実用フォアハンド2

先週の金曜から月曜まで札幌に行ってきた

北海道大学庭球部の秋合宿、3泊4日

現役学生たちの指導だ

私の母校

自慢話をすると

北海道大学リーグ

男女とも1部1位なのだ

インカレ選手も何人かいる

もちろん松原さんの貢献が大きいと本人は言っている

さて実用のフォアハンド

しっかり前向きを強調した

一番わかりやすいのはリターン

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右足の位置で距離を取り

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上体はほぼ前向きのまま

入るはずの面でたたくだけ

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エラーするわけがない

肩を結んだ線が少し横になったかなというレベル

もちろん2枚目の後でラケットは

もう少し後ろまで引くが

 

デモでは

インカレレベルのサーブを

連続でたたき返し

面目躍如

サーブをフォアにしか入れないという約束は内緒だ テニス

 

 

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド, リターン | 投稿者松原コーチ 16:59 | コメントは受け付けていません。

実用フォアハンド

昨日の東戸塚松原テニススクール

一般のレッスンとジュニアのレッスンで

同じ内容のアドバイスをした

フォアハンドで

テイクバックの時に

下半身を前向きにすること

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両足とも

左足は特に前向きなのがわかると思う

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両肩の線は横向きで

腰のところに捻りができている

だからすぐに前向きになれる

インパクトは前向きになってから

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もしも構えで

下半身が完全横向きだと

よっぽど暇なときじゃないと

インパクト前向きは無理

手出しや球出しのレッスンだとできちゃいそうなので

要注意

実用的なフォアは下半身が半分くらい前向きなのだ

膝やつま先が斜め前向きと思った方がわかりやすい鴨 ひよこ

カテゴリー: フォアハンド, 新東戸塚松原TS | 投稿者松原コーチ 18:00 | コメントは受け付けていません。

スマッシュの構え

東戸塚松原テニススクール

上級クラスのスマッシュ

実は一人だけちょっと間に合っていない

それは構えた位置が低いからだった

前回の写真

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手の高さが顔の中央くらいにあるのがわかるだろうか

ココからならいつなりと振り出せる

サーブなら

ここでもいいが

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この後のタイミングがデリケートなスマッシュでは

ココから鼻の高さにあげなおすときに

すこしだけ振り遅れてしまう

スマッシュは先に鼻の高さまで

手を上げておくのがコツなのだ

 

「早めに、手を鼻の高さにあげてください」

見事なスマッシュが決まったのは言うまでもない テニス

 

カテゴリー: スマッシュ, 新東戸塚松原TS | 投稿者松原コーチ 18:11 | コメントは受け付けていません。

スマッシュのリズム

昨夜の東戸塚松原テニススクール

一般上級クラス

スマッシュ練習だが

1本目に振り遅れる人が多い

スマッシュもサーブと同じ

いや、サーブよりも落下速度が大きいので

それ以上に振り子の開始を早くする必要がある

これはだいぶ昔の松原テニスクラブ印西の写真

小学生、ミキちゃんのスマッシュ

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5m上空に落ち始めたロブが黄色の点で見える

この辺からラケットヘッドのダウンが始まり

sm0002

ロブの黄色の線が見える

このタイミングで振り始めれば

小学女子でもユウックリ振って

ジャストミート・スマッシュが決まる ひよこ

ミキちゃんも見事なスマッシュだった

4,5m上空にあるうちに振り始めること

東戸塚でもこのアドバイスをしたところ

たちまち快音が響いてきた

ぜひ心掛けてほしい テニス

 

 

カテゴリー: スマッシュ, 新東戸塚松原TS | 投稿者松原コーチ 11:14 | コメントは受け付けていません。

サーブは往復運動が大基本

先日、ほかのスクールに通っている小学女子を指導する機会があった ひよこ

サーブが苦手というのでやってもらったら

後ろから大きく回していくスタイルのためか

スウィング幅が取れず

面の向きも安定せず

頑張るのだがボールが飛ばない

先ずは

イースタングリップで

前後に単純往復運動の練習 (若干上体の前向き回転があるが)

いつものユウックリという振り子の動きを理解してもらい

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ラケットを前から上げながらトス

swsrm1

トスは右側

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打点より50㎝以上高くへ

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トスが高い所にあるうちに

ゆっくり大きな振り幅で

インパクトへ

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手首固定でそのまま振り切れば

swsrm5

ラケットの重みがボールを飛ばしてくれる

これでたちまち打てるようになった

 

これがイースタングリップのフラットサーブ

この前段階として

腕を前後させるだけ、上体の回転もしない

ウェスタングリップでのフラットサーブがあるが

それが最初心者段階

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それができるようになったら (できなければ進まない方がいい)

すぐにこのイースタングリップに進んでほしい

そうすれば

上体の前向き回転

上腕の内旋

前腕の回内

全ての基本動作をできるようになる

 

これが勢いよく打てるようになったら

グリップをコンチネンタルにしてスライスサーブに進んでいける

スピンサーブへの道も開ける

実は今回の彼女も

この後はこう進化させるんだよと説明したら

早速実行

当日中にスライスサーブが打てるようになってしまった テニス

 

だが

勢い良く打てるようになる以前に

スライスに進むと大抵ダメになっちゃうので

要注意

一段階ずつしっかり進むこと かたつむり

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 18:16 | コメントは受け付けていません。

前を向かないと

フォアハンドはインパクトで前向き

Brisbane International 2010 - Day 5

といつも言っている

前を向かなくては自由に振り切らないからなのだが

実はコントロールにも影響が出る

自由に振り切れないということは

ぎこちない振りということでもあり

スウィングの軌跡や面の操作にも影響があるからだ

多くの人が

前向きになるということを

「前向きで終わる」と誤解しているようだ

しかも世間でしっかり横向き構えを教わってきている

私が

さんざん、「前向き、前向き」と

叫びまくっている

東戸塚松原テニススクールでも

かなりの人が窮屈なのはそのせいか?

前向きで終了している人が多い

ホントは

インパクトで前向きということは

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インパクト後は

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今回、ジュニアクラスの女の子

とりあえず、一人を救い出すことに成功した

「インパクトで前向き」 ですよ  テニス

 

カテゴリー: フォアハンド, 新東戸塚松原TS | 投稿者松原コーチ 17:29 | コメントは受け付けていません。

下向きのまま振り出す

東戸塚松原テニススクールのジュニアクラス

フォアハンドの厄介な癖を直すことに成功した

正しいこととして

面を下向きに構える(高ければ後ろ向き)

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そのまま振り出せば

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面は徐々に起きていき

インパクトで

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垂直面になるはず

だが

フォアに自信がないと

早めに垂直面を作っておきたいという心が

せっかくの下向き面を

「垂直に直してから」 振り出すそうとしてしまう

面はさらに、徐々に上向きになっていくので

当然インパクトで面が上を向き

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「アウト」

仕方がないので

面を被せながら打って

ネット

限りなく負の連鎖を繰り返すことになる

ミスしないように 「早く面を作っておきたい」

と いうのは心の問題なので

問題を指摘するのは簡単なのだが

よっぽっど本人が

松原コーチを信頼してくれないと

なおかつイメージをキープしながら振り出さねば難しい

今回

いつものジュニアクラスでの信頼を基に

手にベアで募集している

イベント 「球出しレッスン」に参加してもらい ひよこ

今回も松原コーチが後ろにつき

見本をやったりアドバイスしたり

90分間、徹底的にフォアばかり打った

滑らかに面を上向きにしていくことをイメージしてもらい

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ゆっくり振ることで

ついに面の使い方を習得した

連続して、上手くできた時の本人の笑顔が

なんとも印象的だった。テニス

 

カテゴリー: イベント, ジュニア, フォアハンド, 新東戸塚松原TS | 投稿者松原コーチ 12:24 | コメントは受け付けていません。

スマッシュは前向きで

スマッシュは内旋を効かせて打つ

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手首の角度は変えない

これはサーブの絵なのだが

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基本的にスマッシュも同じこと

肘が両肩を結んだ線の延長に来て

上腕を内旋するのがパワーがマックスになるコツ

内旋する方向は上体の正面

こうすればバキッと言うスマッシュが打てる

しかも安定して打てる

これは松原さんの若いころ

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上体が前を向き

打点を後ろに取る

もちろん手首は動かさない

素晴らしい どんっ (衝撃)

スマッシュは前向きで打つべし

ジャンピングスマッシュの基本技術は

50年前も今も変わっていないのだ テニス

 

カテゴリー: スマッシュ | 投稿者松原コーチ 15:39 | コメントは受け付けていません。

スマッシュの打点は後ろ

スマッシュはどこから打つのだろう

それは

相手ロブが予定通り上がったなら

サービスラインとベースラインの中間あたり

もちろん

たまたまネット際から叩くこともないわけではないが

それは相手が間違った場合で

わざわざ、浅めにロブを上げる人は

レッスンコーチ以外にいない

だから

スマッシュは原則深く打たなくてはならない

しかも深すぎてもいけない

だから深さコントロールはサーブと一緒

ユウックリ、振り子のテンポで振って

手首の角度にストレスをかけないようにし

体軸の中心より後ろでとらえ

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ネットさせないようにし

ラケットヘッドが腕より遅れないようにして

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ベースライン内に叩き込む

サーブの深さを保つメカニズムと同じなのだ。 テニス

 

カテゴリー: スマッシュ | 投稿者松原コーチ 16:26 | コメントは受け付けていません。

手は下にラケット面は上に向かう

高い打点などで

フォアハンドをワイパースウィングで打つ時

手の動きとラケット面の動きの方向にずれができる。

手もラケット面も回転の中心は肩なので

同じ方向に動くと思いがちなのだが

ラケットヘッドは手よりもワイパー回転の後ろにあるため

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手の動く方向が下向きに変わっても

ラケットヘッドはまだ上昇過程にある

そして

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一拍遅れて

ラケットヘッドが下に下がりだす

だから

浅いボールを短い距離に捩じ込みたければ

トップスピンなのに

かなり早めに

下向きにラケットを引き下ろすくらいのつもりでなくてはならない テニス

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 15:39 | コメントは受け付けていません。