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ナダルの最終戦への印象

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先週まで行われていた男子ツアー最終戦では、世界のトップ8の選手の戦いから熱戦が予想されたけど、それに反するようなあっさりした試合ばかりだったんだけど、その大会を虫垂炎の手術から欠場したラファエル・ナダルもそう感じた1人だったらしいの。

予選ラウンドロビンの試合のほとんどが1時間ちょっとで終わってしまうあっさりした試合で、大会期間中に行われた試合で最も接戦だったのが準決勝のロジャー・フェデラーとスタン・ワウリンカの試合。

3時間近くにも及んだその試合は、4度のマッチポイントをワウリンカに握られながらも逆転勝利を飾ったフェデラーだったけど、その試合中に痛めた腰の怪我のために、翌日ノヴァーク・ジョコビッチと対戦する予定だった決勝戦を試合直前に棄権を申し入れると言う、その大会始まって以来となる決勝戦が不戦勝でジョコビッチの優勝が決まる事態にも陥っていたのよね。

「今年のツアー・ファイナルズは本当に不思議だった。恐らくこれまでに見た中でも、最も不思議だったものだと思う。通常、世界のトップ8が集まって試合をしたら、接戦になったり感動的な試合になるもの。今年の最終戦は、ロジャーとスタンの試合以外は、それには程遠いものだった。ちょっと不思議だと思うよ。」

「その中でも観客や大会、ファンの方々、テニス界、そして誰よりもロジャーに取って災難だった事は、決勝戦が行われなかったと言うことさ。」ってナダルは最終戦への印象を語ってました。

今は順調に手術からも回復しているようで、その期間を利用して痛めていた腰や膝のケアーもするって言っていたナダル。このまま行けば、2015年の年明けすぐにアラブ首長国連邦のアブダビで毎年開催されているエキシビションからシーズンをスタートさせる予定みたいね。

今季の錦織圭選手は、万全な状態だったらほとんどの選手に勝てる自信が付いたと思うけど、まだナダルには勝ち星を飾れていないのよね。

今年5月のスペインはマドリッドのマスターズ1000大会の決勝戦では、クレー・キングの称号を持つナダルを序盤から圧倒。でも、そこまでの勝ち上がりで痛めた腰が途中から悪化しちゃって、ファイナルセットの途中で棄権を申し入れて敗退しちゃったのね。

でもナダルのコーチで伯父のトニー・ナダル氏は、「今日の勝者は錦織だった。」と試合後に言わしめるプレーを見せていたのよね。

来年は是非両者万全な状態で対戦して、ナダルから初勝利を飾って、世界ランク1位を目指して欲しいわね!

カテゴリー: 未分類 | 投稿者ピンキー 19:07 | コメントをどうぞ
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