大池公園

久しぶりの休日

雨が上がったばかりで、暑くないのもいい

久しぶりに、オクサンとわが大邸宅の裏庭

大池公園に散策の脚を伸ばした。

 

さっそく迎えてくれた、いつもの場所のタイサンボク

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20cm位もある大きな花

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オクサン情報によると

この季節、白い花が多いのが特徴なのだそうだ。

 

いつもの風が通る、お気に入りの場所での昼食後

大池へ

平日のせいか子供たちがいない

ハトも安心しているのかとっても人懐っこい

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手の上まで登って来るのは

自分の庭とはいえ、初めて。

 

いつものカワセミ君が迎えてくれるかと思ったが

樹が伐採されて、なかなか見つからない

一瞬、池の手すりにいたが

写真のひまもなく、隣の池に飛び去ってしまった。

とりあえず、目が合ったカモの写真を撮影

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そろそろ帰りの時間

いつもの帰り道、傍らの小さな池に、1つだけスイレンを発見。

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そこをすぎ、小学生が田植えした田んぼの横を通って帰る

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何と田んぼの向こう側に、カワセミ君が見送りに来てくれた

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田んぼ横にある標識板の上

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しばらく見ていたら

さよならと言って、大池の方に飛び去って行った。

 

山を越えて、下界へ

公園の端は紫陽花の世界

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色々な色があったが

これは徐々に梅雨に向かって色づいていく紫色

まだ淡い

梅雨入り時のアジサイなのだ。

 

さあ、そろそろ下界へ帰ろう。   かたつむり

 

 

 

 

 

 

カテゴリー: 日記 | 投稿者松原コーチ 21:28 | コメントは受け付けていません。

両手打ちハイバック

『レフティスタイル』 さんから、2つ質問をいただきました。

以下がそのコメントの2つ目部分です。

 

カラオケ   2つめは両手バックのことです。
両手バックは高い球が打ちやすいと言われますが、フォアと違ってワイパーが使えませんので、高い球を打つにはコツが必要かと思います。何度も解説されていることかと思いますが、今一度、よろしくお願いします。

レフティスタイル より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

「フォアと違ってワイパーが使えません」

とありますが

そんなことはありません

やってみてください

結構簡単にできますよ。

左手のフォアハンドだと思ってやってみてください。

もちろん少し前向きにならなくてはいけませんが。

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ただ、あまりワイパーにしすぎると

フォアハンドのようにはスピードが出にくいのも事実。

 

だからプロは極端にはやらないのだと思います。

でも、アマチュアならアリでしょう。

 

プロはこれくらい。

1506keibk

ここから抑え込みながら

フィニッシュを右肩の脇あたりに持っていく。

 

それと、もう一つ、プロならアリなのは?

「ジャックナイフです」

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しっかり横向きを作り

右足で踏み切って

左足を後ろに蹴っ飛ばす。

 

これが高い打点、プロの回答です。

 

これも瞬発力に自信があれば

思い切ってやってみるのもアリです。

 

私はバックハンドの身体の使い方を理解してもらうため

上級レベルの人に教えるときは

レッスンでやります。

 

自分でも、(片手打ちでですが)

リターンダッシュの時はやります。

姿勢や面が決まって

止まって打つよりも安定度がはるかに高いようです。

 

さてもう一つはスライスですね。

これは、両手じゃないか。  テニス

 

 

 

カテゴリー: バックハンド | 投稿者松原コーチ 18:44 | 1件のコメント

クロスボレーのコースは

フォアボレーは

まずは、クロスに打てないと困る。

 

シングルスで相手ボールが

バックからダウンザラインに飛んできた場合

そのコースはここだ

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サービスボックスの角あたり

ベースラインのコーナーではない。

 

相手がパスを打った時の位置

そして次のショットのために

走りこまなければいけない場所との距離を比べてみれば

一目瞭然だろう。

 

もちろん

決まればどこでもいいわけで

相手のストロークが浮いてきて

強いボレーが打てるなら

ベースライン付近に入るボレーでもOK。

もちろんウィナーになる。

 

しかし

実戦では

浮いてくるかどうかは、なってみないとわからない

相手がまいっていても

たまたま、ネットすれすれに返ってくることもある。

 

その時に

昔ならとっさに、つなぎのボレーを深く打った。

ところが

トップスピン強力ストローク時代の今なら

次で抜かれてしまう可能性が大。

 

できれば1発で終わりにしたいのだ。

 

だから最初からアングルに打つつもりでいた方が

途中で作戦変更の必要がなく

決まりやすいし

エラーも少なくなる理屈だ。  テニス

 

さて

相手フォア側に打ってネットへ出た場合の

フォアボレーの模範解答はこれ。

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理由は先ほどと同じ

相手の一番遠いところ

取りにくいところに打つということなのだ。

 

実戦では

素晴らしい当たりのボレーがえらいというわけではない。

 

楽に決めるため

ポイントを取るためにネットへ出るわけで

ベースラインからのウィナーのようなショットは必要ない。

 

ネットプレー、特にボレーでは

すごい当たりに酔わない方がいい。   テニス

 

 

 

カテゴリー: シングルス, ボレー | 投稿者松原コーチ 17:52 | 1件のコメント

フォアボレーはクロスに

フォアボレーを左右に打ち分けるには

クロスに打てることが大前提。

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クロスに打てる人が

ストレートや逆クロスに打つのは先を遅らせたり

ラケットヘッドを下げたりすれば簡単にできる。

 

その逆に

ストレートにしか打てない人が

クロスに持っていこうとすると

とっさにはできない。

 

打点を前にしたり

スウィングの向きを変えたりと

とっさの変更はもちろんできないし

そんなことをしても

とてもアングルには打てないのだ。

 

実用的なボレーは

最初からラケットヘッドを立てて

手首を折ってでも

面をクロスに向けておく。

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このまま打てば

自然にクロスに

アングルにも打てるようにしておく。

 

そしてコースを変える時は

さっきも言った通り

手首を緩めて先を遅らせる

これだけで

左右に打ち分けられるのだ。  テニス

 

 

 

 

 

 

カテゴリー: ボレー | 投稿者松原コーチ 19:51 | コメントは受け付けていません。

コーチ研修会

今日は相模原インドアテニススクール

神奈川県テニス事業協会主催の

コーチ研修会だった。

 

昨日、すいていることをアピールしたせいか

4人の方が直接会場に駆けつけてくれた。

 

予定通り

1時間弱、私の技術論のお話し

その後、午前中はフォアハンドの講習

ボールを捕える面を感じてもらうなどして

打球の飛距離をしっかりコントロールすることを中心に展開した。

夢中になってやっているうちに

写真を撮ることも、頼むことすらも忘れていた。

 

午後一番はバックハンド

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短いところから打ち込む練習をしているところだが

両手も片手も面を固め、早く構えて

アウトサイドイン

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フィニッシュを左横に引っ張り込むことを意識してもらった。

 

しっかりブロックするため

ジャックナイフもやってみたが

皆さん、結構上手だった。

練習法として優れているということだろう。

 

午後の後半はスマッシュから

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これで腕の使い方や 「引っぱったき」 感を味わう。

その後

サーブへと移行する。

 

腕の使い方や

スピンのかけ方

コースの打ち分け方など

一通りのことができた。

 

そうそう

これはヨネックス(株)さんと、日置(株)さんからのイベント協賛品。

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日置(株)さんはうちがゴーセンのストリングなどを入れてもらっている商社。

今回は、ヨネックスのリストバンドと

ゴーセンのストリングを

参加者の皆さんに各々1つずつ、いただいた。

 

皆さんボールもたくさん打てたし

しっかり理屈も理解してもらったし

上達もしてもらったと思う

そして

私のスマッシュや両手バックも上達してしまった。

 

写真だけはあまり取れなかったのが、残念。

 

いい1日だった。   水瓶座

 

 

 

 

カテゴリー: イベント, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 19:56 | コメントは受け付けていません。

明日は研修会

明日は

神奈川県テニス事業協会主催の

2015夏季神奈川県テニスコーチ研修会

9時30分から、相模原インドアテニススクールで開催する。

講師はもちろん、松原コーチ、私だ。

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ついさっきまで

明日の説明資料を作っていた。

テニス技術を構成する、2つの要素

フォームと頭の中のイメージのお話し。

 

こうゆう機会に改めて文章化したりすると

自分でもびっくりするくらい

理論がきちっと

収まるところに収まってくる。

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この話を冒頭で、座学として1時間ほど話そうと思う。

次の具体的、技術的な話は

この理論をベースとして展開していくことになる。

刺激的な話

刺激的なデモを考えて

ちょっとムズムズしてきた。

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実は明日の参加者は少なめ

まだ、余裕がある。

だから、相当密度の高い講習になる。

突然思い立って

仕事も家庭も捨てて、参加しようと思った人

今からでも結構

ただ

もうメールのやり取りをしている暇がない

もちろん参加費を振り込んでもらうひまも

 

だから、明日、現場に直接、乗り込んできてほしい。

もちろん現金持参でお願いします。

 

コートはインドアカーペット

駐車場も無料で十分ある

コート入口で 「タノモー」 と叫んでほしい。

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では参加者の皆さん

明日、お会いするのを楽しみに

上達してしまうのも楽しみに

相模原インドアテニススクールでお待ちします。 テニス

 

 

 

 

カテゴリー: イベント, 年寄りのひとりごと | 投稿者松原コーチ 14:19 | コメントは受け付けていません。

スピンサーブのフォーム

『レフティスタイル』 さんから、2つ質問をいただきました。

以下がそのコメントの1つ目部分です。

 

カラオケ  松原コーチ、おはよう。ございます。
今回も2つ質問させてください。
1つめはサーブのことです。前回、いくつか質問させていただきましたが、その後、練習の中で、もっと身体のターンが使うことをアドバイス受けました。
具体的には、現在のトスの上げ方をJ字型に変え、身体の中心から外に向かって(前の方に)上げる。
確かにそれだけで、フォームはピッチングにような身体の使い方になり威力は上がります。
スライスは打ちやすいのですが、スピンの時はどのようなフォームで打つのがスムーズでしょうか?

レフティスタイル より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

面を内折にして固定する

内旋、回内などの腕の使い方、等々。

それと

下半身や身体が動き終わってから腕を始動するなど

重要部分については

相当こだわっていますが

なんとなくの全体フォームについては

あまり触れないことにしています。

spin1

斜め下を向いたラケット面を

ボールにぶつければ

左下から右上に

自然に斜め45度回転で打てます。

spin2

体重のかけ方や

ちょっとしたしぐさ

トスを上げる腕とラケットを振る腕のタイミングなど

プレーヤーによって違うこともありますが

プロはそれなりにちゃんとやっています。

ほぼ腕だけで打つ人

raf1503sr1

下半身を柔らかく使っての全身しなやかサーブなど。

supinmosita1409c

男子プロのたぶん、95%以上は

スピンサーブベースの打ち方です。

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自分の体形や動かし方で

ピンとくるプレーヤーのまねをすればいいのだと思います。

それとも腕の使い方のみを気にしてサーブ練習をする。

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そのうちに

自分にしっくりくるフォームに落ち着くのではないでしょうか。  テニス

 

 

 

カテゴリー: サービス | 投稿者松原コーチ 18:30 | 1件のコメント

フォア手首を固める角度

『jumper』 さんからの質問です。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  2回に渡っての回答ありがとうございました。
参考にして練習してみます。
もう一つ教えてください。
松原コーチのブログでは、よく手首を固めるというコメントがあります。「固める角度」=「インパクトの角度」という理解かと思いますが、グリップを厚めに握る場合の「角度」とは、関節の許す限り手首を折る(手の甲と前腕が近づくイメージ)ことでしょうか?
速くて重いボールにも負けずに面の向きを保とうと思えば、関節の許す限り限界で手首を固定しておくのが良いように思えますが、そこまで折ってしまうと、逆 に握りが甘くなってしまう感覚もあります。逆に、あまり折らなければしっかりと握れるもののボールの重さによっては耐え切れずに面がブレることにもつなが る気がします。

松原コーチの感覚になるかと思いますが、固定する手首の角度についてアドバイスをお願いします。

jumper より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

「固める角度」=「インパクトの角度」という理解か ?

その通りです。

 

グリップを厚めに握る場合の「角度」とは、関節の許す限り手首を折る(手の甲と前腕が近づくイメージ)ことでしょうか?

1411nisikorifor

グリップの厚いこの人に教えてもらってください。

ネット上でもたくさんの写真や動画があります。

 

インパクトで

「関節の許す限り手首を折って」 いますか?

 

普通に持っているくらいですよね。

手首をいっぱい折ったら、面が打つ方を向かない。

 

厚い人の方がむしろ、何もない。

1411nisifshippari

わからない時はプロを見ましょう

プロがやらないこと

プロでさえできないことは考えない方がいい。

 

先に、机の上で理屈を考えない方がいいです。

それから、なぜ? って、考える。

 

大外れ市内で済みます。    テニス

(面白い変換なのでそのまま ・・・ )

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 20:41 | コメントは受け付けていません。

片手ハイバックハンドは

『うそほんと』 さんからの質問です。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  お世話になっております。片手バックハンドの質問です。高い玉をスピンをかけて打ち込む際の コツを教えてください。サイドスピンを意識するのかとラケットを持ってる方の肩を下げて(傾けて)テイクバックするのかを解説に加えて頂きたいのですが。 グリップはフルウエスタンです。よろしくお願いいたします。

うそほんと より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

スピンというのはトップスピンでしょうね。

バックのフルウェスタングリップというのはよくわかりません。

ウェスタンより厚くしたら、面が向こうを向かないのでは?

 

まあ

グリップによらず、どれでも

基本的打ち方は変わらないので、とりあえず無視です。

 

低い打点のスウィングは凹型に弧を描きますが

高い打点であれば、スウィングは水平に横ぶり気味になりますね。

 

上から見たらこんな感じ

bakku1505

肩を中心に手を円運動させると

ラケット面は図のような円の軌跡を描きます。

インパクト時

手の動く方角が、オレンジ矢印方向。

つまりこっちへ振れということ。

打球方向に比べると

大胆なアウトサイドインです。

fedbk1505sitani

次に

肩や腰を回したり

腕を引っ張ったりして

回転半径を縮めることで加速する。

 

そして

feder1505ransbk

ワイパー気味にラケットヘッドを持っていく。

回転量が多くしたければ

ワイパーでのサイドスピンを強く意識すればいいでしょう。

 

こんなところがハイ片手バックのコツでしょうか。

 

そうそう、もう一つ

テニスジャーナルから昔、発売した

私のDVD、バックハンド編を買うこと

CIMG0368

3000円くらい

他で売ってなければ、うちに在庫があります。

ハイバックも含め

私の美しい見本や解説が収録されています。

 

そうそう

あの、30度をはるかに超える暑い中

えんえんとハイバックを打ち続けての撮影

ついにへたばって

カットの合図なしにやめたのを思い出しました。

 

片手ハイバックって、けっこう疲れますよ。   テニス

 

 

 

カテゴリー: バックハンド | 投稿者松原コーチ 19:16 | 2件のコメント

フォアの構えは相変わらず

先日

松原テニスクラブ印西の女子ダブルス大会で

一番感じたのは

フォアハンドの構え方が

昔から進歩していないこと。

大多数の方たちが

たったこれだけのためにフォアハンドがうまく打てていないこと。

優勝した方だけがちゃんと構えていたのは偶然ではないだろう。

 

テニスコーチになって35年

こればっかり言ってきたような気がするので

改めていうのも気が引けるのだが

こればっかり言ってるのに

これが一番の

しっかり、コーチの評価をいただいている

飯の種、なのも事実。

こうやって打つのだから

djok1504fr

ラケットヘッドを下げ、「打つ形で構えればいい」

kamae1309

なぜか

皆さんのうちの多くが

ラケットヘッドを上げて

ボレーの打ち方にあった構え方をしている。

「私はボレー主体だから」 と考えるのか?

 

これはブライアン兄弟のネットでの構え

マイクがポーチしたところ

ATP Masters Series - Rome

マイクのフォアボレーは手首に

ラケットと前腕に角度がついている。

そう使うのがボレーなので

後、サウスポーのボブも

ラケットヘッドを上げ、手首に角度をつけている。

ボレーに対しては当然こうするべきなのだ。

 

で、どっちが?

どちらの構え方を採用するかではなく

 

ベースラインにいたら

ボレーはしないのだから

ストロークが打ちやすいように

ラケットヘッドを下げて構えればいいし

 

ネットへ出たら

普通はストロークをしない。

ラケットヘッドを立てて

ボレーの形でボールを待てばいいだけなのだ。

 

もしかしたら

皆さんのコーチが

戦前から一貫して、100年間も

「ラケットヘッドを上げて構えましょう」

と言い続けているのかもしれない。

andyfredpely

コーチの皆さんも

そろそろ

ストロークの場合は

「ラケットヘッドを下げて構えるように指導しましょうよ」

 

それと

「少しは生徒さんの構え方に注意を払いましょうね」

 

その二つだけでも

名コーチの称号をもらえますよ。  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 18:15 | コメントは受け付けていません。