低く短いサーブのリターン

フランカー』 さんからリターンの質問です。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  リターンについて教えて下さい。
ここ最近、私の対戦相手は中高年の方が多くて、厚めのグリップから曲がりは小さいスライスサービスを多用してきます。
スピードはないけれど、跳ねない嫌らしいサービスです。
叩くと、ロングアウトしてしまいます。

これを上手くガツンと返すにはどういうスイングをすればいいか教えて下さい。
サイドスピンでナダル打ちが安全策でしょうか?

フランカーより

 

 

 

水瓶座  私の答えです

 

低くて短く入るサーブ

たいていの人には一番叩きにくいサーブでしょうね。

しかもサーブを打つほうはとても簡単。

私が以前、「フローターサーブ」といって、紹介したサーブですね。

 

強く打つためには

おっしゃるとおり

「サイドスピンでナダル打ち」 というのはひとつの回答です。

 

もう1つは、低い位置でのワイパースウィング。

フルスウィングしちゃいます。

これが一番強烈。

しっかり下向きのテイクバックから

アウトサイドインのスウィングで

手の位置低め

腰の高さくらいを中心とした低いワイパーで捉える

そして低目への強いフィニッシュ。

なかなか、いい絵がないのですが

これが一番近いイメージ

ナダル打ちじゃないナダルです。

365ネットの連続写真へのリンクを張っておきます。

ただし

上の二つの回答はヘビートップスピナーが大前提。

「フラットだとちょっと怖いので、スピンがかかるといいな」

なんて思っている人には無理。

「スピンの掛かりやすいラケットやストリングはどれかな」

なんていっている人にも無理。

ベースがトップスピンで打てる人が大前提。

どんなラケットでも、ストリングでもスピンはかかっちゃう。

男子プロは全てこうゆう人。

常にすごいトップスピンを打ち

余裕がある場合に回転を減らす。 減らさない人も多い。

 

そしてその人たちに短く打たすアドバイスが

アウトサイドイン

さらに、低い位置へのフィニッシュなのだ。

 

実は先日の印西、チーム戦春の陣で

優勝チームの男たち、3人にした体験プライベートレッスンもこれ。

彼ら3人とも基本的にトップスピンは打てている。

ソレをウルトラ短いところからでも

しかもフルスウィングで打つというレッスンだったのだ。

 

だから、彼ら3人には今後、フローターサーブは通じない、ハズ。

いや、一人、ナンバーワンのU村さん

彼はサウスポーだったので

スライス気味に、バックに滑らせてやれば少しは効くかも。

 

さて、じゃあそのバックはどうしたら?

ソレは次回にまた。

 

そうそう、フラット性のフォアがベースで

私が無理と言った人はどうする?

 

スライスライジングのアプローチが効果的。

足元に打ち込んで

  (相手のポジションによらず足元)

サーバーより先に前に

次を必殺のボレーでかたづける。

 

サーバーよりもパートナーよりも早く前に出たからといって

テニスではオフサイドにはならない。

これが大多数の人に対する、現実的な答えカモ。  テニス

 

カテゴリー: フォアハンド, リターン | 投稿者松原コーチ 18:18 | 3件のコメント

後のパートナーを見る

先日、印西の女子ダブルス大会でアドバイスした内容。

ボールが後ろへ行ったら、見なさいという話。

ダブルスのプレー中

ネットポジションにいる場合

後を見てはいけないと思っている人が多いようです。

上級者になれば

後を見なくても分かるのだから

見るなと教えるコーチもいるようです。

頭の上をロブで越されたら

即座に反対サイドに動く人も多い。

 

私は、まず後を見ましょうとアドバイスしています。

なぜなら後を見なければ

パートナーがどうなっているのか分からないからです。

楽な姿勢で打っているのか?

苦しい姿勢に追い込まれているのか?

ソレによって次の態度が変わってくる。

頭を越されてもパートナーが反対サイドまで動くかどうか分からないし

そこまで動いていなくても

センターのボールを取って、勢いあまって戻れないかも。

そうしたら、自分が入れ替わったほうが守りやすい。

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パートナーが打球後ネットへ出てくるのか、ステイバックか?

とにかく、後を見なくては判断できない。

テニスを50年もやっている私でさえ

いまだに後を見ないでは判断できないし

世界のトッププロでさえそうらしい。

テニスを始めて1年や2年の人が見ないで分かるわけが無い。

 

じゃあ、どこでいつ見るのか?

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ボールが行った瞬間にチラッと見る

特に、ヤバソウな時はちゃんと見る

そして、すぐに相手を見る

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ここまでくれば相手の動きとフォームでそのボールも判る。

この場合、パートナーもボレーなので次がすぐ来るが

もしも、パートナーがベースラインならば

そのボールがネットを越えるまでは

相手も手を出せないわけで

すぐに相手を見る必要は無い。

むしろそのボールがどこへ飛ぶか

相手が参りそうか、逆に打ち込まれそうか?

判断できるまで見ていてもいい。

それからポジションチェンジで攻撃へ

または逃げ出しても間に合うのだ。

 

とにかく一瞬でもいい

ボールの行った、パートナーのほうをチラッとでも見ること。  テニス

 

カテゴリー: ダブルス | 投稿者松原コーチ 13:48 | コメントは受け付けていません。

プロのラケット選択

プロのラケット選択について、『たまには勝ちたい』さんからの質問です。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  松原コーチの解説によると、プロのスイングスピードになるとどんなラケットでも反発係数がゼロになるとのことですが、プロはどんな基準でラケットを選択しているのでしょうか?やはり、フルスイングできない苦しい状況のときに、コントロールしやすいとかそういう理由なのでしょうか?
また、いろんなメーカーから新素材を使用したラケットが発売されていますが、プロにとってはどれもさほど差はないのでしょうか?

たまには勝ちたいより

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

 

男子プロの選択基準は

硬くて(剛性感がある)、しっかり変形しないこと。

振りやすいバランスと充分な重さ。

後は振動が少ないとか、色がいいとか

じゃないでしょうか。

 wau140503rak

ワウリンカはグリップをシンセティックからレザーに変えています。

つぶれず、フワフワしない、経時変化も少ない。

角もはっきりしていて

これはいいですよと、東戸塚校の田村コーチも言っていました。

さて、「プロのスイングスピードになると

     どんなラケットでも反発係数がほぼゼロになる」

ですので

サーブやフォアのとフルスウィング時は

ラケット面の先のほうで打つから

そこに当たっても、たわんだりしない剛性が必要ですし

トップスピンを強烈にかけるときに厚すぎるフレームだとじゃまとか

色々あるでしょうが

基本的には

「硬くて、しっかり変形しないこと」 です。

そうすれば、コントロール性能が上がり

安心して使えるからです。

 

男子プロだと

フルスイングできない苦しい状況」 でも

腕だけでけっこうすごいのが打てるし

逆に、思ったよりも飛んじゃうほうがいや

入れた力と効果がリニアーなほうがいいのです。

強烈なトップスピンを足元に叩き込まれた時も

コート内にボレーで返球できなくてはならない。

それは楽に打っても伸びのあるボレーを打てるラケットではないのです。

しかも、しっかりと筋トレをしている。

 

これが女子プロだと

握力、腕力の違いで

ボレーや

苦しい状況でラケットが活躍する余地が多くなるのです。

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伊達さんはかなり飛びのいいラケットです。

だからわれわれ普通の日本男子は

女子プロと同じ考え方でいいかもしれませんね。

 

ただし、女子プロが一般男性と違うのは

相手ボールが重く、深いこと

これは女子のほうがスピンが少なくフラットが多いため。

だから女子プロのラケットは意外に重い。

選手によっては男子以上に重いのを使う人もいるようです。

 date1405bk

一番相手ボールが重く感じるテニス

ライジングの伊達さんは

フル装備で、370gと聞いたことがあります。

新素材や新構造

われわれや女性には効果ありですが

男子プロにはどうでしょうね。   テニス

 

 

カテゴリー: ラケット、用具他 | 投稿者松原コーチ 12:39 | コメントは受け付けていません。

ポリの張替えは

I32』 さんからポリストリングの追加質問です。

以下がそのコメントの質問部分です。

 

カラオケ   ・・ 私がもう一つ疑問に思っていたこと。
ポリって「切れにくいから耐久性が高い」=(イコール)「切れるまでテンションが保持されている」と勝手に思っていました。

ナイロンマルチやナチュラルだと「寿命」=「切れた」がある意味張り替え時期でしたがポリはそうではないんですね?
週末テニスプレーヤーの私。ポリにしたら切れないので張り替え頻度が減って、ポリって経済的なガットだなと解釈していました。

ではポリは張ってからどのくらいで張り替え時期とすべきでしょうか? 
お手数ですがポリガットの長所と併せもう一度ご教授いただければ幸いです。

I32より

 

 

水瓶座  私の答えです

ストリングはテンションをかけたとたんに伸び始めます。

張りあがり直後の状態が

テンションが一番高いので、伸びるのも一番速いのです。

張りあがりと、翌日でもけっこう違います

3日目と4日目だとわずかに違う

10日目と11目だと違いが分からない

だけど、徐々に伸びるので

10日目と20日目はかなり違います。

そして

1ヶ月もするとほぼ伸びきって落ち着きます。

しかしこの状態では

ゆるいし、飛びません。

 

ナイロンでも流れはいっしょですが

ポリよりは少し落ちが緩やか

でも

ポリの半分も緩まないというほどではなく

やはり、張って2ヶ月もたったストリングは

ゆるいし、飛びません。

 

どちらでも

10日でだめと思うか?

1ヶ月か?

好き好き、懐具合とも相談して

自分で判断してもらうしかありません。

 

シャラポワは大会中

前の晩に10本すべてを張替え

練習と試合に使い

使わなかったのも含め、毎晩張り替えるそうです。

プロが試合中にポリ袋に入ったラケットを出して

ボールボーイにポリ袋を渡している光景を見たことがあると思います。

あのストリングは新品

さっき張ったのか、前の晩なのかはわかりませんが

張りたてですよね。

 

私の場合ですが

トップスピンの量が多い人なので

3年位前、ポリに変える前は10日くらいで切れていました。

  (トップスピンに変えた35年前は2日くらいでしたが)

現在のポリだと、2本を交替に使って

どちらも2ヶ月くらいもつでしょうか。

それくらいで切れないことも多いので

切れたから張り替えるのと

緩んだので張り替えるのが半々くらいです。

  (そのころはしっかり伸びきっています)

 

さて、ポリの長所ですが

とにかく摩擦に強く、フルスウィングトップスピナーには必需品です。

ハードヒット時にボールを捉えた感触が強いのがその次。

そして、伸びにくいので、よらない。

ずれても、すぐに元へ戻ります。

いつでもまっすぐストリングパターンです。

最後が、カラフルなこと。

 ptgp120_01

そうそう、「メーカーはポリにあわせて設計しているか?」 という点

男子のストローカー向けの品ならそうでしょうね。

試打も当然ポリでするでしょうし

ただ、だからナイロンに合わないかというとそんなこともないと思います。

それほど設計はピッタンコ行かないと思いますし

プレーヤーもテンションもテニスも色々で

それほど単純ではないと思います。

 

結局色々と使ってみなくては分からないのです。  テニス

 

カテゴリー: ラケット、用具他 | 投稿者松原コーチ 20:48 | 1件のコメント

攻めるとは? 守るとは?

ちーばくん』 さんから質問です。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  松原コーチ、始めまして。
いつもシンプルでわかりやすい技術論、ありがとうございます。
今回、始めてコメントさせて頂きます。

松原コーチはテニスと言う競技の「攻め」と「守り」についてどのような考えをお持ちでしょうか?

私は
「攻め」相手のバランスを崩す
「守り」確立の高いショットを選択する
と考えております。

「攻め」については【時間を奪う】なんて表現もありますが、【時間を奪う】だと早いショットだけをイメージされてしまうため、相手のバランスを崩すと指導しています。
(もちろん、ドロップショットやゆっくりのアングルショットも立派な時間を奪うショットだと考えております)

バランスを崩すために時間を奪う
時間を奪うためにバランスを崩す

どちらが正解なのでしょうか?
それとも、どちらもとんでもない間違いでしょうか?

情報過多な世の中ですが、いつも正しい情報を発信して下さる松原コーチのブログ、とても楽しみにしています。

お時間の許す時にでも、お答えいただければ幸いです。
よろしくお願い致します。

ちーばくんより

 

 

 

水瓶座  私の答えです

 

とっても、面白い考えで

ちょっと哲学的でしょうか

しかし、テニスというものを考証する上では必要かもしれませんが

実用上、指導上はもっと単純でもいいんじゃないでしょうか。

ひとつの言葉で全てを説明するためには

攻撃とは、広い意味で相手のバランスを崩すことといって

間違いはないと思います。

たしかに、時間を奪う、よりも広いかもしれませんね。

 

しかし実戦では

相手コートにウィナーを取るための空きを作るために

はじっこへ走らせたり

深く、対応できないようなショットを打ち込んだりします。

そのやり方をタクサン教えたり

それをできるようなドリルを実行することが大切なので

全てを一言で説明する必要は無いと思います。

後で各論を付け加えなくては結局分からない。

wau140502

攻撃側についてですが

私は最終兵器を持つことを重要視しています。

特にいつも大切にしているのは

浅くなったショットを決めきるフォアハンド

ジャンピングスマッシュの二つです。

そこへどうもっていくか。

じっくり待ってもいいし、強引にオープンコート狙いもいい。

この、「そこへどうもっていくか」 が

時間を奪うだ、バランスを崩すだ、展開が上手いだ

という話なのでしょうか。

ただ

最終兵器がないと

絵に描いたもち、机上の空論、ざるで水をすくう

ことになってしまうかもしれません。

最終兵器があるからこそ

相手のバランスを崩した時点で

相手ミスでの得点を稼げるのです。

  (テニスはミスで決まる種目なのです)

wauri1405sm

もう1つ、守備側ですが

「確率の高いショットを選択する」 とは

ポイントの確率でしょうか?

ショットの確率でしょうか?

一番大切なのは、ポイントをとる確率です。

ストローク力やスマッシュ力が強力なレベルの試合では

一番安全なショットが

ポイントをとる確率に結びつかないことも多いのです。

追い込まれたら、浅くならないようにきっちりクロスに叩くとか

守る選択肢が他に無かったら

20%の確立でもウィナーを狙う、というのもありなのです。  テニス

 

カテゴリー: 試合 | 投稿者松原コーチ 17:46 | コメントは受け付けていません。

ポリは伸びにくい

I32』 さんからストリングの質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  いつも拝見しています。
緩いボールの話題と緩い繋がりで、緩いテンションについて質問です。
昨今ガットはポリエステルが主流になってきて私もナイロンからポリに変えたのですが、ナイロンと同じテンションでは硬すぎると感じています。
でもテンションを下げるとコントロールが悪くなるかと思い切りがつきません。
ポリの場合ナイロンのテンションに対してどの程度までコントロールを維持したままテンションが下げれるのでしょうか?
また、下げたことによるメリット、デメリットが有れば教えて下さい。
現在の私のポリのテンションは48ポンドです。

I32より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

 

ポリはナイロンに比べ

同じ引っ張り力に対し、伸びる長さが少ないのが特徴です。

 

ですから

打球時にナイロンと同じだけ食い込ますためには

テンションを下げる必要があります。

同じくらい食い込んで

同じくらいボールをホールドすれば

コントロールはほぼおんなじくらい維持できるのではないでしょうか。

 

ご質問で

テンションを下げるとコントロールが悪くなるかと思い・・」

というのがありましたが

これは、緩くすると

思ったより飛んでしまって

アウトしやすいということではないでしょうか。

そうであれば、心配することはあまりないと思います。

ポリの方が飛ばないからです。

 

私はポリの方が、「捕まえた」感が強いので

何となく落ち着きます。

さすがに

耐久性を追求する必要がなくなってきましたので

ポリの中でもかなり細めの、1.20を使っています。

これが私の使用ストリングス

ヨネックスのポリツアープロ120

ptgp120_01

きれいな黄色

私のテンションは47Pです。

 

そうそう

テンションの下げ方ですが

ナイロンに比べて5P位下げてみたらどうでしょう。

最終的にどれくらいでいいか?

後は、いろいろと試してみるしかないと思います。

ところで、もう一つ

ポリの方が伸びにくいのは

今すぐの引っ張りに対しては、ということで

時間経過でいうと、ナイロン以上にゆるむのが早いのです。

ナイロンだとすぐ切れちゃう、という人じゃないと

伸びきって飛ばない、ユルイストリングばかり使うことになるかも。  テニス

 

カテゴリー: ラケット、用具他 | 投稿者松原コーチ 21:25 | 1件のコメント

印西チーム戦 春の陣

429日、昭和の日

松原テニスクラブ印西ではチーム戦とBBQ

東戸塚松原テニススクールでは

1日テニスクラブとBBQが行われた。

どこでもドアーを購入していなかったので

参加できるのは1か所のみ

今回、私が出没したのは、松原テニスクラブ印西のほう。

ダブルス2本、シングルス1本の団体戦。

4グループに分かれた予選を行い

その成績により、上位決勝グループとコンソレに分かれる。

1yosen1

2yosen2

上位に入れないと

昼のBBQが遅くなって、おなかが減るというハンディーを負う。

 

その時間帯、試合の無いグループは

ハードコート2面のアトラクション会場へ。

9枚のパネル抜き

3paneru

壁ボレー

4kabevore

下に向かってローボレーを打つのはなかなか難しい。

 

ホールインワン

5anaire

サーブ

6serb

各グループ、3人の精鋭が代表としてポイントを競う。

bhyou

壁ボレーを鉄壁の技でリードした

『金ちゃんクラブ』 が栄冠を獲得した。

akincyan

その間アウトドアコートでも予選の熱戦が続き

7okugaimo

コート間の芝生ではBBQの用意も始まっている。

8sibahu

そして、合間を縫って

松原コーチに任されたベストドレッサー賞の選考が

栄冠は、『ハラブラックス』 

9besudore

全員、中に黒いシャツを着て、めくると腹黒いのだ。

hharaguro

芝生中央の軒下では

いつもの焼きそば屋の親父、金田コーチが

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決勝トーナメント緒戦で惜しくも敗れた、『ラブフォーティ』 は

すでに、ややほろ酔いでBBQモード。

dlabufort

コートでは準決勝、決勝、3位戦と、激戦が続いている。

ekesyout1

fkesyout2

優勝したのは、『アッパー村とその仲間たち』 の実力者軍団。

gapper

準優勝が、『松竹bye-bye!』 さん

hsyotiku

3位は、先ほどのアトラクションも制した、『金ちゃんクラブ』 となった。

hhhkinncyan

応援の子供たちもたくさんいて

私もこの後、子供たちとボールころがしで遊んでしまった。

 

子供たちとキッズレッスンごっこの後

優勝チームの男性たちと懇談

フォアハンドの話になり、このブログも見てくれているとのこと。

ならばと

30分ほどの無料体験プライベートレッスンがあったのは秘密だ。  晴れ

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 17:45 | 1件のコメント

ラケットの重さと素材

『momotaro』 さんからもう1つの質問です。

以下がコメントのその部分。

 

カラオケ  もう一つ、ラケットについての質問です。
重量についてですが、”ためブロ”さんはHEAD GRAPHENE SPEED REVがお気に入りで、強い球にも打ち負けないとの感想でした。私のイメージとしては、やはり軽いと重い球には撃ち負けるんじゃないの?と思うのです。ためブロさんはいつもスイートスポットで打てるから、そういう感想になったのでしょうか。それとも、新素材故なのでしょうか。
ラケットの重量についてのご意見をお聞かせ下さい。

よろしくお願いします。

momotaro

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

 

最近のラケットはほとんど全てが

炭素繊維でできています。

カーボンとかグラファイトとか呼ばれています。

 

炭素繊維のすごいのは軽いのに強いこと。

だから必要な強度を持ったラケットを軽量に作れる。

軽量に作れるということは

重量が少し増えてもいいなら

どんな形、どんな重量配分でも作れるということ。

だから、理論的に考えうる最適のラケットが作れる

ということだと思います。

 

そんなわけで、昔より軽く作っても

少し重いボールに打ち負けなくなったということだと思います。

でも当然、軽くできる限界があると思います。

極端なことを言うとボールより軽いラケットだと

ボールに弾き飛ばされるでしょう。

まあ、冗談はさておき

現実には、飛んでくるボールは相手が打つわけですから

その相手により、ボールの重さが違う。

一般プレーヤーなら

フレームが270gくらいあれば充分はじき返せるでしょうし

プロなら、330gくらいは必要なんじゃないでしょうか。

ちなみに松原さんのはちょうど中間くらい

305gです。

vcx98-146x300

質問にあった、HEADのラケットのことはよく知りませんが

ためブロさん』 の場合

他のラケットだと

いつも真ん中をはずしている、というわけではないと思いますので

たまたま、今回だけ

「スイートスポットで打ったから」、ではないと思います。

 

ラケットはプレーヤーにより

必要な要件が違います。

私ならフォアハンドで全て判断しますが

コーチたちの中にも

ボレーの打ち心地やコントロール感で判断する人もいます。

 

だから、最適な面の大きさやバランス点

重量配分も違っていますので

最適化されたラケットはいくとおりも考えられます。

 

最終的には、自分で打って判断するしかないですね。  テニス

 

 

カテゴリー: ラケット、用具他 | 投稿者松原コーチ 15:05 | コメントは受け付けていません。

フォアのグリップとフィニッシュ

『momotaro』 さんから質問をいただきました。

フォアのフィニッシュについてです

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  松原コーチ、こんにちは。いつも参考になる記事ありがとうございます。一度、サーブとスマッシュのレッスンを受けてみたいものです。

昨日の記事での、エナンのフォアハンドのフィニッシュの位置で、ひっぱたく時は、ここまで持っていくとのことですが、これはグリップに関係なくでしょうか。
私は、イースタングリップなので、いわゆるワイパースイングができず、(手首をぐっと折れば可能なのでしょうが)、どうしても肩の辺りになってしまいます。

momotaro

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

 

ひっぱたく時に

エナンは上体の横に持ってくるという話ですね。

 henin1404fs

もしひっぱたくのだとすると

当然

インパクトのラケット面は垂直

下向き、または面が後ろ向きになるようにテイクバックして

フィニッシュは上体の左横ということになりますね。

これは基本的に

ウェスタングリップのエナンだけではなく

フルウェスタンの錦織でも

イースタングリップのフェデラーでも同じことです。

 

どんなグリップでも

アウトサイドインのスウィングで

つまりワイパースウィングで引っ張り込まなくては

力が入りませんし

肘や手首の角度をそのグリップなりに調整して

下向き、または面が後ろ向きになるようなテイクバックが必要です。

「イースタングリップなので、いわゆるワイパースイングができず」

ということですが

イースタンでワイパーができないなんてことはありません。

単に腕の向きの問題だけで

私はコンチネンタルでもワイパーで打てます。

もちろん厚いグリップほど

力任せに打つことがやりにくいということはありますが

単に今までの経験や感覚にないだけのことだと思います。

 

(手首をぐっと折れば可能なのでしょうが)  とありましたが

そうしてもいいんじゃないですか

フェデラーはそうしています。

ffederer140427

思い切ってワイパーをやって見たらいいと思います。

手首も折ってみればいいのです。

その感覚がないので他の方法でトライしている人が多いようですが

それでできるくらいなら

すでにプロの何人かがやっているはずです。

少なくとも私にはできません。

もし簡単にできるならテニスの技術史が変わるほどの出来事です。  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 17:10 | コメントは受け付けていません。

GO-YA事始め

春になって日差しが強くなってきた。

今はちょうどいい気候だが

東戸塚校の冬寒く夏暑い、私のスクール校長室でもあり

当社、社長室、私の悟りを開くための庵でもある事務所。

もろに西日を受けるロケーションなので

これからが厳しくなってくるところなのだ。

3年前の大震災以来

西側の壁と窓の前は

夏場の省エネのためゴーヤの緑のカーテンを使っている。

食欲の部分もついでとはいえもちろん ・・・

 

さて、今年もいよいよ活動開始

どうしようかなと思っていたら

うちのオクサンがやってくれるとのことなので

  (彼女は当社の重役でもあるのだ)

プランターへの植え込みをやってもらった。

CIMG3017

大き目の野菜用プランター3個に

2本ずつのゴーヤ

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今回はちょっと食欲を加え

2つのプランターには

1本ずつ、ミニトマトの苗も。

CIMG3018

これで昼食の野菜を増やして

ますます、体調を万全にするのだ。

ツルを這わすネットはまだ張っていないが

すでに用意してある。

梅雨明けのころには

緑のカーテンと

ゴーヤチャンプルーと

食後のミニトマトが楽しみ。

 

「火もまた涼しい」 ような悟りも大切だが、まずは食欲なのだ。  晴れ

 

 

カテゴリー: 日記 | 投稿者松原コーチ 19:30 | 1件のコメント