カテゴリー別アーカイブ: テニス技術

ペースを上げるという選択肢

私の試合でのペース(スピード、パワー等々)は、序盤は、自分にとって平均的なペースで入っています。

そして、リードをするか、拮抗している場合は、そのペースを維持して試合を進めていくようにしています。

逆に、リードされた場合は、ペースを落とし、相手のリズムを崩して、挽回を図るようにしています。

ところが、先日の気軽にダブルスの試合の1つでした。相手は、2人ともややハードヒッターのミックスペアで、序盤、1-3とリードされてしまいました。

ここで、通常は、ペースを落として、ハードヒッターであれば、遅いボールでミスを誘うのですが。

2つのことが頭をよぎりました。

1つは、ペースを落とした遅いボールに、この相手ペアは、ハードヒットで打ち切ってくるのではないかです。(根拠はありません。一種の感です。)

もう1つは、この気軽にダブルスの独特な試合方式です。15分という時間マッチです。

1-3ということは、もう少しで試合終了、遅いボールでつないでいては、タイムアップで負けになることです。(私のペアの女性にも、時間との勝負と声をかけました。)

以上、2つのことから、逆に、ペースを上げ、私としては、ややハードヒットで、打ちに行きました。

結果、相手のミスが早まったりして、ついに3-3に追いつき、貴重な引き分けに持ちこむことが出来ました。

相手ペアも私がペースを上げたのが分かったようで、試合後、ペースを上げてきましたね、と言われました。

今までの、平均ペース、ペースを落とす、の2つに加え、ペースを上げるという選択肢が取れて、今後も使っていきたいなと思った次第です。

出来るかな?そう上手くいかないかもしれませんが、手の内を増やす努力をしていきます。

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 22:06 | コメントは受け付けていません。

全メニュー紹介

8月18日に行いました、両手両足に華テニス(別名、和製チャンコーチレッスン)のメニュー、先日のブログでは、考えていた一部のみでしたが、今回は実際に行った全メニューの紹介です。

実は、直前に、非常に嫌な天候となりました。開始が14時30分なので、45分前に自宅を出発したところ、14時頃、大雨に合い、これは前回と全く同じ展開で、中止かと思いましたが、車を走らせていると、雨の地域から抜けて、コート付近は、降られませんでした。(良かった!)

で、肝心のメニューですが、数が多いので、簡潔に記載します。
まず、前半の2時間が練習(インプット)で、うち、基本練習として、「意図を持って打つ」と「ミスを減らす」を主な目的としました。

1.ミニラリー(ストローク編)
片方の人は、フォア、バックと交互に打ち分ける。

2.ミニラリー(ボレー編)
ボレーでも片方の人は、フォア、バックと交互に打ち分ける。
(やや難度が上がります)

3.100球ラリーならぬ、20球ラリー
クロスのロングラリーで、片方の方が、20球以上ミスせず、ボールを打つ。
(ほぼ全員出来たかな?続ける、こちらも大変でしたが)

4.サーブリターン
サーブは2球のみ。試合では3球サーブは打たないので(レットは除き)
セカンドサーブを2回打つ。2球ネットしたら、すぐ交代。

次に、応用練習として、

5.2球で考える
球出しから、1球目は深く(ベースライン近く)打ち、2球目はドロップショット(サービスラインの内側)へ打つ。
女性は前後の動きが鈍い傾向にあり、前後に揺さぶる練習。

6.3球で考える
ネットプレーで、1球目は、サービスラインのやや内側でファーストボレーをし、そのままネット近くへ詰め通常ボレー、3球目は、ロブを上げるので、スマッシュかハイボレーで処理。
最初は絶好の位置で、ネットプレーは出来ない想定での練習。

7.動かされても返球
コートのサイドラインに立ち、近くのサイドライン→センターマーク→遠くのサイドラインと連続して3球球出しをし、打つ。
だんだんと、取りにくい位置へボールを出し、動かされても、追い込まれても、返球する練習。

その後は、アウトプットとしてのゲーム練習ですが、勝敗がからむと、そちらに気が行くので、練習で行ったことを試すこととし、4ゲームマッチ(4名がサーブゲームしたら終了)を6試合行いました。

コーチ役を務めて、言いずらいですが、ゲーム練習では、その前の練習の成果か、女性陣、いつもより、レベルが上がっていました。

私も、勝ちよりも、教えた内容をゲームで使うことに集中しましたが、女性陣に結構、やり返されてしまいました。
(次は、勝ちに拘ったら、負けないぞ!負け惜しみです。)

後半は、日も差してきて、天候にもやや恵まれましたが、麗しき女性陣の皆さんにも、たぶん満足していただけたかなと思う、和製チャンコーチレッスンでした。

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 07:22 | コメントは受け付けていません。

両手両足に華テニスの一部メニュー

8月18日(金)は、年に一度の両手両足華テニス(おこがましいですが、和製チャンコーチレッスンの別名)を予定しています。

これは、サークルおよびそのお友達メンバー(全員、女性)に、私がコーチ役をかって、テニスをするというものです。

人に教えること自体は好きなのですが、初心者は別にして、もう何年もテニスをして、その人に合った、自分のスタイルが出来上がっている人には、普段、アドバイス、コーチはしていません。
(聞かれて、私自身のテニスではという答えはしますが)

スクールのように毎週定期的に見れるなら別ですが、そうでない場合は、個別の技術に口を出すことに怖さも感じています。

フォームや、特にグリップをいじると、その人のスタイルを壊し、打てなくなったり、故障させることもあると思っているからです。

では、年に一度、何を教えるのかというと、個別の技術は教えません。その人が自分のテニスを上達させるには、どうしたらいいかを考えるヒントを教えます。

試験勉強では、受け身で聞いているよりも、自分で主体的に取り組むと身に付きますが、テニスも同じで、どうすれば上達するかを考えながら、インプット(練習)とアウトプット(ゲーム)を繰り返します。

一部具体的なメニューを紹介すると(事前に見てくれている方もいるので)

1.意図を持って、ボールを打つ。

最初のミニラリーでは、ネットの片側は普通に打ちます。(たぶん、漫然と打つでしょう)

そして、反対側は、相手のフォア、バックへ交互に打ちます。自分のフォア、バック、正面どこにくるか分かりませんが、必ず、交互に意図を持って、打ち分けます。

両サイドを行うと、この違いが分かると思います。

2.100球ラリー

GSSパンサーテニスクラブ時代に行っていたメニューです。

試合のほとんどのポイントは、ミスで決まりますので、それを減らすメニューです。

クロスのロングラリーを行いますが、注意点は、ネットの上50センチから1メートル位の高さを狙い(ネットぎりぎりは、要らない)、多少のオーバーはOKとし、ストロークをつなげるというものです。

まあ、学生ではないので、100球は無理としても、5分の1の20球は続けるというものです。

片側には、私が入り、前回は全員が最低20球はつなげられ、最高は、40球近くまでの方がいました。

フルパワーを100%とした場合、どの位(70%なのか60%なのか)で打てば、ミスなく打てるかを意識し、身に付けます。

その他、前回と全く同じでは、芸がないので、上記の趣旨に合ったメニューを寝ながら、考えていきます。

*ただ、一番の問題は、天気かな。前回は、コートへ向かうと同時に雨が降り、中止となりましたので。2回連続の雨天中止は、勘弁してほしいな!

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 07:30 | コメントは受け付けていません。

1.5サーブ!

強豪ペアに対応するため、従来のダブリをしない、入れること最優先のセカンドサーブではなく、ファーストとセカンドの中間くらいの、そこそこ威力のある1.5サーブに挑戦を始めました。

当然、ダブリのリスクは増えると思いながら、まず、7月29日(土)のサークルで挑戦。

相手およびペアを代え(いわゆる乱数表で)、全部で、4ゲーム先取(ノーアド)を、5~6試合行いました。

最初の試合の最初のサーブゲームでは、2本のダブリを行いましたが、この日の全試合でのダブリはこの後1本で、計3本という結果。普段は、この4時間のサークルでは、1~2本のダブリなので、少々増えたというレベルでした。

威力は、自分が受けていない(当たり前ですが、自分のサーブはリターンできない)ので、なんとも言えませんが、セカンドサーブでも振り切っていき、全試合、勝利となりました。

特に、最後の試合は、1-3劣勢の私のサーブゲーム。ここで、サーブではなく、ボレーとスマッシュミスを犯し、15-40と3本のマッチポイント(ノーアドなので)を握られてしまいました。

つまり、ダブリが1本あれば、ゲームセットで、敗戦で、この日のテニスが終わるという局面です。

普段なら、絶対入れるセカンドを打つ場面ですが、ここはペースを代えず、1.5サーブで押し、結果、3ポイント連取して、サーブキープし、2-3。さらに、その勢いのまま2ゲーム連取し、4-3で逆転勝ちし、終了5分前(コート整備もあり)に無事、いい形で、この日のテニスを終えることができました。

で、良かったと思い、翌30日(日)のスクールです。

レッスンなので、最後のゲーム練習(15-15からスタート)で、かつ自分がサーブを打つところしか、チャンスはありません。

ところが、15-15からとサーブを打てる回数が少ない、そして、レッスンなので、ダブリをすると、相手のリターン練習、ペアの前衛のポーチ練習にもならない、などなどと余計な事(?)を考えてしまい、ダブリをしない、1.5サーブでない、従来のセカンドサーブを打ってしまいました。

結果、ダブリはなく、ゲームは取れましたが、何かスッキリしません。

ゲーム以外の邪念(?)を考えてしまい、メンタル面で、1.5サーブを打てませんでした。

反省して、どんな局面でも、打てるようにしないと、公式戦のプレッシャーのなかで、1.5サーブは打てなくなってしまいそうです。

反省!反省!

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 06:58 | コメントは受け付けていません。

すみません!ダブリます!

最近は、シングルスの試合は、ほとんど出てなく、ダブルス中心ですが、あらためて自分のダブルスのテニスを、客観的に、かつ試合を俯瞰するように見てみました。

その結果、スクール杯の代表になるレベルの人(以下、このブログでは「強豪」と記載します)と私の違いは何かというところを、目を閉じないで、分析すると、

(自分で言うのは気が引けますが)ストローク、ネットプレー、リターンは遜色がないと思います。

特に、スライスのバックストロークとボレーは、互角以上ではないかと思います。

一番の違い(私が劣るところ)は、サーブ、特にセカンドサーブです。

私のサーブは、確率重視で、特に、セカンドは、まず入れることを第一にしていて、その後は、ストロークやネットプレーで勝負するスタイルですが、

強豪と対戦すると、これが通用しません。

シングルスでは、まだいいのですが、ダブルスで、強いサーブ(特にセカンド)がないと、かなり不利に感じます。

サーバー側は、エースは取れなくとも、前衛がいるので、サーブで押し込めれば、前衛がネットでポイント出来ますが、入れるだけのセカンドの場合、逆に強烈なリターンを前衛にぶつけられることもあります。

サーブの威力を、ファーストの1~セカンドの2まで、仮に、1.0(一番強いレベル)、1.1、1.2~1.8、1.9、2.0(一番弱いレベル)と分類したとします。

私のサーブは、ファーストが1.2、セカンドが2.0というレベルに対し、

強豪は、ファーストが1.0で、セカンドが1.2(私のファースト)という、ファーストとセカンドで、それほど変わらないレベルと感じています。

この差を埋めないと、いつまでも、惜しい敗戦、善戦から抜け出せないと思うので、少々荒療治を行います。

それは、ダブルファーストではなく(これは、ダブルフォールト連発しそうで自滅のリスクあり過ぎ)、セカンドを2.0から1.5に上げます。

セカンドサーブというより、1.5サーブと。これで、何とか、強豪に、好きに打たせないセカンドサーブを目指すと。

ファーストが1.2サーブ、セカンドが1.5サーブです。

ただし、この1.5サーブを自分のものにするまでは、当然、フォールトする確率、つまり、ダブルフォールトをする確率は高まります。

シングルスでは、自分の責任で自分に跳ね返るだけですが、ダブルスでは、ペアの方に迷惑をかけることにもなりますが、

さらなるレベルアップを図るためには、ぜひ、チャレンジしたく、次の土曜日サークルから、試したいと思います。

すみません、ダブルフォールトします(ダブリます)が、皆さん、悪しからず、ご容赦を!

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 19:56 | 2件のコメント

お勧め!

以前紹介した、私のテニスの愛読書「ウィニングアグリー」は、心構え、メンタル等々を中心に勝つにはどうしたらいいかという本でした。

また著者は、世界トップ10経験者で、錦織のコーチも務めた人です。

それとは、別にもう一冊、愛読書があります。

「配球とコンビネーションで勝つテニスダブルス」です。

20170510

書かれていることは、ハットすることがあり、いくつか抜粋すると

・いくらいいショットを持っていても、その使い方が悪ければ勝てない。

・1人ひとりがよく動いても、2人が連携して動いていなければ勝てない。

・自分が打ちたいコースではなく、打っておいたほうがいいコースに打つ。

・1本の強烈なショットを磨くより、2球1セットの配球パターンを磨いた方が勝てる。

さらに著者は、トーメントプロではなく、いわゆる草テニス王で、仕事(薬局)をしながらテニス大会に出て、200以上のタイトルを持っているという、私達の延長線上の頂点みたいな方です。

その関係で、普通のテニスの本に出てこない内容として、以下のようなものがあります。

・ノーアドの戦い方(サービスゲーム編、レシーブゲーム編)

・ミックスダブルス戦術

さらに、1,500円位の本ですが、DVDがついていて、本で紹介されているコンビネーションを動画で確認することができます。

その動画でプレイしているのも、おそらく、スクールコーチと思われ、見ていて、これなら出来そうだと思えます。(ブライアン兄弟のダブルスは、見ていて面白いですが、レベルが違い過ぎて真似できませんが、そういうレベルではないので)

コンビネーションで使うショットの打ち方も記載されていて、ダブルスに強くなるには、お勧めです。

私も、何回か読み直し、実践で使えるようにと、努力していますが、頭で理解して、さらに練習で出来、そして試合で使い、結果勝てるようになるのは、なかなか難しいです。

今後、さらに、平日は通勤電車で読み、土日で実践し、勝率アップを目指します!

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 19:45 | 1件のコメント

対女子D対策!

最近は、男子Dだけでなく、ミックスDや、変則の女性3名のなかに入ったり(相手女子ペア、こちらミックスペア)していますが、

そうした女性相手のゲーム(女性の特徴を踏まえて)で気をつけていることがあります。

1. 横の動きに比べ、前後の動きが鈍いので、そこを突く。

もともとダブルスですから、横といっても半面で(2人で守るので)、振り回すつもりでも、難なく、返球されてしまいます。
前後は、シングルスでもダブルスでも広さは一緒で、前後の揺さぶりが効きます。

ベースラインにいる相手に深いボールを返し続けるという戦法もありますが、同じところでは慣れられ、
さらに、ライン際のボールは、特に女性の試合ではアウト判定になることが多い(これは余計でした!)。

そこで、2球ワンセットの考えで、深いボールを打ったあと(相手は次も深いボールに備える意識が出る)、意図的に短いボールを打つと、相手は追いつかないか、チャンスボールが返ってくることが多いと感じています。

*短いボールに対し、女性(一般的傾向)は、ドタバタと走ってきて、そのまま打ったり、追いついても、コースを間違え、ミスやチャンスボールを与えてしまうことが多いと思います。
なお、私は短いボール処理が得意な方で、予想して、打たれたら、追いつき、相手の逆をつくようにしています。

2. ロブの前に、ワンクッション入れる。

女性のスマッシュは男性ほど破壊的ではないですが、それでも、安易にロブを上げると、失点につながります。

ネットで構えている相手に、素直にロブを上げると簡単に打たれてしまうので、
ここも2球ワンセットの考えで、ますは、1球ボレーをさせます。

ただ、イージーなショットでは、ボレーで決められるので、緩くてもいいので、ネットより下でボレーさせます。

そうすると、相手は、前傾姿勢になり、さらにネットへ詰める傾向がありますから、そこで、ロブを上げると、簡単に抜けるか、ミスショットを誘えます。

これが出来れば、女性の並行陣は、恐れることはありません!

ほかにも、男性Dと共通な事項では、センターセオリー、相手バック側へ等等ありますが、特に、私が心がけている、対女性D用対策が、上記1と2です。

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 19:23 | 1件のコメント

フォーメーションの難しさ?

つい先日、テニス仲間から、地面に木の棒で、図示しながら、聞かれた、フォーメーションの問題です。
(スマホでは見にくいので、以下、私があらためて手書した2点の絵(写真)は、パソコンでご覧下さい)

2017070201

設定は、並行陣(実際はミニ雁行陣になりますが)で、Aが質問者です。

AがCの打ったボールをポーチして、Dへボレーした時、Aはポーチした①の時点に留まるか、②の位置に戻るかです。

その日の私の回答は、Aのボレーがほぼ決まるのであれば、①の位置に留まる(この場合、防御に弱い逆ミニ雁行陣になりますが、仮にDが返球しても、浮いたボールになるので、決められる)。

Aのボレーがそれほどでもなければ、②の位置に戻り、Dの返球に備える。ただし、この場合、AとBが横に並行に並ぶので、相手のボールに近い、Bが少しネットへ詰め(③の位置へ)、ミニ雁行陣の体形をとる、です。

ただ、どちらも、今一メリット、デメリットがあり、ダブルスの戦術、フォーメーションの愛読書で調べてみました。

(以前、このブログで紹介した「ウイニング・アグリー、読めばテニスが強くなる」は、どちらかというと、シングルス用ですが、もう1冊、ダブルス専用の愛読書があります。この本の紹介は、後日!)

その本では、ポーチという前提で、AとBはサイドチェンジするというものです。

2017070202

Aは、ポーチした後、①に留まるのではなく、②の位置に行き、Bが逆サイドの③の位置へ動くと。

こうすれば、ボールが行ったDの前にAがいき、浮いた返球は叩けますし、Bが③に動くことにより、ミニ雁行陣の体形を取れることになります。
(主に、Bがサーバーでの想定ですが)

こうすると、スムーズにいける気がします。

いずれにしろ、3パターンがあり、その場で、どう動くかは、事前にパートナーと打ち合わせておかないと、最悪の4番目のパターン(AとBが縦一直線に並び、半面、ガラ空きになる)だけは避けなければなりません。

ダブルスのフォーメーションは難しいですが、その分、ボールを打つ技術以外の要素が勝敗に関わってくるので、面白くもあります。
(これからも研鑚です!)

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 18:43 | 1件のコメント

こういうテニスがしたい!

錦織対マレーの全仏準準決勝を見ていて、マレーのテニスに改めて興味が沸きました。それは、

全仏のベスト8に残ったメンバーのうち、これが武器だというショット(一発でポイントを取れるショット)を持っている選手がいます、例えば
・チリッチは、サービスエースを何本も取れるサービス(いわゆるビックサーバー)

・ナダルは、強烈なトップスピンのフォアハンド

・ワウリンカは、強烈なフラットのシングルバックハンド
です。

そうしたなかで、マレーは、特段抜きん出た個別のショットはありませんが(まあ、全てのショットが非常に高いレベル)、攻守のバランスが良く、一発でポイントを取るというよりも、相手が先にミスをしたりして、結果、ゲームを取っていきます。

まあ、ジョコや錦織も、どちらかというと、マレーに近いテニスですが、今はマレーの攻守のバランスが凄くいいように見えます。

ビックサーバーは、サーブの調子が悪いと、そのまま負けることが多いですが、こういう攻守のバランスがいいと、調子が悪いときでも、勝ち抜いていきます。

そして、負ける方は、一発で圧倒される訳ではないのに、なぜかゲームを取られていて、いつの間にか、負けていると。

レベルはもの凄く違いますが、出来れば、こういうテニスを目指します。相手に、なんとなく、なぜか、ゲームを取られてしまうと思わせるテニスです。

けっして、「かめはめ波(レオ流)」に矛盾するわけではなく、一発ではなく、2球セットで、そういう状況に相手を追い込んでいくと。

言うは安く、行うは難くですが、チャレンジしていきます。

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 19:49 | コメントは受け付けていません。

「かめはめ波」完成?

「かめはめ波」は、どうも一発で、相手を仕留めるイメージがありますが、
ドラゴンボールでは、それだけで相手を仕留めるのではなく、最後のとどめを刺すときに使われています。

テニスでは、錦織の「エアーK」も、劣勢からの一発逆転ではなく、それまでのストロークで相手を追い詰めて、甘くなったボールを、「エアーK」でポイントを取ると。

で、私のテニスを振り返ると、ノータッチや相手のラケットを弾くボールを打つスタイルではないので、一発勝負はしない。

では、何をするか?実は、「かめはめ波」に取り組むとこのブログで記載してから、同じことを2つの方法で知りました。

1つは、スクールのコーチですが、レギュラークラスではなく、たまに振り替えで入る土曜ナイターのコーチで、前回のミックスダブルスの試合で、敗戦ながら、結構、褒めてくれたコーチで、その方が後日、話してくれたことです。

そして、もう1つは、そのミックスダブルス後に、購入して読んでいるテニスの本に書かれていたことです。
(ダブルスに特化した本で、本の紹介は、後日に)

それは何かと言いますと、「2球セットで考える」、「2球でポイントを取る」です。

一発では勝負しないで、1球目で優位にたち、甘くなったボールを2球目で決めるという、私のテニスのスタイルにマッチしています。

その後、いろいろと試みています。

短いボールを打って、相手を前に出してから、その頭上をロブで抜く。
センターにボールを打ち、相手2人をセンターに寄せてから、サイドへ打つ。
1球目をボレーヤーにぶつけて、2球目は来ないだろうと思わせておいて、もう一度、ボレーヤーにぶつける。
深いストロークを打ち、後ろに下げておいて、ドロップショットを打つ。
フラットの後にスライスでタイミングを外し、ミスを誘う。

などなどで、要は、「かめはめ波2球バージョン!」

あとは、バリエーションを増やして、頑張ります。

あっ?でも、手の内を書きすぎたかな?

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カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 07:51 | 2件のコメント