印西の女子ダブルス

昨日、5月25日月曜日は

松原テニスクラブ印西のスクール用インドアコートを使用し

試合経験の少ない方対象の女子ダブルス大会だった。

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通気性のいいテント式なので

日には焼けないし

外は猛暑でも、そよ風が心地よい。

 

今月は参加者が少ないうえに

当日のキャンセルも有り、5ペアーのみと、ちょっとさみしい。

そこで

総当たり、4ゲーム先取の予選リーグと

その成績でシードを決めての

決勝トーナメントと

更にその初回戦敗者によるコンソレトーナメント。

全員が4ゲーム先取を4試合

6ゲーム先取の試合を2試合か3試合行った。

まずは予選リーグの熱戦が始まる。

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だんだん動きもよくなり

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初めての大会出場のペアーも、どんどんうまくなっている。

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予選リーグが終わったところで

全員集合の写真

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その後30分ほど、松原コーチのミニレッスン

これは前回にも要望されていたので

久しぶりの実施。

予選リーグのプレーを見ていて気になった

ボレーの実戦的な決め方などを説明し

実際に皆さんにやってもらった。

この後の試合で実際に役立ったとの話もあり

やはり、やってみるものだと思った。

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決勝トーナメントでは

矢口さん、岡部さんが強力ストロークを武器に

ダントツの強さを発揮。

決勝でも、新保さん、真渓さんのペアーに

6-1 で快勝した。

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さて、次回は、6月22日月曜日の開催。

7月以降も日程が発表になっているので

こちらを見てください。

たくさんの皆さんの申し込みをお待ちします。  テニス

 

そうそう

9時30分からの開始だが

早目に来ればウォームアップもできる

(要項には15分前と書いてあるが、実際にはもう少し前でも ・・・)

時々はそこで質問されてアドバイスすることもある。

私も横浜スタートの関係で

たいていは、かなり早くからいる。

どうせなら

早く来て、私ともお近づきになり

ついでにうまくなってほしいと思っている。

ちょっとアドバイスした人がいいプレーをしてくれると

コーチとしてはとても気持ちのいいものなのだ。  テニス

 

 

 

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 19:28 | コメントは受け付けていません。

バックの調子が上がってきた

バックの調子が上がってきた。

片手打ちだが

セカンドサーブのリターンを

ジャックナイフのようにして

ライジング気味に打つようにしてから

バックの調子が上がってきた。

 

大胆に打ちに行くことによって

打点も高くなり

ショートクロスにも狙えるようになってきた。

 

片手バックハンドというものは

上体に対し

打点の前後位置が1点しかない。

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フォアハンドなら

打点が遅れても

肘の動きで少しなら吸収できるし

いざとなれば

ナダル打ちという奥の手もある。

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バックでは

肘が逆にでもならない限り不可能だから

上体の位置で調節するか

とにかく

振り出しが遅れないようにするしかないのだ。

 

ところが

安全にしっかり構えて

確実に捕まえようとすると

ついつい、ボールに食い込まれて

ネットしてしまうミスが付いて回る。

 

それが

積極的に前に捉えに動くと

ぴったんこタイミングが合う。

 

前に動くことで

動きしろが調整しろになり、タイミングを合わすこと

構えが早くなることによるご利益

気持ちの積極性

すべてがいい方向に働くのだろう。

 

もう一つ打ち方で考えられるのは

後退しながら打つこと。

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もちろんこれも有効

だがフォアハンドほどは

パワーの面で優位ではないかもしれない。

 

そうそう

バックの得意な人の脚の形

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ひざが前に出て

脚の付け根に角度がある。

これにより

上体を自在に動かす腰さばきパワーはもちろん

前後の位置の自由度が

少し増えるというご利益もあるのだろう。

 

今日は30年ぶりに

バックハンドのハードヒッターに返り咲こうとしている

松原さんをレポートしてみた。  テニス

 

 

 

カテゴリー: バックハンド | 投稿者松原コーチ 19:06 | コメントは受け付けていません。

腕打ちでどうですか

『jumper』 さんからの質問

以下の答えが抜けていました。

 

カラオケ    ・・・・

速いボールと緩いボールは、打感としては別物として認識すべきですか?仮に別物の場合、速いときと緩いとき、コーチはどんな風に感じてますか?

追伸  ・・・・

jumper より

 

 

 

水瓶座   私の答えです。

私の場合

打ち方が変わるわけではありませんし

打感とか重さはもちろん違いますが

面が変な動きをしなければ関係ないと思います。

一番違うのは

緩いボールは来てくれないこと。

だから自分から前進して

こちらの動きで合わせなくてはなりません。

 

それさえできるなら

私の感じでは

間に合う心配がないだけ

(年取って反応が鈍くなっているので)

緩いボールの方が好きです。

つまり緩いボールが来たら

「しめた」 と感じています。

 

実技としては

最後までしっかり動いて

足が止まるなり

腕で打つ。

 

それでも心配なら

わざとランニングショットにする。

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そう

身体をうまく使ってなんて考えない方がいいです

身体、足腰は位置合わせのためだけ

手打ちでいいです。

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ホントは

小手先はダメですから

手打ちじゃなく

腕打ちでやってみてください。  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 19:45 | 2件のコメント

緩いボールへの対処は

『jumper』 さんからの質問をいただきました

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  いつも拝見させてもらってます。
初中級レベルの、とくに試合でよくある、山なりのゆるいボールについて教えてください。
速いボールには対応できるというか、速いボールの方が打感が気持ちよくコントロールもしやくいです。
緩いボールになると、面との接触時間が短いためか打感もあやふやでコントロールもしづらいです。
速いボールと同じくらいの打感が得られればコントロールできるはずと思い、緩いボールも振りきってみると、大きなアウトや、カスカスのネットです。
面の感覚が不足しているのは承知の上ですが、そもそも、速いボールと緩いボールは、打感としては別物として認識すべきですか?仮に別物の場合、速いときと緩いとき、コーチはどんな風に感じてますか?

追伸
この緩いボールが打てなくて、振りきれなくて、スライスで逃げて、、、という負のスパイラルに陥ってます。試合にすらエントリーするのが嫌になってきてます。打てない自分にも逃げてしまっている自分にも腹が立ちます。

jumper より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

速いボールの方が

ボールが食いつくので

ついでに

重さに備えて手首にも力が入るので

面が安定しやすいのです。

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実はこの面が安定するというのがミソで

相手ボールがゆるくても速くても

面が安定するなら

打球も安定するはずです。

 

古典的な打ち方なら

垂直面をインパクト以前もインパクト以後も

しっかり保つ。

 

現代的な打ち方なら

下向きに引いた面を徐々に垂直にしながら振出し

インパクトでは、垂直面を保つ。

いや、インパクト後も

面や手首も、形を保つくらいでないと

安心して打つわけにはいきません。

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アガシ、世界1のフォア

インパクト後も

手首の形が崩れていないことに注目してください。

この打ち方で行けば

インパクト後、面は少し上向きになっていくはず。

実際、アガシはそうなっています。

 

インパクトで手首を緩め

面を被せていくような打ち方だと

不安定さが常について回ります。

 

とにかく手首を固定し

面使いをていねいにするのが大前提です。  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 17:45 | コメントは受け付けていません。

アマチュアはなめらかな方が

『うそほんと』 さんから質問の追加

以下がそのコメントの全文です。

カラオケ  ご返答ありがとうございました。追加の質問をすみません。なめらかではないトッププロのショット?または誤解しそうなのは誰のどの部分でしょうか?よろしくお願いいたします。

うそほんと より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

今回取り上げたのは

フォアハンドの振り出しで

手首から先の始動を腕よりも遅らせて加速

というメカニズムに限定しています。

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というかそれ以外に急加速部分はないのです。

そこだけが男女で大きく違う部分だということです。

 

まあ

言葉じりでいえば

なめらかでないという表現も合っていないかもしれません。

ナダルやジョコビッチ、フェデラーや錦織

彼らのスウィングがなめらかじゃない

というわけでもないですから。

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でも彼らのような急加速を使うと

面の向きの安定度が

「筋力と、面を感じるセンスのあるなし」

で、大きく変わってくるのです。

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だから女性はもちろん

平均的な日本人男性の筋力で平均的なテニスセンスの人は

女子プロのなめらかさをまねしてほしいと思っているのです。

 

そうそう、質問の主題からそれて行っているかもしれません。

 

手首の返しをしない男子プロ?

ソダーリン以外にいますかね?

 

とりあえず、知りません。

 

松原さんはやりませんが

もしも

あと40年若かったら

たぶんやるでしょうね。  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 15:44 | 1件のコメント

両手バックのスライスは

『レフティスタイル』 さんから質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ  松原コーチ、こんばんは。
女子のお話が出てきたところで、1つ質問をさせていただきたいのですが、
たまに両手バックのスライスを打つ女性がいます。(必要に応じて、クルム伊達もやりますね。)

片手のバックも格好いいんですが、両手のスライスも上手そうに見えていいな~などと思うのですが、(女性の読者もいると思いますし)上手に打つコツ などがあれば、お教えいただきたく、よろしくお願いします。ちなみに私の妻も両手バックですが、スライスは上手くできないようです。

レフティスタイル より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

男子がなぜ片手でスライスを打つかというと

リーチが広く

時間的に余裕がなくても打てるからです。

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トップスピンで打てなければどうしてもスライスになる。

スライスなのに

遅れて打てない

届かないだと、存在価値がかなり低いのです。

 

スウィングそのものに力が足りない女の子の場合は

できないよりはできた方がいいわけだし

それでもトップスピンよりは取れる範囲が広い。

チェンジオブペースやドロップショットもできる。

 

だから存在価値があるのです。

 

打ち方のコツは片手のスライスと同様

腕のスウィングで

なるべく上体を回転させないようにして

凹型の弧を描いて振る。

 

片手ではそれがやりやすいのですが

両手で伸ばすと動きが取れない。

だから片手よりは上体を少しだけ回す。

肘を曲げ

その肘を送るようにして打つといいのです。

そして

大きめのテイクバックに短いフォロー。

 

ここに、ユーチューブに投稿した私の動画

両手バックのノーバウンドスライス

つまりバックボレーがあるので

こちらを見てください

ノーバウンド以外は基本的に同じです

 

ところで

伊達さんは本来、サウスポーですので

あれは両手フォアハンドスライスかもしれませんね。  テニス

 

 

 

カテゴリー: スライス, バックハンド, ボレー | 投稿者松原コーチ 17:29 | 1件のコメント

なめらかなスウィングとは?

『うそほんと』 さんから質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。

 

カラオケ   お世話になっております。なめらかなスイングとは男子のトッププロのフォアで言うとソダーリングの様なスイングの事でしょうか?大きく力強いイメージですが、それとももっと柔らかい感じでしょうか?よろしくお願いいたします。

うそほんと より

 

 

 

水瓶座  私の答えです。

なめらかなスウィングとは?

なめらかなスウィングです。

ソダーリングの様な、大きく力強いイメージでもOKだし

伊達さんのような小さなライジングもアリです。

 

どちらにも共通していること

「なめらかなスウィングです」

そして

なめらか以外のことも言うと

姿勢がよく

ラケット面がしっかりしていること。

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必要最低限以上に、固いことが重要です。

動きは柔らかくても構いませんが

姿勢と面に柔らかさは要りません。

そこが柔らかいとエラーにつながります。

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美人、二人の顔を見てください

どれくらい力が入っているか

伊達さんの写真

わざとセンターを外したのを選びました。

それでもプロの手首は耐える

コートにボールをねじ込まなきゃあ、負けるのです。

 

 

「なめらかさ」 と 「柔らかさ」 を、混同しないことが重要です。 テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 19:10 | 1件のコメント

トミーはテニス塾

鎌ケ谷市くぬぎ山のトミーインドアスクールでは

月例の、「松原コーチのテニス塾」

サーブ練習

これは3時間目のサーブだが

今日は1,2時間目がフォアハンドづくし

皆さん一番の課題、あのフォアハンドなのだ。

 

床の球ころがしから始まって

トップスピン練習機でのフォアハンドトップスピンなど

実は練習機は嘘で

置いてあった椅子の背を斜め45度に使って

転がし上げただけ。

でも意外にわかりやすく

今度ちゃんと制作してみるつもりだ。

 

そうそう

今日は面を感じることを重要視し

薄いグリップでのショートラリーなど

かなり、感じて、感じてというアドバイスが多くなり

バイオメカニクスから脱して、すこしづつ神懸ってきている。

理想とする宗教法人に近づいてきたかもしれない。

 

1時間目の最後は私とのラリー。

2時間目はダブルスを意識し

短いボールをトップスピン振り抜きでネットへ

そのまま私との壮絶な打ち合いに

かなり実践的な練習もできた。

 

3時間目はバックとサーブの妙な組み合わせ

back2点出し

まずは、バックハンドの垂直面を意識することから始め

サーブの打点、脇を開けた構えをしっかりチェック

サーブ構えは

きっちり打ち出す深さの調整ができるようになった。

 

最後は私の心を込めたサーブを

面を固めたバックハンドでリターンし

そのまま、仁義なき打ち合いに入るというドリルで

激しく終了した。

皆さんしっかりリターンできたのは

私の教え方がよかったのか?

私のサーブが弱かったのか?

やや、謎めいた部分はあるが

もちろん教え方、面の固め方がよかったに決まっている。 テニス

 

さて次回は、6月10日水曜日の開催

こちらの要項を見てぜひ参加してほしい。 テニス

 

そうだ、その前に、6月2日火曜日は神奈川県のテニスコーチ研修会

こちらも要項を見てぜひ参加してほしい。 テニス

 

 

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 19:54 | コメントは受け付けていません。

女子のフォアはなめらかに

男女の筋力で一番差のあるのが握力

大人の男性で50kg台

それが

女性だと20kg台か30kg台くらい

2倍くらいの差がある。

 

フォアハンドで比べてみると

男子選手の場合

1505djokftb

から

1505djok

それが

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男子だと手首の返しを使って急加速したり

トップスピンを多くしたりするのだが

握力が弱いため

手首が柔らかい女子選手の場合

面がぐらついてしまい、エラーが多くなる。

だから

女子選手は

急加速を避け、なめらかなスウィングをする人が多い。

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ここまでは男女で比べたが

男子であっても

握力がなかったり

急加速で面を保つことに自信がなかったり

まだ小学生低学年であったりすれば

エラーの理由は女子プロ選手と同様かもしれない。

 

男性で50kg台の握力と書いたが

これは日本男児の普通の人

ナダルやジョコビッチはこれくらいではないだろう。

ましてラオニッチは?

 

50kg台の人はなめらかに振るべき鴨 ・・・・・  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 19:10 | 3件のコメント

ブレーク2回も有りの生き方

サービスゲームを2回以上取られると負ける

という話を書いた。

ふと

そうじゃない人もいたことを思い出した。

 

今年も日本に来ていた、こんな怪人

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アンドレ・アガシだ。

 

彼はコンスタントに

相手サーブゲームを1セットに2回くらい破っていた。

だから

時に自分が2回落としても平然と追い上げて

勝利をものにしていた。

相手サービスゲームが不利なように見えなかった。

 

最近の流行は

サービスキープを繰り返し

チャンスと見ると

セカンドサーブに対し

ベールライン内に入って行って

リターンをライジング気味に取って

一発攻勢をかける。

 

アガシは

相手の1stサーブでもベースライン辺りから

しっかりリターンして

かなり高い確率で

互角かそれ以上の打ち合いに持ち込んでいた。

彼のストローク力なら互角なら充分なのだ。

必ず最後は圧倒する。

 

彼のリターンの特徴は

面がぶれないこと。

フォアでも

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バックでも

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面がぶれない。

 

これはテニス365ネットの技術解説ページ

アガシのリターンの動画と連続写真

インパクト後まで手首の角度を保っていることがわかる。

サーブのボールは重たいので

手首を緩めるとグニャっと面がぶれる

これをしっかり

インパクト後まで保つ意識で

サーブに負けないラケット面を作るのだ。

 

アガシのまねをすることで

リターンを得意ショットにすることができ。

試合に勝ちやすくなるのだ。  テニス

 

 

 

カテゴリー: リターン | 投稿者松原コーチ 14:54 | 1件のコメント