エラーしないはずの人が

エラーしないはずの人が

試合ではエラーでポイントを失う

なぜだろう。

 

先日のブログで

ボールに向かうときかなり早めに構えると書いた。

充分に余裕をもって構えられれば

いい形で打てるはずで

エラーするわけがない。

余裕があれば

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こんなこともできる。

また

ギリギリでも何とかタイミングが間に合い

姿勢も作れれば、ボールをコントロールできる。

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エラーするということはこの前提が狂うこと。

 

相手ボールが速くなったり

遠い所へ打ち込まれて

いい姿勢になりきれないなど

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構えるのが

ほんの少しでも振り出すタイミングより遅れると

いい形でのスウィングができなくなる。

 

そのままでは、当たりが悪かったり

面の向きが違っていたりする。

それを小手先などで調整しながら打たなければならなくなり

どうしても100%安全なショットとはなりえない。

 

これはどのレベルでもあることで

私なら

元気な若者ショットを食らうと

食い込まれて構えが遅れ打点が遅れる。

 

錦織ならその程度はたいてい余裕でこなせるが

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相手がジョコビッチになると

間に合わないことが少しづつ多くなっていく。

 

だからテニスというのは

相手をコースやスピードで崩して

エラーさせたら勝ち。

 

相手の姿勢を崩すスポーツという人もいるし

相手から時間を奪うスポーツという人もいる。

 

だからこそ最初に戻るが

易しいボールに対し

余裕をもって、早目の構えができなくてはいけない。

 

それが

強い相手とやるとギリギリの構えになるし

それでも

もっと強い相手とやると間に合わなくなって破たんするのだ。

 

余裕がある時でギリギリなら

間違いも起きやすいし

破たんするのも早くなる。

 

何度も言うが

「余裕をもって、早目の構え」 なのだ。  テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 年寄りのひとりごと, 技術全般, 試合 | 投稿者松原コーチ 19:06 | コメントは受け付けていません。

早く構えられるか?

先日のトミーインドアでの、「松原コーチのテニス塾」

参加者が少なかったこともあり

みなさんの希望で

ひたすらファオハンドの1日だった。

 

当日印象に残ったのが

毎月のように参加してくれる、お二方のフォア。

 

いつも私のアドバイスを素直に聞いてくれるし

すごくまじめに取り組んでいるので

二人ともすごくきれいなフォームで、いいボールを打つ。

 

ただ、実践的なプレーでどうしてもエラーがでる。

 

前後の動きの練習の中で、私が見本をしていて

気が付いた。

 

「松原さんの構え、身体の向きを作るのはすごく早い」

ということ。

ボールを打つ位置に入っていきながら

相当早く、肩の線の向きを決め

いつも同じ形を作って、ボールに迫っている。

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二人はどうかというと

ちゃんと形になっているのだが

その形ができるのが打ちに行くぎりぎり前。

 

だから

ちょっとした出来事で、「ぎりぎり、構えられなかった」

という事になりかねない。

 

事実を指摘し

やって見せ。

当然のように、やってもらった。  テニス

 

やることは簡単で、すぐにできるようになる。

だが

問題はここから。

それを習慣に、癖にするか、なのだ。

そうとうに強い意志がないと

こんな簡単なことが身につかない。  テニス

 

もう一つたどると、心の問題。

「そうまでしてでも勝ちたいのか?」

という事。

 

松原さんの場合

そうまでしても、勝ちたいし

これを生活の糧にまでして取り組む以上

やってあたりまえ、としか考えていない。

 

アマチュアやテニスコーチの場合

今のままでも十分にうまいし

大抵の人には納得させられる。

特に、そこまでやるか?

という世界なのだが。

プロや本当に勝っている人

エラーなんかするわけがないという人は

当然やっていること。

 

そこまでやって

ぜひ

こちらの世界に入ってきてほしい、と願っている。  テニス

 

さて、次回テニス塾は、5月日水曜日

要項はこちらを見てください。

ぜひ、たくさんの皆さんに

松原さんのテニスを体験してもらいたい。   テニス

 

 

カテゴリー: フォアハンド, 年寄りのひとりごと, 技術全般 | 投稿者松原コーチ 19:33 | コメントは受け付けていません。

印西の月例女ダブ

松原テニスクラブ印西の女子ダブルス大会が本日行われた。

今回の参加は9ペアーと

まだまだ、大入りとはいかないがまずまずの集まり。

9時30分から試合開始だが

その前に練習もできる。

時間になり組み合わせ抽選の後

さっそく、3ペアーずつ分かれ、予選リーグの開始。

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全員2試合ずつこなして

決勝トーナメントのシードが決定。

まずは集合写真と参加賞の配布。

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ここから全員でのトーナメントなので

予選全敗からの逆転優勝もあり

なのだが

各ブロックの1位通過ペアーは全員準決勝に残った。

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熱戦が展開され

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エラーの少ないペアーが勝ち残っていった。

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今回はボレーの上手なペアーが多かった。

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決勝戦では安定したプレーの、横山さん、澤野さんのペアーが

野花さん、深海さんのペアーを、6-1で下して優勝した。

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皆さんお疲れ様でした。

 

さて、次回は、5月25日月曜日の開催

要項はこちら、申し込みは印西校のフロントまで。

オープントーナメントの企画もあるのでぜひこちらもクリック

 

さて

今回も思ったことは何度も出ている人の上達ぶり

やはり、試合は慣れるしかないもの。

いろいろな人と当りいろいろな対応をしながら覚えていく。

次回、たくさんのペアーの参加をお待ちします。  テニス

 

 

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 19:47 | コメントは受け付けていません。

サーブで身体を固めること

印西のクラブでハードコートを通りかかったら

2人のコーチがサーブの指導法を議論し、確認中。

二人の話の核心はスピンの掛け方で

ジュニアを指導するときの

ボールの打点、捉え方、フィニッシュの位置なのだが

私の方は別の面白いことに気が付いた。

 

それはパワー側の話。

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先輩コーチが見本をやると

バシッと、強力なサーブが

次に

後輩コーチがやると

いい形で腕を使っているにもかかわらず

ちょっと迫力のないボールが

 

話が終わったところを見計らい、先輩コーチに注文。

「もう一度、打ってみてよ」

後輩コーチには

「胸から腕の力の入り具合をよく見て」

そしてバシッと、強力サーブの見本。

 

「胸、肩、腕の力具合、見た?」

「はい」

「じゃあ、なりきって、打ってみて」

 

もちろん

バシッとすごいやつがコートに突き刺さった。

 

この形から

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この形

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そして

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力強いフィニッシュまで

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上体から腕の形

「左肩から、右ひじまでの一直線」

は、しっかり固めて

動かさないことに気が付いただろうか?

ここに、しっかり力を入れて固めることが重要なのだ。

 

もちろん、腕自体は内旋、回内で動いている。

 

ところでうちの先輩コーチはラオニッチという人ではない。

 

その先輩コーチ

後で、アイシングしていたのは秘密

いいやつだ。  テニス

 

 

カテゴリー: サービス, 年寄りのひとりごと, 日記 | 投稿者松原コーチ 19:53 | コメントは受け付けていません。

フォアをトップスピンに

先日の大会中に

うちの大学の後輩、O君から聞かれたことです。

 

カラオケ  攻撃力を増すために

フォアハンドをもっとトップスピン気味にするべきか?

という内容でした。

 

 

 

水瓶座  私の考え方です。

フラットで押し出すように打っている人は

テニスの根本を崩してしまうので

お勧めしません。

 

それに対し

もともと少しトップスピン気味に打つO君は

スピン量を増やしてもいいと思います。

ただし

小手先をなるべく使わない

手首を固め

垂直なラケット面でボールを捕え

インパクトの面を常に感じることです。

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面はテイクバックで下向きになり

徐々に起きて行って

垂直面でボールを捕えます。

 

そしてトップスピンをかけたために

下から打つが故の

アウトをなくすためにも

アウトサイドイン

低め位置へのフィニッシュを心がけなくてはなりません。

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その辺をしっかり心がけるなら

片手バックのトップスピンに比べれば

はるかにハードルは低いと思いますが

単にちょっとスピンを増やそうということでは

すでにできているテニスを壊すことにもなりますので

それなりの覚悟で臨むべきでしょう。

特に

トップスピンとは面を被せることだと思っている人は

かなり危ない。

 

とにかく

面は垂直、低めのフィニッシュです。 テニス

 

 

 

カテゴリー: フォアハンド | 投稿者松原コーチ 13:38 | 2件のコメント

6月のコーチ研修会

2015夏季神奈川県テニスコーチ研修会の要項

やっと出来上がった。

日程は6月2日の火曜日

場所は前回同様、相模原インドアテニススクール

2面のシングルスコートをお借りして開催する。

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2面あるから打つ量もいっぱいできる。

写真はすべて前回、2014年12月2日のもの。

 

要項はうちのHPに掲載してあるのでそちらを見てください。

今回はストロークとサーブをメインに行う。

最初の1時間は私のテニス技術論のお話し。

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それをベースに

私のオンコートでの説明

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そして実際にプレーしてもらう

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今回特にフォアハンドとサーブに関しては

ラケットのうんちくも絡め、綿密にやるつもりだ。

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私の追加説明や皆さんへの矯正などもあり

しっかり上達してもらい

知識も増やしてもらって

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笑顔で帰ってもらう予定。

 

プロのコーチが対象のレッスンだが

参加者の半数は一般テニスプレーヤー

スクール中級以上くらいなら充分に資格あり。

私のレッスンを受けるつもりで参加してくれればいい。

またその人たちにどう教えるのか

どこを松原さんは矯正するのか?

コーチたちはそこも見てほしい。

要項はこちら

申し込みはこの申込書と同様な内容を

メールかFAXで送ってくれればOK

申し込み開始は、今。    テニス

 

 

 

カテゴリー: イベント | 投稿者松原コーチ 20:06 | コメントは受け付けていません。

アマチュアの片手バックは

先日の大会中に

B先輩から質問された話です。

 

カラオケ   バックハンドの攻撃力を上げるため

スライス系のバックに加え

トップスピンのバックハンドを覚えるべきかどうか?

という内容です。

 

 

水瓶座   まずは

片手バックハンドというものの

位置づけについて考えてみます。

 

ガスケやワウリンカなど

バックハンドのひときわ光っている選手が思い浮かびます。

そして

フェデラーやアルマグロ

彼らはバックハンド命ではないでしょうが

かなりバックのレベルも高い選手です。

やはり両手打ちの選手と互角以上に打ち合っている。

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ところで

何でバックを片手で打つのかというと

両手で打つよりも勢いがつくから。

または

特にアマチュアの場合は

両手がどうも苦手だからというのもあると思います。

 

さて、技術的な要件でいうと

片手バックハンドトップスピンは

打点がかなり前になりスライスと大きく違う。

片手で振り回すのは急加速ができない

更に、肘の関係で

フォアハンドのように打点を遅らせることができない。

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だから、相当早く決断して

構えに入り

絶妙のタイミングで

大きく振り出さなくてはならない。

 

これは何を意味するのかというと

マスターするのに相当な年季を要するということ。

 

しかも

妥協を許さない絶妙なタイミングが必要。

それなりのセンスと反応速度、筋力も要求される。

 

そのための条件が3つ

毎日、練習する暇が十分にあること。

相当にテニスセンスがあること。

若いこと。

 

まあ、そんなわけで

年配の方で

週末にしかテニスができない方には

お勧めできないのだ。

 

そのうえ

その人がスライスで

それなりのスピードとコントロールが出せる場合

パッシングショットなどで

そのスライスではなく

そのスライスを超えるレベルの

トップスピンを選択する場面がどうにも想像できないのだ。

 

はっきり言って

そのスライスを、実用上

超えるトップスピンをマスターするのは無理だと思う。

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もちろん

今が初心者で、バック全然だめであれば

可能性がないわけではない

比較するスライスももともとないのだし

打点を変える必要もない。

 

どうせ何か一つは覚えなければならないのだから

選択肢の一つとして

片手バックハンドトップスピンもありなのだ。

 

話を戻すが

経験者の場合どうしてもトップスピンが必要なら

両手打ちの方が

フォアハンドと同じような打点で入りやすい。

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構えが少しくらい遅くなっても大丈夫だし

打点の前後も

片手打ちよりも許容度がある。

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リターンなどに限定して使えば面白いだろう。  テニス

 

 

 

 

カテゴリー: バックハンド | 投稿者松原コーチ 14:17 | コメントは受け付けていません。

1年に1回の試合

11日の土曜日

場所は大磯プリンスホテル

1年に1回だけの大会出場を果たした。

国立7大学OB対抗戦

7大学でのリーグ戦だが

日程の都合で各校4対戦づつ、2校とは当たらない。

今回は強豪の名大、京大との対戦がなかった。

 

体育会庭球部のOB戦

先輩から当然のように出動要請が来る。

何十年たっても先輩は先輩、頭が上がらない

だいぶたったので、そろそろ追い越したかと思ったが

向こうも年取っていて

なかなかそうゆうわけにもいかない。

 

参加資格は57歳以上

(たぶん最初に作った先輩が57歳 ・・・ ?)

ダブルス、5ポイントの対抗戦

合計年齢の大きい順に1から5までならぶ

私も最近は出世して、3番手での出場

中堅どころという立場

ついでに、「全試合勝て」 という先輩命令もいただいている立場でもある。

 

結果、まあ何とか

1試合目は1年先輩の安達さんと

後の3試合は2年後輩の大野君と組んで

全勝で終わることができた。

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写真は私の美しいサーブの場面

気楽にバカスカ打っているように思われているが

本番の試合

しかも勝ちが期待されていてそれなりのプレッシャーもある。

終わった後はあちこちが筋肉痛

最初のびしゃぬれボールの重さも影響しているかもしれない。

 

さて、結果は私の全勝の貢献もあり、なんと

北大、11年ぶりの優勝。

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11年前のことはもちろん知らない。

表彰式後の懇親パーティー

その後、茅ケ崎での祝勝会と続き

他大学の同期生や同窓の皆さんと

楽しいひと時を、気持ちよく過ごさせてもらった。

 

さて、テニスの話だが  (ずっとそうだが)

パーティーの会場で、いくつかの質問をいただいた。

うちの後輩からは、フォアハンドをトップスピンにすべきか?

名大の先輩からはバックハンドをトップスピンにするには?

といった質問だ。

 

技術的に解説するのは簡単なのだが

実際、それを採用すべきか?

といったところの話が先

皆さんすでに40年くらいはテニスをやっている大ベテラン

実戦的にどちらが有利になるかを判断すべきだろう

そんな判断も大多数のアマチュアには大切な部分。

 

次回その辺の話もやってみよう。

 

ところで今回の心残り

一度、お手合わせしたかった人。

いや、私が今回、無事やられずに済んだ理由でもあるのだが

東大の5年後輩、神沢君が参加していたのだ。

現役のころはインカレのトップ

最近は試合に再び出ているそうで

前日に、東京オープンの60歳以上シングルスで優勝とのこと

昔風だがフラットの素晴らしいテニス。

私はナンバー3、彼は若いのでナンバー5

残念ながら対戦できなかった。

 

若手と組んで4か5で出れば当たれるかもしれない。

 

来年の楽しみに残しておこう。   テニス

 

 

 

カテゴリー: 年寄りのひとりごと, 日記, 試合 | 投稿者松原コーチ 17:29 | コメントは受け付けていません。

強く打つフォアボレー

ダブルスのボレーは強く打つことが多い。

ダブルスコートは人口密度が高い

一人当たり、反面のコート幅を守ればいいわけだから

置いてくるだけのボレーでウィナーというのは難しい。

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それでも

昔のマッケンローなどは

それほどハードヒットしないでも詰めを良くしたり

角度を取ったりと

強さよりキレで勝負と言うような決め方をしていたと思う。

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とはいいつつも

ダブルスはシングルスに比べれば

しっかりヒットするボレーが必要。

 

そんなわけで

今日はフォアで強く打つボレーのコツを紹介しよう。

 

バックについては引き起こしがそのコツなので

4月1日のブログに書いたばかりなので

そちらを参考にしてほしい。

 

さてフォアの強いボレー

ATP Masters Series - Rome

基本的にスライスボレーの技術

それを強めに振るということ。

ラケットヘッドは引かないで

Nishikori of Japan returns a shot to Ferrer of Spain during their match at the U.S. Open tennis tournament at Flushing Meadows in New York

手首を固定し

腕全体でスウィング

上体の回転はなるべくしない。 (開かない)

インパクト後

面を決めたまま強く止めるようにするといいだろう。

と言ってもこれくらいは行く。

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ブライアン兄弟

特にサウスポーのボブはほとんどフラットボレー

もしかしたらトップスピンも少しかかる

しかしスライスボレーの

回転の少なめの物と思って打つといいだろう。  テニス

 

 

 

 

カテゴリー: ダブルス, ボレー | 投稿者松原コーチ 22:37 | 1件のコメント

ボレーは1発で仕留めるが

『松研』 さんから質問をいただきました。

以下がそのコメントの全文です。

カラオケ  毎回 楽しく拝読させて頂いています。m(__)m
久しぶりに質問させて頂きます。
ボレーについて一発で決めるとあります。私も昔から
繋ぎのボレーの意味が、よく解りませんでした。
繋ぐことより一発の方が重要なのではないかな?
と思っていました。繋いだら逆に得点されます。
コーチも皆揃って繋ぎが大事だと言います。
そこで質問なのですが、
コーチの指導は、うまくかわして 一発で決めるボレーの
練習をした方がいいのか?と強く決めるボレーは何処の動き
が重要なのか?と言うことです。
体重移動、スライス、横向きからドン みたい
によく言われます。強いボレーは、何を気をつければ
うまくいくのか。時間があられる時に
答を お聞かせ願えればと思います。
何度も失礼致72します。m(__)m

松研 より

水瓶座  私の答えです。

近頃のワケエモンは ・・・

と文句をいうわけではないのですが

ちょっと甘いボールを打つと

すぐ、調子に乗ってトップスピンを打ち込んできます。

だから抜かれる前にやっつけるか

最低でもそれに近いボールを打てないと

チャンスは2度とやってこない可能性が高い。

そこを

私と同年代の、もしかしたらもう少し若いコーチにも

理解しておいてほしいところです。

ところで

松研さんの文章でちょっと気になる点が。

それは、1発で決めるボレーが

強く打つボレーと同義語のように感じられる点です。

本来は、別に強く決める必要はなく

できれば

つなぎのボレーを打つような感じで決められれば一番いい。

いやむしろ浅くてもいい分

つなぎボレーよりも簡単に

オープンコートに優しく入れるだけ

アングルに打つだけ

ドロップボレーを置いてくるだけ

という方が望ましいのです。

 takao1504

相手ボールが浮いて来れば

強くたたくのももちろん選択肢の1つとしてアリですが

ローボレーになることもあるし

それでも決めておきたいし。

だいいち

特にシングルスですが

ネットプレーというのは

頑張らなくてもウィナーにできるからこそ、ネットへ出るのです。

シングルスのコートは守る範囲が広いので

ネットへの出方を工夫すれば

頑張らないボレーで

しっかりウィナーを打てるはずです。

プロのテニスをTVでよく観察すれば

ヒントがいっぱい転がっているはずです。

昔も、置いてくるだけの人がいました。

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私も先日来の

トップスピナーのネットプレーのお話し

その3日間で、かなり強調したつもりです。  テニス

追伸  ダブルスのボレーは日を改めて。 テニス

 

 

 

 

カテゴリー: シングルス, ボレー, 試合 | 投稿者松原コーチ 22:11 | 1件のコメント