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サーブ アンド スティ?

先日行われた、エキビジョンマッチのレーバーカップ、そのなかで、最強ダブルスという動画があり、思わず、見入ってしまいました。

なんと、フェデラー・ナダルがペアを組んでいるのです。世界1位と2位ですから、まあ最強ですね。

相手もクエリーとソックのペアで、ランキングは、15位、21位とこちらもトップクラスのペアです。

(ユーチューブで見れますので、ぜひ、見て見てください)

で、驚いたのは、この4人のうち、必ず、サーブ後にネットへ詰め、ボレーをしているのは、フェデラーだけなのです。

フェデラーはシングルスでもたまにサーブダッシュしますから、当然ですね。

ナダルは、ネットプレーよりも、あのヘビースピンのストロークで相手のネットプレーを粉砕しています。

相手ペアのクエリー、ソックは、サーブもネットプレイも上手いのに、サーブダッシュしません。

といって、雁行陣で戦うわけではなく、リターンの次のボール位では、ネットへ詰め、並行陣にしています。

なぜなんだろう?世界トッププロがサーブダッシュしないのは?

考えられるのは、リターンが良すぎて、サーブダッシュのリスクが高いからか?

遠くの目標を狙うよりも、近い目標を狙う方が、コントロールも威力も増すとも言われています。例えば、ベースライン上の目標よりも、ネットの少し上を狙って打つといいなど。

レベルはかなり違いますが、破壊的なサーブでない限り、私も相手がサーブダッシュしてきた方が良いリターンを返せています。

近くに狙う目標(ダッシュしてきたサーバ)がいるので、そこをめがけて狙います。

特に、女性がサーブダッシュしてきたときは、サーブに押されることも少なく、足元へスライスで沈めると、かなりの確率で、ボレーミスしてくれます。

でもでも、なんで、世界のトップが4名中3名もサーブダッシュしないのだろう?と気になりました。

カテゴリー: テニス技術 | 投稿者レオ 22:33 | コメントは受け付けていません。