上、最初のメダルを獲得した

テニスの男子シングルスとダブルス

ともに銀メダルの、熊谷一弥大先輩です。

フォアボレーの写真です。

kumagai.fb

100年後の東京は錦織君にとってほしいですね。

そうそうボレー

このころの人たちはバックもウェスタン

できないことはないのです。

とりあえずの試合はウェスタンで

並行して、薄いグリップを練習したらいいんじゃないでしょうか。  テニス

カテゴリー: バックハンド, ボレー, 年寄りのひとりごと, 技術全般, 練習法 | 投稿者松原コーチ 17:15 | 1件のコメント

熱中症対策について

『レフティスタイル』 さんからの質問その3

以下がコメントのその部分です。

松原コーチ、こんばんは。いつも楽しく拝見しております。
本日もまたいくつか質問させてください。

3つめは、熱中症対策について
ここ数年でも熱中症の現場によく居合わせます。家に帰って、シャワーを浴びていたら気が遠くなって救急車で運ばれた例も。嘘か本当か知りませんが、一度、ひどい熱中症になると、内臓がダメージを受け、元の身体に戻らないと聞いたことがあります。
私の場合は、こまめに給水、たまにアラ塩(ミネラル塩)を舐めるようにしていますが、もっと効果的な方法がありますか?あればご教授いただきたく、よろしくお願いします。

レフティスタイル より

私の答えです。

そちらの専門家ではないので

大したことは答えられないかもしれません。

だから確実なことだけです。

とにかく水分を取ることです。

それも早めに

プロはすごい量の汗をかくため

試合中の給水では足りなくなってしまう

だから、ウォーターローディングといって

試合前から飲んでいるそうです。

とにかくのどが渇き始める前から飲むことです。

それとプロがやっていますね

スポーツドリンクと水のボトル

2本置いといて交互に飲む。

秘伝のドリンクを持っていて

これが一番という人も多いのですが

スポーツドリンクだけだと濃すぎる

薄めるとまずい

2本置いといて交互というのはいい考えだと思います。

最後にクエン酸

痙攣が来ないためにクエン酸がいいそうで

痙攣とお友達の私は

スポーツドリンクにクエン酸を混ぜています。

少し効果があるような気もしますが

本当にいいのかどうか ? ・・・・   晴れ

 

カテゴリー: 傷害、治療, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 15:34 | コメントは受け付けていません。

グリグリのスピンを打たれたら

『レフティースタイル』 さんからたくさんの質問をいただきました。

以下がそのコメントの1番です。

 

カラオケ  松原コーチ、こんばんは。いつも楽しく拝見しております。
本日もまたいくつか質問させてください。

1つめは、まさに今回のテーマ「高い打点」に関係する質問です。
先日、ダブルスの試合で、ベースライン付近からグリグリのスピンを打ってくる相手と当たりました。
非常に処理しにくく、深い球はライジング、そうでもない球は高い打点で打たざるを得ず、甘い返球は前衛がポーチに出てくるので、非常に苦労しました。(結局競り負けました。)
こうした相手と当たった時はどう対処すればいいのでしょうか?答えは既に書いていると言われそうですが、どうかよろしくお願いします。

レフティースタイルより

 

 

水瓶座  私の答えです。

深いボールにはライジングで打ったそうなので

つまりライジングを打てる。

相手ボールが短かった時もライジングで打ったらどうですか。

(高い打点で打たない)

つまり積極的に先手を取る。

もちろん、こんな打ち方もアリです。

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だいぶ乱暴な答えですが

こんな考えもあるわけで

最近の世の中ではグリグリは結構普通になってきている。

こんな練習もどんどんしておくべきでしょうね。

 

と言ったものの

そうできれば、しかも打ち勝てれば世話はない。

次はちょっと現実的な対処法。

質問の内容はダブルス

しかも雁行陣ですね。

 

雁行陣やめましょう

それで高く跳ねるグリグリはなしです。

サーブ打ったら前に行き、平行陣です。

サーブアンドボレーでもいいし

サーブアンドアプローチでもいい。

もちろんアプローチショットは

スライスもアリですが

ライジングトップスピンで打てれば最高。

 

レシーブゲームも

suzukii140720

リターンダッシュです。

(鈴木・岩淵組はこれで、ジャパンオープン優勝しています)

もちろんトップスピンで打つのもアリです。

ネットで、ボレーで処理すれば、跳ねるボールは関係ない。

 

こんなやり方で確実に勝てるのか?

もちろん確実には勝てません

5分5分でしょうか?

でも、もしそう思えるなら

トライする価値はあります。

 

実はこれ

グリグリ・ストローカーの私が

ストローク力で明らかに負けているときの奥の手なのです。

はぼ確実に打ち負けて、負けそうなとき

(最近、若者とやるとよくあります)

4分6分ならアリだなと思ってやります。

実は、かなり高い確率で勝っています。 テニス

 

 

 

カテゴリー: ダブルス, 試合 | 投稿者松原コーチ 18:17 | 2件のコメント

関節の可動域拡大は

『レフティスタイル』 さんからいくつかの質問をいただきました。

今日はそのうちの2つ目

以下がコメントのその部分です。

カラオケ  松原コーチ、こんばんは。いつも楽しく拝見しております。
本日もまたいくつか質問させてください。

2つめは身体の可動域について。
最近のサーブ特集、大変興味深く読ませていただきました。一番の興味はいかにすれば速いスイングスピードが出せるか。スイングスピードが速ければ、高速で も高回転でも振り方さえマスターすればできるはず…という非常に単純な考えです。子どもは自分達よりはるかに少ない筋力で、速い球を打つことができます。 これは身体の可動域が広いからではないか。
また、同じクラブの上級者の方は、信じられないほど素早い動きで、反応もいいのですが、これは可動域を広げるべく、地元の整骨院に行っている成果なのだと か。私も誘われましたが、お金も暇もないので断りました。ただ、もし何らかの独自トレーニングで広げられるのなら、チャレンジしたいな~と。
身体の可動域(柔軟性?)について、少しでもコメントいただければと思います。

レフティスタイル より

水瓶座  私の答えです。

かなり、否定的な話になりそうです。

テニス選手はほとんどみんな固い

アスリートの中で最も固い部類がテニス選手と言ってもいいくらい。

というのは、ごく一部の関節を除いて

関節可動域のギリギリのところまで使わないからです。

ごく一部の関節というのは肩

サーブの時に、外旋させてラケットを垂らすところ

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そして肩甲骨が動く

この辺は柔らかく動く必要があるでしょう。

この辺の動きの幅が取れれば

少しはスウィングに勢いをつけることができるかもしれない。

でもスピードを出せない人は

99%、関節可動域が少ないというよりも

動かし方そのものが下手

根本的に

違う使い方になっているということの方が多いと思います。

子供の方がうまくできるというのは

神経系の発達する時期にテニスをしていて

スキルが高くなっている

大人になって始めた人は

技術をうまくマスターできない

ということではないでしょうか。

それとも、子供は本能的にスピードの出せる打ち方を感じる

大人は基本を気にしすぎうまく打てない

のかもしれません。

整骨院と反応の関係ですが

関節を動かしてもいたくない

ちゃんと体が動くという点では効果があるかもしれませんが

障害の無いどおしの比較だと

関節可動域と反応速度は関係ないのではないでしょうか。

ただ、ある程度の柔軟性がないと

姿勢の変化などで余裕がなく

身体を痛める可能性が高くなるかもしれません。

それも筋肉の柔軟性を高める必要があるので

ちゃんとストレッチをしましょうというようなお話

関節可動域をうんと広げる必要があるということではないと思います。

ちょっと追加しますと

肩関節以外は

可動域の広すぎが

かえって

不安定なフォームにつながる可能性も感じます。

私はプラスのオプションを追加するより

余計な部分を取り除くことで

  (例えばフォアハンドの構えで横向きになる過ぎないとかで)

スピードアップにつなげるべきではないかと考えるたちです。

告白します

私はかなりなめらかなフォームだし

けっこうひっぱたける方だと思いますが

間違いなく

他競技の人に比べ

かなり身体の固い人です。   テニス

カテゴリー: 傷害、治療, 年寄りのひとりごと, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 19:24 | 2件のコメント

今日はトミーのテニス塾

今日は月例、水曜日に行う

トミーインドアスクールでの、「松原コーチのテニス塾」

一番遠い人は神奈川県の秦野市から来てくれた。

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1時間目はフォアハンド基本編

もっぱら面つくりの話に終始。

入るはずのラケット面を最初に作る必要があるというお話

ここをクリアーしないと次に行きようがないのだ。

そして、ここを治せば、グンと安定度が増す。

 

2時間目はフォアハンド応用編

本当は2つ目の基本

アウトサイドインにスウィングすること。

forswing140619

そのためにはインパクトで前向きにならなくてはいけない。

TENNIS-GBR-WIMBLEDON

しっかり横向きに構えるを

40年近くやってきた方もおり

感覚的には難しいのだが

ひざの向きや踏み込み足を意識したり

かなりできるようになったと思う。

 

そして、3時間目はバックハンド

身体を使いすぎないよう

ジャックナイフの練習も入れてみた

効果はばっちり。

その後の打合いなどで

余計な上体の回転が少なくなり

みなさん安定度があがった。

後半、私のボレーを相手に

フォアバックとも実戦的な打ち合いをした。

CIMG3494

特に、フォアの場合、腕だけで打ってくださいと言いつつも

腕力打ちはやって見せたり声を出したり

そしてボレー相手だと暇がないので

だんだん適応していくのだ。

 

今日も楽しくも、汗びっしょりのレッスンだった。 晴れ

 

さて、次回は8月20日の水曜日

ぜひ、千葉県新京成線くぬぎ山のトミーインドアまで来てください。 テニス

 

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 22:17 | 2件のコメント

高い打点は少し苦手

フォアハンドストローク

低い打点ならうまく打てるが

高い打点は苦手という人が多い。

 

高い打点がなぜ難しいのかというと

力が入れにくい

脇が空いて不安定になりがち

そもそも、脇を開ける気がない

上体をより前向きにする必要があるが、

しっかり横向きの人には、間に合わないことも多い。

つぎに、最初から、高い打点に振り出すスウィングを想定していない

(昨日の話はこれ)

その辺をうまくやれば

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そう、それともう一つ

腕が上がることにより

打点が体の中心線から遠くなり、その分難しくなるし

難しいと思ったとたんに不安感が増す。

これが一番大きいかも。

 

低い打点なら

nadl1407fr4

顔つきも穏やか

腕も楽だし

打点も近い

振り子を利用してスウィングも楽に振れる。

 

だが、テニスではいやおうなしに相手が打ってくるわけだし

低い打点、イコール、ずうっと後ろの方で打つことにもなりかねない。

ちょっと高いスウィングで素振りするだけでも違う

ほんのちょっとの努力でいいからでいいから

高い打点になれ、困らないようにしておこう。

TENNIS-GBR-WIMBLEDON

高い打点を

そこに来るボールをイメージし

遠目に立ち

高めに構え

前向きの姿勢を作り

高い打点でジャストミートの素振りをしておく。

 

そう、ちょっとの努力

艱難辛苦に耐え

上の6行をしっかりイメージして

集中して、ジャストミート、5回の素振りしてみよう

それを3日 ・・・

 

来週には、高い打点が好きになっている

かっこいい自分に出会えるだろう。    テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 年寄りのひとりごと, 練習法 | 投稿者松原コーチ 22:59 | 2件のコメント

打点もイメージ

昨日、東戸塚松原テニススクール

小学生たち、リトル上級クラスでのこと。

女の子が一人、フォアが安定せず苦労していた。

インパクトのラケット面が安定しないのだ

構えから、インパクトの手首角度を作り

そのままテイクバック

そのまま振り出すことにより

そしてそれを素振りからやることで

簡単に一件落着

と思ったら

空振り。

悪い方向へ行ってしまった。

よく見ると

ボールは腰以上高く弾むのに

スウィングは膝の高さで振っている。

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(もちろんこの人は本人ではない)

素振りの時はタイミングを合わせているが

高さを気にしていない。

単に楽なスウィングをしているのだ。

もちろん、小学生の女の子

腕の力がないのでしょうがない部分もあるのだが。

 

仕切り直し

「どの高さにボールが来るの?」

と聞くと

実はわかっている。

じゃあボールの高さも同じにして

ジャストミートで素振り

その後、見事に打てたのはもちろんだ。

TENNIS-GBR-WIMBLEDON

(もちろんこの人も本人ではない)

本当にボールを想像してみるのは

実はけっこう難しいというのが分かった。

段取りも省略しないよう気をつけねば ・・・

 

確かにストロークであれば

いろいろな高さに来るし

特に球出しであれば

こちらが彼女のスウィングに合すこともできるが

ラリーだとどうしても高く弾んでしまう

打たないでボールの軌道やタイミングを見せる

というステップも必要なのかもしれない。 テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 練習法 | 投稿者松原コーチ 20:27 | コメントは受け付けていません。