試合ではいつも1球目

4月15日のブログ、「深いボールとは」

お2人から、即座にコメントをいただいた。

以下がそのコメントのコピーだ。

 

カラオケ  いつも楽しみに拝見しています。
深いボールの話しは目から鱗です。

浅い打球は「ミス」扱いされていましたが
これでプレッシャーから解放された気分で
プレーできそうです。

ヤッさん より

 

カラオケ  いつも楽しみにしてます♪

練習のときはスピードフラットで打てるものが試合では打てないことが多く疑問でした。

今回例えサービスライン内でもいいからトップスピンをかけた方が良いということがわかりました。

他ではない、深い教えを毎回掲載いただき感謝してます♪

トップスピンで次の大会では優勝がはっきり見えました〜^ ^

これからも楽しみにしてます♪

たかちゃん より

 

 

水瓶座  ということで

とってもお役に立てたようで何よりです。

特に、『たかちゃん』 さんは優勝が見えたとのことで

おめでとうございます。

ぜひぜひ

テニスを単純にして、優勝してください。

 

さて、おせっかいついでにテニス論を続けますと

私の理論

「すべてが1球目」 というのにつながります。

 

この1球目が練習と試合の一番

そして根本的に違う点だからです。

練習では同じショット

たとえばフォアハンドのラリーで

続けて、何球でも打ち続けます。

ですから、途中の修正が可能で

1球目がアウトすれば2球目は短く打つ。

右に切れたら少し左へ、とやるわけです。

もちろん少しくらいのエラーなら、ラリーは続きます。

 

ところが試合では

ミスをしたトタンに、全てが終わり

再びサーブからポイントが始まります。

フォアもバックもボレーもスマッシュも

全て1本目に入れなくては、次はないのです。

だからアマチュアの場合、1本目は、そおっと入れる。

調子が出てきたら徐々に強く、深くやる。

 

しかしプロだと

そんな、様子見のボールを打ったら

次をぶん殴られる。

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ぶん殴られたくなかったら

先にぶん殴ることができなければならないのです。

 

つまり未経験なのに1本目からハードヒットできること

これが、一流になりたい人の

クリアーすべき条件なのです。

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だから

そう簡単に、「深く打て」 なんて言えないのです。  テニス

 

 

カテゴリー: 技術全般 | 投稿者松原コーチ 19:57 | 1件のコメント

しばらくぶりの裏庭

しばらくぶりにオクサンと

我が家の裏庭、大池公園に来た。

花見のタイミングには

休みとお天気がかみ合わず

すでに、サクラは散ってしまったが

今回は、緑が濃くなり、いろいろな花が咲き始めていた。

最初に目に入ってきたのは、シャクナゲ

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そして、ヤマブキ

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ヤマブキは群生しているところがあったのだが

今年は、山が整備されたのか

だいぶ切り取られていたのが残念だった。

 

そして、少し行くと大池のほとりで

ドウダンツツジが白い小さな花をつけていた。

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今回は動物たちとの出会いも多かったので

ちょっと紹介

最近は鳴き声をよく聞く、タイワンリスだ

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カメラを向けたら

恥ずかしがって一目散

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さて、大池といえば我が家の定番

いつもカワセミが迎えてくれる

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池の20mほど向こうがわにある島

しかもカワセミが小さいので

コンパクトデジカメではなかなか厳しい。

連写、合成のHDR機能というやつで何とか撮ったのが

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しばらく、写真を撮ったり、観察したりしていたが

われわれ以外は誰も気づいていないようだった。

 

少しして、池の反対側に行くと

突然、足元で、落ちていた枝が動いた

1mほどの青大将

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カメラのSWを入れていたら

生垣の中へ

後姿のみ。

こっちもビビったが、あっちもそうだったらしい。

 

ヘビから逃れ、隣のハス池に行くと

20cmほどのウシガエルが泣いている。

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ホントに、モーと言っている。

最初の1匹はすぐに逃げたが

この子はじいっと動かない。

 

その2m先には、4cmほどのミドリガメが水面をよちよち

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よく見ると顔の横に赤い線が見える

何年かしたら池にごろごろいる

大きなミシシッピーアカミミガメになるのだろう。

 

帰り道

山菜取りのおばさんがいて

食べ方まで教えてくれたが

結局どれが食べられるのかわからず

今晩、無料の夕食は無理ということで

途中、スーパーに寄って帰ることにした。

さて、あれはワラビだったか? ゼンマイだったか?  獅子座

 

 

カテゴリー: 日記 | 投稿者松原コーチ 19:22 | コメントは受け付けていません。

トップスピンの割合

フォアハンドだが

トップスピンの必要量はどれくらいなのだろうか?

 

体勢のいいときはフラット気味に打ち

苦しい時やアングルに打つときはスピンを必要なだけかける。

プロはこんな風にやっていると思っている人が多いかもしれない。

 

だが

実際は、大抵のボールをトップスピンで打ち

よっぽどの時だけ、スピンを減らす。

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こんな体勢だと、むしろ一番スピンの少ない時かも

スピン量が多いのは

フラットに叩くエアーケイが看板の錦織ですらそう。

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ナダルのようにどんな時もほとんどスピンを減らさない人もいる。

それほど

プロにとってさえ

フラットに打つのはリスキーで勇気の要ることなのだ。

 

松原さんの場合

スピン量の多い人と思われているようだが

最近は年をとったのでずいぶんとおとなしくなった。

あくまでも自分の感覚だが

普通の男性相手のラリー練習では

エネルギーの30~40%がスピン

60~70%が前に飛ぶ力と思って打っている。

 

ところが試合だと

60~70%がスピン

45度以上の角度で振り上げ、こすり上げ

感覚的にはほとんどスピンにエネルギーを使い

ちょっと余った分で前に飛ばすつもりなのだ。

それでも、若いころに比べればはるかにスピン量が減っている。

おとなしくなった年寄りにしてからがそうなのだ。

若いころは80%以上と思って打っていたこともあるのだ。

 

じゃあ近頃の若いもんはどうだろう?

私が気にしている、「若いもん」

西岡良仁

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ダニエル太郎

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打球直後のボールとラケット面の高さの差

そこからスピン量の多さが伝わってくる。

近頃の若いもんもなかなかやる。

 

「スピン量を増やしたらスピードが減る」 って?

スウィングスピードを上げて

半分以下のエネルギーでも充分なほど

めちゃくちゃ早くすればいい。

えっ、「それじゃ疲れちゃう」 って?

タクサン練習して

タクサン飯を食いなさい。

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きっとナダルはそうしている。    テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 18:40 | コメントは受け付けていません。

深いボールとは

深いボールとは

ベースライン内に入るボールのこと。

ベースラインを超えたら、深いボールとは言わない。

 

ボールを深く打つのがいい

というのはテニスの通なら常識

コーチがそう言うと、皆さんうなずいている。

私の同業者にも

いっしょに大学チームを教えている時に

「深く打て、アウトしてもいいから絶対にネットするな」

と叫んでいたコーチがいた。

そんな怖いこと、試合でできる? 思える?

 

皆さんは

「深く打てなかったので負けた」

という経験をしたことがあるだろうか?

私には覚えが無い。

逆に

「アウトしたから負けた」

という経験ならいっぱいある。

 

現代のテニスは

トップスピンのストロークが主流。

ソレはアウトしないため。

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フラットに打ったほうがスピードは出る

もちろん常識

でも練習の時の話し

それとも机の上で考えた話。

現実に、本番の試合では

アウトが怖くて、こわごわのフラットより

強烈に振りぬいたトップスピンのほうが速いかも。

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ナダルがフレンチの打ち合いで

時々サービスライン内に打ち込むのは誰でも知っている。

それでもやっているし

打球が浅くなりがちな彼が、世界のトップに君臨しているのだ。

 

私はトップスピンに変えてから

  (もう、それから30年以上たっているが)

やっと、試合で安心して打てるようになった。

 

面白いのだが

トップスピンになってから

「松原さんのボールは深いですね」

と言われるようになった。

 

ソレは安心して打てるようになったから。

ベースラインを超さないという自信があるから。

私自身は

「ベースラインよりも浅く打とう」 と思っているだけなのだ。

 

深いボールとは

ベースライン内に入るボールのことなのだ。   テニス

 

さてトップスピンとは、どれくらいの量かけるもの?

ソレは次回に ・・・

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 20:07 | 2件のコメント

神奈川の講習会

神奈川の講習会

神奈川県テニス事業協会が主催する

2014夏季テニスコーチ研修会

6月6日金曜日

横浜市のメガロススポーツクラブ綱島で開催する。

参加要項はこちら

だいたい、6月と12月の年2回開催。

お題目だけ聞くと大層だが

協会の役員をしている私が担当者

研修の担当をしている私が講師の先生という

松原コーチのテニス理論を聞き

松原コーチにテニスを見てもらいたい人には

とっても便利な講習会なのだ。

 

前回12月は

相模原インドアテニススクールで開催した。

参考に、12月10日のブログを見てほしい。

 

最初、1時間ほどのテニス論、技術論の講義

131210zagaku

(1時間程度なので大抵、コート上で行う)

そのあと、実技編

今回のメインテーマは

みなさんの悩みの一番多い

フォアハンドを中心にストローク

それとサービスの講習を行う。

私の見本はもちろん披露するが

みなさんにも打ってもらい

私の矯正法や目の付け所をコーチに知ってもらい

全員、実際に上達してもらう

実技は、10時30分から4時30分くらいまでみっちり。

(これは昨年の写真)

131210back

毎回、参加者の意半分近くは一般愛好者なので

まじめにテニスを勉強したい

プロコーチはもちろん

レベルによらず

アマチュアの皆さんも安心して参加してほしい。

要項はこちら)      テニス

 

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 19:49 | コメントは受け付けていません。

バックは姿勢が少しくらいなら

バックは姿勢が少しぶれても何とかなる

フォアハンドに比べれば

厳密に垂直姿勢じゃなくても何とかなるのだ。

djok1404frsisei

ソレは上体の回転量がフォアに比べて少ないこと

ラケット面の使い方にしても

腕を捻らないように使うのではなく

むしろ、肩関節について言えば

徐々に面を被せていくように使うから。

その感覚は、面を垂直に保つということ。

だから、少しくらいなら

上体が傾いても

頭が垂直を保って

自分の世界をしっかり認識できているなら

ダニエル太郎のように面を垂直に保って

何とかコントロールできるのだ。

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もちろん

少しくらい傾いていても何とかなるという話なのであって

傾かないほうが

より安定度が高まる方向であることに間違いはない。

 

そして、リターンや厳しいボールに飛びついたときなどは

上体が打点方向に傾くのはしょうがないが

そのときはフォアハンドのランニングショットと同じように

上体の回転をなるべくしないようにするのが

緊急時の心構えだ。

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バックは上級者になってもできないと言う人は少ない

フォアは上級者になっても苦手な人が多い

この辺の、姿勢のことと

フォアハンドの持つ多様な打ち方が

フォアハンドを難しくしているのは間違いないようだ。  テニス

 

 

カテゴリー: バックハンド | 投稿者松原コーチ 19:44 | コメントは受け付けていません。

安全に打つためにジャンプ

サーブでパワーを出すためには

ひざが伸びた時点で

ラケットがまだ振り出されていないことを

2,3日前のブログで説明した。

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実はコレ

パワーだけではなく

コントロールのためにも重要なのだ。

ひざが伸びて、上体もほぼまっすぐになったところが

ラケットヘッドの最下点で

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そこから、ラケットが振り出されてきて

いい姿勢でインパクト

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いい姿勢、いいラケットの角度

ソレがお決まりのように出てくるなら

常に同じ形になるわけだから

コントロールも安定するということ。

 

身体の動き、身体の位置で言うと

ソレがどこか?

ひざが伸び終わってから

だから、身体は浮いてしまうので

ソレは 「空中」 ということになる。

軽く、15cmか20cm

くらい飛び上がって打つと

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安定するということ。

私も

特にセカンドサーブの時は

飛び上がって打ったほうが

安心して打てるので、怖くない。  テニス

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 18:04 | コメントは受け付けていません。

相手のボールを予測する

『こんぐ』 さんからコースの予測について、質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  松原コーチこんにちは。いつも楽しく読ませて頂いています。
予測のコツについて教えて頂きたいと思います。
よく、相手の構えを見て予測して早く準備するという話を聞きます。私も相手の構えを観察しているのですが、サッパリコースが読めません。

上手い人とペアを組むと、見りゃわかるじゃん、もっと早く動いてと言われます。また、シングルではしょっちゅう逆をつかれてしまいます。こういうのは、慣れればわかってくるものでしょうか。

肩や足、ラケットの向き、体の開き具合など観察ポイントは色々あると思いますが、何かコツがあれば教えて下さい。

こんぐ より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

実は、私も予測は苦手ですし

ストローク大振りの自分自身は

しっかり予測されて、よくポーチされたりします。

 

ごちゃごちゃと

シチ面倒くさいことを考えるのが苦手なので

ソレはソレでいいと思っています。

私自身、自分の打つコースを隠すよりも

最大限のパフォーマンスを出すほうに振っているのです。

コレは趣味の問題。

ですから予測のことは気にしない

それでは、今日のテーマ成り立ちませんね。

 

ではちょっとだけ、踏み込んでみましょう。

 

時々、指導書や雑誌に

打球方向に踏み込むとか

足の方向がとか書いてありますが

一見、本当そうですが

実際のプレーヤーとはかけ離れていることが多いようです。

フォアハンド

ちょっと余裕があれば

オープンスタンスからどちらでも打てる。

それに、フルスウィングじゃなければ

どんなスタンスであっても

どの方向にでも、打つことは可能なのです。

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じゃあ、予測できないはずなのに

予測できている人がいる

なぜでしょう?

 

実はその場の状況や

その人のクセで

かなり、コースが限定されるのです。

たとえば

ダブルス、平行陣の相手に対し

ジュースコートで松原さんがフォアで構える。

ショートクロスに得意な絶妙パスが入る。

以前は必ず抜けていたのに

最近は打ってみるとそこに一人いる。

そこからクロスにアングルボレーを打って

私に向かってにやっと笑う人までも

  (なんて失礼なやつ)

そう、ばれているのです、私のクセ。

 

また、こちらの深いショットが強烈にオープンコートに入れば

相手はクロスに引っ張れない

少なくとも、強力には打てない

ストレートは当然予想できるはずです。

 

コレが予測です。

 

現場では

その場でありうる、相手ショットの選択肢が2つか3つあるはず

相手がスウィング開始する。

相手の雰囲気を見ていると

なんとなく2つか3つのうちの1つがひらめく。

だからそちらに動く。

後で考えてみると

テイクバックや状況がクロスを示していた。

足の向きばっかり見ていたわけじゃないし

テイクバックについてもそう。

 

あんまり細かいことばかり見ていると

かえって分からないものではないでしょうか。

その状況がつかめる

その場合の選択肢が絞れる。

ということのほうが重要ではないでしょうか。  テニス

 

 

カテゴリー: 技術全般 | 投稿者松原コーチ 20:24 | 1件のコメント

ダニエルのサーブを

デビスカップ、チェコ戦、残念だった。

錦織が出ていれば ・・・

なんて思うけれど

それも含めてすべてが日本の実力

選手たちはほんとによく頑張ったと思う。

 

今回、錦織が出ていれば ・・・

の代わりに

ダニエル太郎の試合を始めてみることができた。

なかなか、しぶといテニスで

スペインで練習しているのがよくわかる。

 

これでサーブがすごければ

日本国内レベルでいえばそんなに悪くはないが

世界のトップに行くには

当たり前に、200㎞/hは越えてほしい。

まして190cmの身長

筋力をつければ

下半身なんか使わずに、腕力で打つだけでも行けるだろう。

まあ、腕だけというのももったいないので

下半身も使うとして

ちょっと気になったのが

足と腕を使うタイミングのちょっとしたこと。

 

下半身、特にひざの使い方については

こうゆうこと

強力なサーバーはすべてと言ってもいいと思うが

ar1404sr

ラケットヘッドが垂れ下がりきる前に

ひざはすでに伸びている。

この後、上体がもう少し立っていき

ラケットヘッドがさらに垂れ下がる。

 

ヒザー  (伸び終わって)

ウデー  (を振り上げ始める) のが大切なのだ。

 

そしてインパクト少し前まで

上体の動きに遅れていた

ラケットヘッドが

インパクト直前に体や腕を追い越していく。

だからこうなる。

sampuras1403

意識すべきポイントは

ひざを曲げすぎないこと

ひざをゆっくり伸ばしていくこと。

15cmジャンプして

肘を上に残すようにして

腕力で一気にフィニッシュ。

なのだ。

 

彼はすでにこんなフィニッシュの写真があるくらいなので

dt1404srfin

練習していくにつれて、腕力が付くにつれて

勝手に

実現しちゃうと思うが

(プロになる人、100位以内に入る人はそんなもの)

同じような欠点を持つプレーヤーたち

違った知識を持つコーチも多いので

ちょうどいいサンプルと思い使わせてもらった。

 

デ杯チームの他のメンバーはすべて

200km/hをクリアーしている

ダニエル太郎には

ぜひ、200km/hを当たり前にしてほしい。

そしたら来年か再来年の

デ杯決勝を ・・・           テニス

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 20:00 | コメントは受け付けていません。

ラケットを変えると

『3丁目のフェデラー』 さんからラケットの質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  勇気を出して、初めてメールします
テニスに対する情熱にいつも尊敬の念をもって拝見しています。
ラケットのチェンジについて、ご相談させてください。
今使用しているラケットが、使い始めて7,8年経つのですが、そろそろ買い替えたほうがいいのでしょうか?
何度か違うラケットを試してみたのですが、どうもフィーリングが
合わなくて、結局、数々の草大会で苦楽を共にしたもとのラケットに戻すことを繰り返しています。
この際、折れるまで使おうかとも考える始末です。
松原コーチのラケットチェンジについての考え方に興味があるので、いつかテーマにとりあげてください。
これからもブログを楽しみにしております。

3丁目のフェデラー より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

使い始めて7,8年、ですか

そろそろ変えてもいいでしょうね。

日本の経済のためにも

ラケット屋さんのためにもお願いします。

 

まあ冗談はともかく

ラケットもかなり進歩していますので

新しいほうにアドバンテージがあると思います。

最近のラケットはカーボンファイバー製で

折れない、曲がらない

ぶつけなければきれいなまま。

ですが

やはり、長年使っていると

だんだんへたっていき、飛ばなくなります。

打球感も柔らかくなる。

それが、年々、差が拡大していくわけですから

ますます違ってしまうのです。

同じ銘柄で新品に変えてもそうです

新品は硬い。

折れて、使えるラケットがなくなる前に

どっかで思い切るべきでしょうね。

 

自分にあわせて、最適な1本を探すわけですが

ラケットに自分があわすという方角もあるわけで

最初からピッタンコのものというのはなかなか無いものです。

ぜんぜん性格の違うラケットに手を出してもだめでしょうが

コレと思った1本をしばらく使ってみてはどうでしょうか。

 

ラケットの選び方、私の場合ですが

ヨネックスで2,3番目くらいの本格派に落ち着くことが多い。

一番硬いのは大抵だめです。

次に色がきれい、派手なこと。

とにかくフォアハンドでコントロール感のあるもの。

思ったとおりのところに打ち込めるやつです。

ボレー、バック、サーブ、ぜんぜん気にしない。

さて、私の7,8年前というとコレだったでしょうか?

ヨネックス RDS 002 ツアー、310g

RDS002t

薄くてシナリのある、オレンジ色のすごいやつ。

6年前、このブログを始めた時は確かにコレでした。

そして3年位前に廃番になりコレに

VCORE 98 D

yy98d

ぜんぜん、シナラないが、材質だろうかマイルド感がある。

色はややジミに、重さは5g軽くなり、305gに

最初違和感があったが

2週間くらいでなれてしまった。

そして昨年から、今もコレを使っている。

VCORE Xi 98

vcx98-146x300

打球感はほぼいっしょ

問題は少し黒っぽくジミになったこと

打球感は1週間で

色は3週間くらいでなれた。

 

そして、現在ラケットで困ってはいないのだが

ちょっとキニナル存在がこちら

VCORE Tour G

VCORE Tour G

ワウリンカが使って、全豪を取ったアレ。

試し打ちしてみたが

硬いのに振動がなく、思ったところへ鋭くフォアが飛ぶ。

とてもいい。

本格派の男性には間違いなくお勧めの1本。

 

しかも、オレンジ色でハデなのだ。  テニス

 

 

カテゴリー: ラケット、用具他 | 投稿者松原コーチ 18:18 | 2件のコメント